
言葉がよくわかりませんでした。デンマーク語でした。デンマーク映画は初めて見ました。
ヨーロッパ人は英語もよく話し、映画では英語もたくさん。英国発音が耳に心地よかったです。
ストーリーは単純でリアリティはありません。ラブストーリーですから。
主人公のイーダは乳癌の手術を終えましたが、再発を恐れています。
彼女が病院から自宅に戻ると、なんと彼女の夫は自宅で新しい彼女とセックス中、あり得ない話です。
イーダは、とびきりの美人ではないけれど、揺れながらも芯を持った北欧の女性の強さを持っていて、
とても魅力的です。
相手は、かつてボンドを演じたアイルランド生まれのピアース・ブロズナンが演じるフィリップ、
彼は、イタリアに城のような家と農場を持つ金持ちですが、妻を失い、今は仕事人間。
彼らの息子と娘が恋人同士でイタリアのソレント(アマルフィの入り口)で結婚式を挙げることになります……。
イーダの夫は、浮気中の彼女を結婚式に呼んで「婚約者だ」と皆に紹介したり、
新婦は、自分はゲイのようだからと結婚式当日に結婚を破棄、とかなり変なストーリーですが、なぜか心温まりました。
おそらくイーダの潔さと強さと優しさの魅力せいでしょう。 【12月26日鑑賞】
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ウッデイ・アレンの映画は、見ているときは結構笑えるのだが、見終わるとストーリーを定かには思い出せない「不思議さ」があります。
特に今回は、オムニバスなのですが、それぞれのストーリーがほとんど映画のような作り話で、
見終わってその詳細をほとんど覚えていません。
各話の共通は、ローマでの地理を聞くことと、まさに「塞翁が馬」、悪いことも良くなり、また悪くなる日常。
ローマの有名観光地も少し紹介されます。 映画は良いできとは全く言えません。
アレンの毒舌も色あせて来た感じです。 【12月26日鑑賞】
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題名のSkylabは、昔のアメリカのアポロ計画で使われた宇宙ステーションでそれが落下するというエピソードのことです。
併映の「最後のマイ・ウェイ」(フランク・シナトラの歌を作ったフランス人クロード・フランソワの半生の伝記)は見ませんでした。 【12月30日鑑賞】