職場の冷凍室に閉じ込められた女性、すっかり「氷」の虜になってしまう。
冷蔵庫のフリーザーを覗いては、溜息を。
ついに彼女は、夫と子供を捨てて、氷の国に旅立つ。
この主人公の女性、美人でないのがとってもいい。
おっぱいやパンツや下腹部が丸見えになるが隠さないのも自然で良い。
台詞はごくわずか、しかも字幕を見なくてもお話のストーリーはわかる。
どたばたギャクではないのが新鮮だ。全編コメディなのだが観客席からはクスリとも漏れない。
あたかも深い哲学的寓意を探っているようで気持ち悪かった。
もう少しテンポが速い方が良い。
また、次のギャクがわかってしまうのは若干興ざめ。
例えば、ヨットの上で碇で夫を殴ろうとするシーン、綱でつながれていて当たらないだろうと予想できてしまう、など。
『R18+』とタイトル脇にあるが意味がおわかりですか?
18歳未満は見ることが出来ないと言うことらしいのですが、過剰なセックスシーンがあるわけではありません。
朝起床した夫が着替える時パンツを脱ぐのだが、その時ペニスが映ります、
また彼女が水着に着替える時パンツを脱ぐのだが、その時陰毛が見えます、おそらくこの二つのシーンでそうなったのでしょう。
私には、このシーンが絶対に必要とも思えませんが、あったとしても『R+18』に指定する必要は全くないです。
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サスペンスアクション。
主人公の女性はハッカーで調査員だが、シュワちゃん並の超人的肉体パワーも持つ。
生き埋めされた彼女、墓から生還してしまうんだもの。
彼女を追い詰めていく男は、シュワちゃんの2倍ほどのパワーを持つのだが、遺伝的に痛みを感じない体質、には笑える。
かつての東欧の闇の部分、人身売買や売春などは彼女の生い立ちと結びついているのだが、それはあくまでもプロット。
社会派云々は関係ありません。
セックス描写は抑えが効いていていい。
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「ミレニアム2」は『R15+』です。私にはこちらの映画の方が「アイスバーグ」はるかに刺激的・暴力的なのです。
陰毛・ペニスが見えると18+、暴力シーンがあると15+、と言うことなのでしょうか。
アイスバーグなどは小学生が見たって良いし、楽しめると思うんだけど。 【1/12】