風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

スペインの旅、アルカラ・デ・エナーレス

2011年06月03日 | 海外旅行
6月3日・金 
マドリード予備日で、ちょっとマイナー気味だがアルカラ・デ・エナーレスという町を訪れた。
ここへは、電車の切符も予約も必要ないローカル線なので、とても気分は楽だ。
マドリッドの鉄道"renfe"は、日本の新幹線のような特急路線と近郊ローカルがあり、
特急路線は、改札の時、空港と同じようなセキュリティ検査があり、有人の改札口で入念な切符の改札を受ける。
一方、ローカル路線はすべて自動改札で、しかも料金がほとんどメトロ並み、アルカラ・デ・エナーレスまで、2.65ユーロであった。
10:30にアトーチャ駅を発ち、アルカラ・デ・エナーレスに着いたのは、35分後であった。
この町は、ドンキホーテの作者セルバンテスが生まれた町であるとともに、
1499年に設立された大学・アルカラ大学の町とも言われ、
他の観光地や大都市と違い、観光客も少なく、通りを歩く人もゆっくり、静かで、
とても落ち着いて、穏やかな感じがした。
通りの案内板を頼りに、町の中心地・セルバンテス広場のインフォを目指した。
インフォの女性は、トレドのインフォ職員と同様とてもてきぱきとわかりやすい説明だった。
セルバンテス広場


セルバンティス生家(左)[中に入れるのわからず、後に再訪]、その隣の彼の父親が勤めていたアンテサナ病院(右)



コウノトリの街と言えるようで、見上げるとあちこちにコウノトリが巣を作っていた。
 

BARに入って、辞書片手にカフェオレを注文したのだが、店員もゆっくり聞いてくれた。
日本のラーメン店で、客がナプキンをカウンターに放置したのはマナー違反だと老人が怒って、新聞に投書し、論争していたが、
スペインのBARなどでは、ナプキンを足下に捨てて行くのもマナーらしい。

「どうだ、これだけ多くの客が来ているんだぞ、ってことらしい」 
さてさて、文化は色々であるようだ。
ソウルの大衆食堂でも同様であった。
そこでは、トイレットペーパーがロールのまま置いてあり、客はナプキンとして使用し、床に捨てる。
それは決してマナー違反ではない。
日本のラーメン店でナプキンを捨てた女性は、ヨーロッパ人か韓国人だったのかもしれませんね。


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