風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

イタリア[ヴェネツィア、フィレンツェ、ナポリ、ローマ 21日間の旅]~ナポリ3・ローマ1

2010年11月08日 | イタリアの旅
 ポンペイ遺跡の続き
円形競技場への入り口           座席に名前が記されているのは、元老院議員の指定席
 

                                    ライオンとグラジエーターなどをつないだ輪
 
アリーナとは砂のこと、流された血を吸い込み滑りにくくしたという
水道管                   遺跡内にトイレは少ないがあります   パン焼き釜
   
水道橋跡                                ゲート付近の遺跡
 

夕食は「地球を歩こう」に載っていたピザ屋=Da Micheleに行った。
モンジャールという一般的なピザがこの大きさで一人前4ユーロ、ワインはなく、ビール2ユーロ。二人で一人前を食べきれず残した。
 
ピザ屋に行く道すがら。
 

10月13日

予備日としての今日は、アマルフィに行くことにした。朝起きたら、雨が降っていたが、すぐやんで快晴になった。
駅に着いたのは9時半頃だろうか、サレルノまでの往復の切符を買って時刻を聞いたら、11:18。
少し時間があるので街を散歩した。海岸近くのサンタ・マリア・デル・カルミネ教会に行くと、ミサをやっていた。
  
  
  
傘やジャンパーなどを持って出かけたのだが、汗が出るほど暖かかったので一度ホテルに戻り、それらをおいて駅に向かった。
だが、これは結果的には大失敗となった。
サルレノ行きはFS線なのだが地下鉄のホーム発であった。時刻表と二人の駅員にそれを確かめて無事出発したのであった。
電車の右側に座るとナポリ湾・ナポリ・ベスビオス山がきれいであった。往復3.4ユーロ、12:40にサレルノ(右の写真)に着いた。
 
サレルノ駅と駅前広場
 
アマルフィまでの往復の切符を私が買っている間に妻が駅のトイレ(0.8ユーロ)に行っている間にバスが来て、出てしまった。
その時、若い女性が大きなバッグパックをバスの荷物置き場にしまい、バスに乗り込んだ。運転手がチケットの提示を求めたらしい。
チケットを買ってなかった彼女は乗車を認められなかった。(チケットは6.2ユーロ)
チケット売り場の女性は親切で、帰りのアマルフィからのバスの時間を聞くとダイヤ表をくれた。
私たちは、仕方なく駅のBarでサンドイッチをあわただしく買って食べ、バス停の先頭に並んだ。
13:30発のバスの最前列に座りほっとしたが、30分程過ぎると雲行きが怪しくなり、1時間もすると雷が鳴り始め猛烈な雨となった。
それでもバスの車窓の風景は十分堪能できた。
アマルフィには14:45に着いたのだが、私は傘と合羽をホテルに置いてきてしまったので、散策することもできず、
Barに入ってカプチーノ(3ユーロ)を頼まざるを得なかった。
   

相変わらず雷が鳴っているので、次のバス15:15で戻ることにした。アマルフィの滞在はわずか30分であった。
だがここで実に不快な出来事を経験した。
外人の老人夫婦が駆け足でバス亭に向かっているのに、若い運転手はそれを無視して出発したのであった。
夫はあと3メートル、妻はその後5メートル先であった。彼らの雨に濡れた落胆の顔が悲しげであった。

その後同様なことが違うバス停でもあったし、アッピア街道では我々も経験するのである。
そのくせ、バスの運転者、後ろから自家用車が来ると、止まって道を譲って先に行かせるのだ。
私は、思わず若い運転手に怒ろうかと思ったのだが、とっさの言葉が出なかった。
他の乗客も知らん顔、これはとうてい優しい社会とは言えない。
16:20、サレルノに着いたと運転手が言うが駅ではなく海岸であった。このバスはここが終点で、そこから駅までは5分ほどであった。
妻の小さい傘にぬれながら一緒に入って駅に着いたときは、電車は発車していたのであった。
一番頭に来るのは、車内検札だ。
すべての人に検札をするのならいいのだが、地元の人はパスを持っているのかはわからないが、フリーパスで乗下車するのを認めているのに、
大きな荷物を持った旅行者・観光者には乗車するときにチケットの提示を求め、持ってないと乗車させないのである。
ソレルノから乗った電車もそうであった。
私たちだけに切符の改札を求め、しかも念入りに日付と時間をチェックするのに、イタリア人には検札を全くしないのである。
私は、この公正でないイタリア社会的風習・慣習は容認できない。
観光立国であるイタリアは旅行者・外国人には優しくする、でなければならない。
私はだんだんイタリアが嫌いになりそうだ。
フランスは違う。かつて、フランスは外国人に無愛想だと言われたが、最近は外国人、特に観光客には優しくをモットーとしているという。
昨年、私が旅した時、駅の窓口で英語で聞くと、英語のわからない職員は英語のわかる職員をわざわざ呼んでくれて対応してくれた。
地下鉄で切符の買い方がわからずウロウロしていると後ろで並んでいる人が操作を教えてくれたし、
街角で、地図を片手に迷っていると、「どうしました」をフランス人は声をかけてくれた。
イタリアには、そうなれない事情もあることも少しわかる。
というのは、駅のチケットの自動販売機。
操作が、わからず困っている時、親切に教えてくれる人がいる。と同時に、"隙あらばだまそう"と虎視眈々の人もいるのである。
例えば、「切符を持っているが使わなくなったので譲る」と言う詐欺、イタリアでは時刻を打刻してもその切符は回収されない。
つまり、使用済みの切符を渡し、お金をだまし取る手口や高額紙幣が使えない等と言って釣り銭などをごまかしす手口などもあるという。
こういう人と間違われたくないということかもしれない。
私には、後述するつもりだがここにはイタリア・イタリア社会にはもっと違った社会的風土があるように思う。

昼食が軽かったので、夕飯は近くのホテルのレストランで少し豪華に。
ミックスサラダ・シーフードリゾット・スズキのボイル・白ワインで40ユーロであった。
スズキのボイルはでっかい皿に小さなスズキが載っていてボーイがさばいて分けてくれた。魚は外人には珍しいらしく皆見ていた。
   
以上、ナポリ観光の終わり。


10月14日 
ナポリ発9:50~ローマ着11:00。

ホテルはすぐわかった。ローマ・テルミニ駅から徒歩5分。
 
 
冷蔵庫がなく、風呂場足ふきマット・フェイスタオル・バスタブがない、仕方ないか。
このホテル、国内外の高校生の研修旅行によく使われる様で、夜遅く学生の声がした。
駅構内に二つのスーパーがあり、毎日のように使った。
ホテルに着いて、バチカン博物館の予約を電話でしたのだが通じなかった。仕方なく、ホテルの受付に人に頼んだ。
彼女は、バチカン博物館ではなく、現地ツアー会社に電話をし、「60ユーロで英語ガイドだがいいか」、と聞く。
66ユーロで日本語ガイドのツアーもあるが、英語ガイドの方が良いと思って予約した。
ホテルのチェックインは13時なので荷物を預けて歩き出した。
アッシジへのツアーは希望者が私たちだけなので催行されないことになった。

ホテルの近くのサンタ・プラッセーデ教会        サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
  
  
  
                                                         サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の後陣です
   

ローマ国立博物館・アッシモ宮(8ユーロ)
  
 
  
  
  
   
   

共和国広場=ナイアディの噴水
 
サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会[ミケランジェロが設計した]
  
    
   
  

ローマ国立博物館・ディオクレティアヌス浴場跡
 
その入り口まで行ったのだが入り口だと気づかず通り過ぎ約10分かかって一周してしまった。
同じ場所で入る人に聞くとそこであった。学芸員達の研修会が開かれていた。マッシモ宮と共通券。
  
 
 
  
 
 
ローマ・テルミニ駅
  

ホテルでチェックインし、妻はホテルで休憩、私一人で歩いた。
サンタ・プデンツィアーナ教会                         バンビン・ゲス教会
  
オペラ座                                   三越
  
    
サンタ・スザンナ教会                            サン・ベルナルド広場(モーゼの噴水)
 
サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会
 
陸軍省                                   9月20日通り
 
四つの噴水(交差点の四つの角に噴水がある)
   
                                                             【容量を越えたので、次ページへ】



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