風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

イタリア[ヴェネツィア、フィレンツェ、ナポリ、ローマ 21日間の旅]~フィレンツェ3

2010年11月08日 | イタリアの旅
10月7日
今日は、早朝から、ウッフィツィ美術館に行った。
フィレンツェに着いてすぐ電話で予約を試みたのだが、うまく通じないのでホテルのレセプションに頼んで電話をしてもらった。
 
予約料は4ユーロ必要なのだが、当日チケットを買うのが大変なので予約をした方がいい。予約をすると、入場時間と名前と予約番号が告げられる。
予約した人専用チケット売り場は3番窓口でそこに並び、予約番号と名前を告げるとチケットが買える。右は予約チケット売り場
  
次に1番窓口に並んで入場を待つのである。予約をしているとここで余り時間がかかることなくチケットを購入できる。
我々の予約時間は8時45分だったが、8時20分くらいに着いたのだがチケットが買え、8:35頃入場できた。
   
早い時間であったので入場もスムーズで鑑賞も混んでなくゆっくりであった。我々が出たときは当日チケット売り場は早くも長蛇の行列であった。
全部を見るのはとても疲れるので有名なものだけをピックアップして見た。[ウッフィツィ美術館内は撮影出来ない]
バッザーリの回廊も現在は開放されていない。2時間ほどで出て、バールでゆっくり休憩した。
ビッティ宮の中に入った。         車いす用のエレベーター     トイレはきれいだったが男子便器には便座がない。
  
その後、妻に聞くと便座のない女性便器も多かったという。
ヴァザーリの回廊                             ヴェッキオ橋の上
 
ヴェッキオ橋の上からトリニータ橋を臨む
  
サンタ・フェリチタ教会                           グイッチャルディーニ通り
 

ピッティ宮
 
ピッティ宮内のラティーナ美術館には入らずボーボリ庭園とベルヴェデーレ要塞に入った。
円形劇場
 
                                                 豊饒の像     ネプチューンの噴水
   
豊饒の像の前からの眺望
   
  
ボーボリ庭園内のトイレはきれいでした。    ベルヴェデーレ要塞
  
ブオンタレンティのグロッタ
 
                                                バッカスの噴水
   
ここまでが、ボーボリ庭園とベルヴェデーレ要塞

サン・フェリーチェ教会     近くのレストランで昼食、チキンのグリルとサラダとポークのグリル、初めてビールを飲んだ。
 
                                     ピザを焼く釜
 

      
その後、翌日に行く予定のダビンチ村への行き方を確かめに駅に行った。
駅前に、レンタサイクルがあった                  駅 チケット売り場 自動販売機
     
 
妻はホテルに戻り、その後、私は一人でサン・ロレンツォ地区を歩いた。
バッソ要塞城壁
 
フォリーニョの最後の晩餐教会
 
中央市場
 
サンマルコ広場                                サン・マルコ教会・美術館
 
スカルツォの回廊入り口                           大学
 
アカデミア美術館                           サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会
  
捨て子養育院美術館
 
ユダヤ人教会                                サン・ミケーレ・ヴィスドミニ教会
 
  
夕食時、私が箸を使って食べていると隣の席の小学生くらいの子供二人が珍しそうに私たちを見た。
私たちは日本人でこれは箸です。こんな小さなごま粒もつかめるのですよと見せてやると子どもたちは驚いていた。
母親は不思議なアジア人・日本人ににっこりほほえみを返してくれた。こんな一時のふれあいも楽しいものです。
  

大きな美術館、博物館ではチケット売り場と入り口が異なることが多い。
まずチケット売り場で並んでチケットを購入し、続いて入場口で並んで入場する。
これは、一理あることもあります。それは、入場する場所が複数あることもあるのです。
ウッフィツィ美術館やピッティ美術館はそれらが50~100メートルも離れているから知らないと混乱する。
特にウッフィツィ美術館などは当日売りのチケット売り場と入場口はさらに別にあってこちらは長蛇の列がなかなか動かない。
両者ともセキュリティ検査を受け、水は持ち込めない。また、リュックは入り口で預けさせられる所も多い。

トイレ事情
町中に無料の公衆トイレはほとんど皆無である。鉄道の駅にも無料のトイレはなく、0.8~2ユーロ。
入り口に職員がいると小銭に変えてくれるかおつりをくれるのだが、無人で機械式の場合は小銭が無いと入れない。
町の各地に喫茶店とファストフード店を合わせたようなBAR(バール)があり、そこで水かカフェを頼むと、トイレに入る権利があるという感じ。
実際には無料で利用することもできるようだが、それはマナーに反するようだ。私は何も頼まず1ユーロをカウンターにおいて使用したこともある。
一口ほどのコーヒーをカウンターで飲むと1~2ユーロ、テーブルに座ると~4ユーロの店もある。
美術館・博物館内にはトイレはあるが、その数は少なく不便な場所にあることが多く、また混んでいる。
機械式の所は小銭がないと入れないし、両替機もないところもある。また有人の所は両替してくれるところもある。
だが、どのトイレも決してきれいではない。男子便器の多くは便座がない。妻に聞くと女性用もそうらしい。


10月8日
この日は、ダ・ヴィンチ生誕の地=ヴィンチを電車とバスでで訪れることにした。
9時半にフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェイラ駅に着いたのだが、チケット売り場は大変な混雑だった。
自動販売機で買うことにしたのだが、スイカの様な専用のカードがないと買えない機械であったり、私のカードが拒否されたり、
現金の機械がうまく作動したのだが、英語モードでは最後のOKが出ず、切符がなかなかうまく買えなかった。
そのときたまたま、機械のメンテナンスに着た職員がイタリア語モードでうまく買ってくれた。(3.1ユーロ)
10:10発のシエナ行きに乗り、エンポリ駅に10:39に着いた。
エンポリはシエナとピサとの分岐点の駅で多くの列車が止まるがそれほど大きい駅ではない。  エンポリ駅前広場
 
                        ヴェネツィア駅ではデモ隊が電車で来た。       シエナに行くきれいな電車。
  
バスのチケットは何とか買えた(2.1ユーロ)のだが、バスがどこから出るのか何分発なのかわからない。英語がよく通じないのだ。
ダイヤ表をくれたのだが予定時刻になってもバスが来ない。バスが遅れているようだった。
バス停で待っていると他の人から“ヴィンチ行きはここか?”と聞かれた。そのときやっと英語のできる職員が出て着て、もうすぐと教えてくれた。
20分ほどで終点のヴィンチについた。予想以上に大きな町であった。
町の一番高いところに城と教会があり、そこにレオナルド博物館があった。
博物館は、二つの分館に分かれていた。
ダ・ヴィンチのメモの基づいて機械や動力の仕組みなどが模型で展示され、とてもおもしろいのだが写真は許されていない。入棺料は二館で6ユーロ。
  
  
 
  
  
                                     井戸                 お土産屋の看板
  

ここから北に3キロのところにダ・ヴィンチの生家があるというのだが、オリーブ畑の山道で行かなかった。
その道の入り口の家の女性に聞くと、手話の“歩く”で、その道をてくてく歩くのだと教えてくれた。    この左右の柱、上り下りする
  
城・博物館を下ったところに広場があり、その近くのBARでサンドイッチとジュースの昼食を取った。
  
バスはどんどん到着するのだがヴィンチで終わり、エンポリ駅に行くバスは昼食後1時間後、のんびりと待ったが少し風が冷たかった。
ヴィンチ村と博物館おもしろかったです。博物館では、時々妻の解説を聞き、ダ・ヴィンチさん毎日こんなこと考えていて楽しかったことでしょう。

フィレンツェに戻り、レストランで夕食を取っていると、外で音楽が聞こえた。
外に出てみると何のパレードかはわからなかったが、昔の衣装を着た男性たちが行進していた。
   
                  毛生え薬の宣伝か(ヨーロッパでははげを気にしないというが薬の広告が)
    
                                                            【フィレンツェ終わり】


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。