刺激的作品です。展開はちょっと「映画的過ぎ」ますが…。
財布の中には、政財界・警察の癒着・不正の証拠と大金のありかを示す「謎=暗号」が隠されているのですが、
その解答は、難しすぎてほとんど解けないものだからです。
三人の少年が、警察の包囲網を脱出するのはまさに危機一髪の映画的連続です。
ブラジルで「サッカーワールドカップ、オリンピックよりも福祉を」の大きな運動が起きているのは記憶に新しいです。
私は、この映画のような事件が実際にあったかは知りませんが、少年隊は危機を脱して平穏な生活を獲得しますが、
彼らと、彼らが育った"ゴミ山・Trash"=スラムに明るい未来はあるのでしょうか?
それとも、Trash とは社会(政財界・警察/権力)の腐敗=ゴミを意味しているのでしょうか?【5月11日鑑賞】