昨夜は会社や取引先の人たちと深夜まで飲み、本当であれば天気もよいので早朝から出かけようと思っていたがさすがに早起きすることができず、近くのスポーツクラブで汗をかいてアルコールを落とすことにした。ただ今日に限ってはクラブの前で思わず辺りを見渡したりする。
というのが、昨夜長崎・佐世保で発生したスポーツクラブ「ルネサンス」での銃乱射事件。昨夜はこのニュースを見ておらず、朝のテレビ番組で知った次第。散弾銃を乱射しながら男が乱入し、2名死亡、6名負傷させ、そして翌朝自らも銃で命を絶ったという事件である。銃乱射で多数の死傷者が出るのは米国の話かと思っていたが、これは日本での出来事である。2名の犠牲者のご冥福、6名の負傷者のお見舞いを申し上げます。
最初は「なぜスポーツクラブで?」という疑問もあったようだが、犯人は複数の知人を当日クラブに呼び出しており、犠牲になった男性はその呼び出された知人の一人であったという。クラブであれば自然に集まってくるという考えがあったのか。そのうえ、インストラクターの女性や会員の子どもたちも巻き込まれたのである。犯人自身にしてみれば信仰していた教会でその一生を終えたのだから、そりゃ「満足」でしょうがね・・・・。
冗談やない。
男性を殺害するのが目的だったのか、あるいは自分が自殺するのに道連れにしたかそれは今後明らかにされることだろうが、問題はなぜこのような事件が引き起こされたのかである。銃を何丁も持っていたというが、銃所持の許可やその後のチェック体制というのには問題がなかったか。果ては本人が仕事をクビになってから異常行動が見られるようになったとの報道もある。
何だかいろんな要素をはらんでいるこの事件。またコメンテーターと称する有象無象・・・もとい先生方があーだこーだ言うのがどのテレビ局でも見られるのだろうな・・・。