まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

東京ドームでオリックス快勝!

2008年04月19日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

P4190071この週末はオリックス・バファローズの「東京での」主催試合。毎年、オリックスグループ社員の福利厚生というか、会社の宣伝というか、東京での2連戦を組んでいるのだ。今年は、千葉ロッテマリーンズ戦。私自身は今シーズン開幕戦以来のライブ観戦である。

P4190103さて、外野席の入場口に行くとそこには長蛇の列・・・・。東京ドームの構造上、外野席の入口が一つしかなく、そこに並んでいるのは圧倒的にマリーンズのファン。いや、東京という土地柄、千葉のチームを応援するファンが多いのは当然だろう。開門から入場までしばらく時間を要したが、外野席に着いてみるとレフトスタンドは「黒い軍団」で埋め尽くされている。あそこの中に放り込まれたら・・・。

P4190075この試合は「ダイドードリンコスペシャル」とかで、スクリーンには同社のCMでダルビッシュのアップが映っていたり、ハニカミ王子がロッテのCMで出ていたり、そしてオリックスは「いまのりくん」と「VIPローン」のCMである。それにしても、「ゆとりをもって(ローンを)返済しましょう」って、そんな悠長なこと言わずにチームの借金を早く返済しなさい・・・・って昨年も観戦に来たときに同じようなことを書いたような気がする。

先発はオリックス・金子、ロッテ・小林宏。1回裏、オリックスは小林の立ち上がりを攻め、カブレラのタイムリーで1点先制。ところが2回表、ロッテもベニーの当たった瞬間に分かる大きなホームランをレフトに放り込まれる。俄然レフトスタンドが盛り上がり、それこそどちらの主催試合かわからないくらいだ。レフトからあふれてきた人がライト側の一部にも入り込んできているし。

P4190106その妙な雰囲気を切り裂いたのはやはりこの人、ローズである。3回の第2打席にセンターへの大きな一発でまず同点。そして5回、ランナー2人置いて勝ち越しの3ラン。これで、ロッテ側に傾いていた流れを一気に引き寄せる。ライトスタンドのボルテージも上がりましたなあ。

P4190112この後は濱中、日高、大引にもタイムリーが出て一気に6点。8対2として試合の流れを決定づけた。金子は7回に根元のタイムリーで1点失うものの、7回3失点とまずまず。その裏坂口の2塁打で1点追加し、9対3。8回は菊地原、9回は山口がロッテ打線を3人ずつで抑え、そのまま快勝。

P4190132これまで湿りがちな多国籍打線(ラロッカも2軍落ちしちゃったし・・・)だったが、この試合に限っては上位から下位までまんべんなく当たりが出て、観る側としてはスカッとした感じ。他の選手に譲ることの多いローズのお立ち台というのも久しぶりに聞けたし。「最高です!」

さて、20日は近藤と成瀬の投げ合い。これを制して、上昇気流に乗っていけるかな・・・?

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