3月は去ってしまいましたか・・・。
4月1日、新しい年度ということで、私の勤め先を含め各企業で入社式が行われた。朝の通勤時などは、真新しいスーツ姿の新入社員とおぼしき人たち(大きなスーツケースを持っていたのは、入社式→新入社員研修なんだろうな)も多く見かけた。自分も十何年か前は同じように緊張感いっぱいで入社式に臨んだものだったなあ・・・。
と、遠くを見るような目で見つめる一方で、実際に会社で働いていると4月の1日はあまり意識することがない。特に年度末の繁忙期というのもあるので、台風になぞらえれば4月1日はちょうど台風の目の中に入ったような一瞬の静けさ、これが2日、3日になるといろいろバタバタするというものである。
新年度こそ、気持ちを新たに頑張らなくては。
ところで、今朝の報道などでは3月末で暫定税率の期限の切れたガソリン税の話題で、早朝から値下げに踏み切ったスタンドが渋滞しているとか、あの地域ではまだ暫定税率分が上乗せされた卸値なのでまだ値下げできないとか、そういう方面からのニュースで持ちきりだった。いつぞや民主党が出した「ガソリン値下げ隊」というセンスのないネーミングの隊が手柄を立てたと喜んでいるのであろう。
ただ、ガソリンの値段が下がればそれでよいのか、という気がする。正直、クルマを持っていない者(乗るとすれば旅先でレンタカーを利用するくらい)からすれば、日常生活に何かプラスになるというものでもない。逆に、あれだけ大騒ぎしても税収への影響が2.6兆円というのは、金額は大きいが国家予算に占める割合というのはどの程度のものだろうか。ただこれで全国の道路整備計画に影響が出るとすれば、やはり大きい金額なのだろうな。
個人的には、道路整備もいいが公共交通機関の整備や活性化はどこに行ったの?という想いが強いのだが・・・。