まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

やはり八百長はあった。それで結論は出たじゃないか。

2011年02月02日 | ブログ

会社から帰って夜のNHKのニュースをつけると、「国技館から中継でお送りします」というキャスターの声。また大相撲で何かあったんかいなと思って見ると、一連の野球賭博の捜査の過程で押収された携帯電話のメールに、八百長を疑わせるメールのやり取りがあったというものである。

それもこれまで週刊誌などで報じられたことよりも生々しく、具体的な相撲の取り口とか、誰それに星を貸しているとか、金の振込先と思われる口座番号が書かれていたとか、これはどう見てもそういうやり取りに関することと思われる内容。それが八百長と違うというのであれば、なぜそういう「星を貸している」というメールが書かれるのだろうか。

これまでも八百長報道が繰り返し行われ、相撲協会はその都度「事実無根」としてきたが、ここまで具体的な証拠が発表されるということは、やっぱり八百長はあったということだろう。言い訳するとか、春場所までに捜査するという話ではなくて、もう結論は出ているのではないか。

例えば相撲が一定の規則に則った儀式で、「勝負はこうしなければならない」というものであれば、まあ神事として興行として認められるものだが、実力世界、公平な勝負を前面に出したスポーツ、選手権というのであればやはりそれは許されるものではない。全ての力士がそうというわけではないが、「やっぱりな」という世論の反応が返ってくるのはどうかしている。

来月には春場所が行われるということで久しぶりに生観戦しようかとも考えていたが、この報道を受けて本当に失望した。野球賭博など可愛いものである。野球賭博であれだけの処分を下したのだから、八百長が本当ということであればもう協会は協会として組織を成す意味がないだろう。一事が万事というから。

本当に情けない・・・。

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