まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

監督交代

2013年10月16日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

NPBプロ野球も16日からセ・リーグ、17日からはパ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージである。

個人的には「広島対仙台」という、地方都市としてのライバル同士の日本シリーズというのを見てみたいところ。人口規模、市街地エリア、大都市との距離、個性的なオープン型ボールパーク、世界遺産、カキ、名物菓子(もみじ饅頭対ずんだ餅)、原爆と震災・・・結構共通項で対比されるのではないかと思う。

その前にお互いファイナルを勝ち抜かなければならないのだが、今日の敗戦でその可能性はぼぼゼロになったな・・・。

さて、その一方で来季に向けての動きも活発となっており、その大きな動きに監督交代がある。

オリックス・バファローズの森脇監督はファンの間にかなり不満はあるようだが2年が既定ということで続投。ヤクルトの小川、DeNAの中畑両監督はファンやフロントの慰留もあり続投。ソフトバンクの秋山監督も今季は4位だがこれまでの実績もあり続投。

一方辞任組では、中日の高木監督は2年が既定で成績もよくなかったから仕方ないとして、西武の渡辺監督の辞任は他チームながら残念に思う。底だったチームを若手の育成も手掛けながら、常にAグラスという成績である。ただ、「5年優勝できない」というのが、あの頃のライオンズのエースとしてプライドが許さなかったのだろう。

自ら戦力外→テスト合格という経験を持ち、台湾野球の指導者という異色の経歴もプラスになっていて、また近いうちにライオンズに限らずどこかのユニフォームを来ていそうに思う。

ここで冒頭のクライマックスシリーズに戻るが、果たしてカープの野村監督はどうなるだろうか。確かに3位、クライマックスでも注目を浴び、強力な先発陣や若手野手の起用には評価が集まる。ただ一方で、就任4年いずれも借金生活、采配にはファンから疑問符が多くつけられたり、カープファンのブログでも球団史上最低の監督だの松田オーナーの犬だのと呼ばわりされてたり・・・。3位はたまたまで、名監督かと聞かれれば「う~ん」と唸るが。

Aクラス入りを評価してもう1年やるのか、あるいはこれまでの通算成績を元に解任されるのか。渡辺監督の辞任の経緯もあり、私個人としては、クライマックス(あわよくば日本一)を花道にして、少しはいいイメージの中で一度退いたほうがいいのかなと思う。

仮に次の監督の下で真のAクラス、そして優勝となれば、それは野村監督が下地を作ったという評価にもなるし。

カープファン諸兄(がこんなブログを見ることないか)のお気持ちも聞いてみたいところだが、まず今は巨人に勝つということで、頑張って・・・!

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