関西の私鉄駅を「サイコロ」と「しりとり」の組み合わせで訪問するこの企画も、通算5日目。
この日は貝塚~春日野道~千早口ときて、阪神本線の千船。ということで次は「ね」から始まる駅となるが、リストを出してみると・・・・
1、2、3、4、5、6:寝屋川市(京阪本線)
今回対象としている路線の中で、「ね」で始まるのは寝屋川市だけだった。まあ、そう言われれば他にどこがあると聞かれても思いつかず、全国的に見ても根室とか根津とか、練馬くらいかな。ということで再び阪神の各駅停車で梅田まで出て、御堂筋線で淀屋橋、今度は準急で寝屋川市まで向かう。
高架ホームの寝屋川市。対向式ホームのみの駅で鉄道施設としては2面4線持つ萱島や香里園に譲るが、ショッピングセンターも隣接し、やはり街の玄関としてはふさわしいところである。また街の顔の一つが大阪電通大であり、私もこの夏、仕事の関係でここで下車して寝屋川キャンパスに出かけた(その時もすでに猛暑で、一日ほぼ立ち仕事だったこともあり、帰りに寝屋川駅前の居酒屋での生ビールが・・・)。
駅前散策ということで外に出る。その時と同じように生ビール・・・にはもう少し時間が早いが、ショッピングセンターもあれば昔ながらのアーケード街も広がり、なかなか賑わっているところである。
アーケード商店街を歩き、駅に戻るところで思わずギョッとする店に出会う。どうやら洋服店のようで、サンプルでマネキンが置いているのだが、それがやけにリアル。そしてその面相が恐い! いわゆるひとつのヤンキーというやつで、思わず「夜露死苦!!」と声をかけてしまいたくなる。
するとそこにマネキンのヤンキーがもう一体、奥の方からスルスルと出てきた・・・・と思うとそれは何とナマの人間。ひょっとしてここのご主人かしら。面白がってカメラ向けて因縁つけられても困るから思わず後すざりする。
後で知ったところでは、この「メンズショップ・イシイ」、寝屋川の商店街の活性化を目指して、何か目立つことを、ということでこのようなマネキンを並べたとか。これまでテレビの取材は何度も受けており、それもあって別に写真くらいどうってことはなかったのだが、やはりビビる。何せ私、気が弱いですからね・・・・。
ということで、このマネキンを遠目に見る形で次のサイコロである。寝屋川市の「し」で始まる駅。場所によってはもう1駅回るし、遠ければ次回に繰り越しとなる。
1.汐見橋(南海高野線)・・・高野線というより汐見橋線の終着駅。場末風情満載。
2.山陽塩屋(山陽電鉄)・・・頭に会社名がある場合、それを除いてカウントする。
3.飾磨(山陽電鉄)・・・一気に姫路まで・・・。
4.信貴山口(近鉄信貴線)・・・信貴山の西側。
5.信貴山下(近鉄生駒線)・・・こちらは奈良県側。
6.志染(神鉄粟生線)・・・一気に三木まで・・・。
このラインナップでは、1の汐見橋、5の信貴山下以外は次回回しである。ただ次回が飾磨だの志染だのと言われると、そこまでの移動がまた大変である。
そしてサイコロアプリのボタンを押す。出たのは・・・・6の志染。
これまた遠いところを出してしまった。やっぱりあのヤンキーたちのなせるわざかな。
その一つ向こうの恵比須も第3日で出しており、めったに乗らない神鉄粟生線をまた訪れることになった。次の第6日は夏の「3day」を利用する最後の機会。駅を求めて私鉄を乗り回した夏の結果は果たしてどうなるだろうか。また続きをご覧いただきますよう、夜露死苦!!
(コース、運賃結果は第6日の記事終了時にまとめて紹介します)