このところ西国三十三所を巡っているせいか(次の那智山、青岸渡寺にはいつ行くかまだ決めていないが)、歴史やら古文やらに関心が行くようになっている。まあいずれも元々好きな分野である。
何だか久しぶりに古文に触れたい、ただし源氏物語は重い・・・というところで「これなら」と手にした岩波文庫は『今昔物語』。
あの「今は昔」で始まるやつだが、長編の小説ではなく、説話である。今ならエッセイのような、ショートショートかな。
平安後期に成立したとされるが、作者は特定されていない。内容から、どこかの僧侶らが各地の話を集めてきたもののようで、さしずめ今なら「○○社編集」というところだろう。
古文としては比較的平易な表現で綴られているし、当時の人たちの感覚に触れるのに適している。仏教や歴史に関する話も多い。それでも古文だから、今のように新聞や文庫本、ネット記事を読むようにサラッとはいかない。言葉を解読していく時間も必要。まあ、その作業も面白いのだが。
岩波文庫に収められているのは抄録とのことだが、それでも天竺震旦編と本朝編を合わせると4冊に亘る。結構ボリュームある。
・・・しばらくは他の軽いのと合わせて読んでいくことになるな・・・・。
何だか久しぶりに古文に触れたい、ただし源氏物語は重い・・・というところで「これなら」と手にした岩波文庫は『今昔物語』。
あの「今は昔」で始まるやつだが、長編の小説ではなく、説話である。今ならエッセイのような、ショートショートかな。
平安後期に成立したとされるが、作者は特定されていない。内容から、どこかの僧侶らが各地の話を集めてきたもののようで、さしずめ今なら「○○社編集」というところだろう。
古文としては比較的平易な表現で綴られているし、当時の人たちの感覚に触れるのに適している。仏教や歴史に関する話も多い。それでも古文だから、今のように新聞や文庫本、ネット記事を読むようにサラッとはいかない。言葉を解読していく時間も必要。まあ、その作業も面白いのだが。
岩波文庫に収められているのは抄録とのことだが、それでも天竺震旦編と本朝編を合わせると4冊に亘る。結構ボリュームある。
・・・しばらくは他の軽いのと合わせて読んでいくことになるな・・・・。