まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

阪神なんば線、開業10周年

2019年03月20日 | ブログ
3月20日、阪神なんば線が開業してちょうど10年となった。

2009年の開業当初、確かタイガースの真弓監督(当時)が「阪神の、新戦力」と言うCMがあったと思う。開業時の私は東京から異動で大阪に戻ってきたばかりだったが、その時は尼崎の北部、阪急の沿線に住んでいたので、今のようになんば線を通勤で利用するようになるのはもう少し後のことになる。

なんば線の開業はさまざまなところでプラスになっていると思う。単に近鉄奈良線と阪神が直通するようになっただけでなく、近鉄はその先の伊勢志摩、名古屋まで広がるし、阪神も山陽電車の姫路や神戸電鉄エリアまで広がる。個人的には、近鉄~阪神~山陽を直通するイベント列車に乗ったり、山陽姫路~近鉄名古屋の各駅に停車する列車を乗り継いでみたりと楽しんだこともある。今年の10周年記念のイベントでも三宮から近鉄特急で伊勢神宮に参詣するなど各種行われるそうだ。

野球についてもなんば線の影響はある。大正ドームでタイガースが開幕戦や夏の主催試合を行うのも当たり前になり、大阪難波駅では時折タイガースの看板がデカデカと出る。ドーム前は阪神の駅なので目をつぶるとして、大阪難波は近鉄の駅なんだけどな・・、まあ、それも大阪の現状、実態である。「大阪都構想」が実現してもそれは変わらないのだろうな。いやそれどころか、「タイガースとバファローズが二重に存在するのは非合理的で、大阪の地下鉄やバスが広告を出すのは経費の無駄遣い。なのでバファローズはタイガースと統合するか、大阪から退場してもらいましょう」くらいのことを言われるのではないかな。松井、吉村両氏がどこのファンかは知らないが。

まあそれは私の被害妄想としておいとくとして、JRのおおさか東線も新大阪まで伸びたし、他の路線の延伸も話題になっている。関西の活性化という意味で、その先陣を切った形のなんば線にはますます期待である・・。
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