「自宅で飲み電、ツマミは広島の街中LIVE」
何かのサイトでこういうキャッチコピーを見つけた。昨今の状況で、自宅で、オンラインで◯◯するということが広まっている。飲み鉄、飲み電・・・ええやん。
営業キロ、車両総数、輸送人員ともに路面電車として日本一を誇る広電。その広電で、車内で飲食できるように改造された「トランルージュ」という車両がある。トランルージュとは「赤い電車」という意味である。
これまでにも貸切イベントで走行していた車両が、この3月10日から合計6回運行される。路面電車をスタジオに仕立て、街中を走る様子をライブ映像で流しつつ、MCやゲストのトークを楽しむというイベントである。走行ルートは広島駅~八丁堀~紙屋町~横川駅~広電西広島~八丁堀~広島駅というもの。広島の中心街を走る形だ。
こういうイベント列車は車内で飲食を楽しみつつ・・といきたいところだが、こういう状況ということで、自宅で楽しめるイベントがこのたび行われる。それが「オンライントランルージュ」。広島電鉄、キリンビール、広島県観光連盟、日刊わしら(広島県営SNS)など。
参加費は3300円。電車に乗るだけならお高いが、申し込んだところ、このようなものが自宅に送付されてきた。
まずはキリン一番搾り、キリン氷結がそれぞれ1本。つまみもいろいろあり、缶詰(牡蠣の土手鍋、小イワシ)、レモスコイカ天、タラ、締めは広島つけ麺(ただし、自分で茹でる必要あり)。他にコースターが3枚(9種類の中からランダム)、広電の路線図が入る。結構ボリュームがある。牡蠣や小イワシ、イカ天をつまみつつ、パソコンの画面を通して広島の街中の夜景を楽しもうという趣向だ。電車が広電西広島に来るということで、時間に合わせていったん自宅を出てリアルに観に行くのもありかな。