まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

台風4号列島縦断

2007年07月14日 | ブログ

大型で非常に強い台風が沖縄から九州を通過し、各地で被害が発生しているという。特に九州では先日からの豪雨に続き、この台風である。この4号は四国~近畿~東海と通り、何と関東から太平洋へ抜けるという、列島縦断型の進路をたどるという。明日の午後から夕方にかけて関東を抜けるらしい・・・。

さて私は、明日と明後日の1泊で、房総半島は和田浦で行われる「くじら学」のイベントに参加するのに、これがちょうど台風の進路に当たるのである。実は台風が沖縄にやってきた頃に、主催者である南房総市役所に、万が一台風が上陸した場合の取り扱いを尋ねたのだが、基本的には雨天決行だが前日14日までに判断するとのことだった。

で、これを書いているのが前日14日の21時だが、市役所からは連絡がない。いや、携帯の留守電にメッセージはあったのだが、「明日遅れる場合や来られない場合は、今からいう番号に連絡してください」というもの。本当に大丈夫なのか。和田浦といえば東京から館山回り、安房鴨川回りのいずれでももっとも遠い位置だが、いずれのルートも台風のため運休したらどうなるのか。

この荒天で漁ができず、「ツチクジラの解体」を見ることはほぼ無理なのは仕方ないが、地元としては出来るイベントは実施したいところなのだろう。なら、こちらも決行するものとして腹をくくって早起きしよう。

いやはや、大事に至らないことを祈るばかりだ・・・。

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参議院選挙「えらぼーと」

2007年07月13日 | ブログ

参議院選挙も公示され、各党の候補者がそれぞれの主張を訴える選挙戦に突入した。しばらくは台風の進路と選挙のニュースでもちきりだろう。

そんな中、毎日新聞のサイトで「毎日ボートマッチ"えらぼーと"」というのを見つけた。「ボートマッチ」とは欧州でネットで普及したツールだそうだが、今度の選挙の争点とされていることについて各候補者に実施したアンケートと同じ設問に有権者が答え、その内容が各政党、あるいは各候補者とどのくらい近いのかを「一致度」という数値で表すというものだ。いろんな政党からたくさんの候補が出馬しているが、自分(有権者)の考えに一番近いのはだれか、あの政党や候補者と自分の「相性」はどのくらいなのかを図る目安といえる。

今回の争点といえる、格差社会、年金問題、憲法問題、核武装、ゆとり教育、地球温暖化、政治とカネ、道徳教育、公務員制度改革、ふるさと納税、地方分権・・・とまあ、いろんな問題が山積しているが、全部で21問。

で、私と各政党の「一致度」を見ると・・・

自民党・・・43%

民主党・・・41%

公明党・・・43%

共産党・・・33%

社民党・・・35%

国民新党・・・46%

新党日本・・・45%

これ以外にも各選挙区の候補者ごとの「一致度」も出るのだが、長くなるので省略。

しかしこうしてみると、私の中では共産・社民といった左派政党との一致度は低いものの、その他の自民・民主・公明・国民新党といったところと拮抗した一致度が出ていた。ただその「一致している内容」はバラバラで、「この政策については自民と一致するが、民主と一致しない」あるいはその逆というものだ。結局、自民も民主も私の考えを100%満たすものではないということかな。でもまあ、完全にその政党を支持しているというのもないと、高い一致度なんて出ないだろう。それが不満であれば、自らが無所属で出馬するだけのことだ。

まあこれは一つのゲーム感覚で、「現状こんなものかな」というのがわかればそれだけでも面白いものだ。候補者のことを知る一助にもなるし。あとはこの結果と、これからの選挙戦の中で政党や候補者が訴えることをよく観察すれば、投票も面白いものになるだろう。

最近はこういうのもあるんだから、もっと投票率の向上につなげないとな・・・。

※毎日新聞「毎日ボートマッチ えらぼーと」URL 

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/votematch/

あるいは、携帯サイトから。

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確定拠出年金って・・・?

2007年07月12日 | ブログ

「年金」が大きな争点といわれる参議院選挙がまもなく公示される。うーん、参議院の議員は6年と任期が長いだけに(そういえば、このたび改選される議員たちって、当選したときはあの「小泉ブーム」の中で当選した人たちだしな・・・・。今でもX JAPAN の「Forever Love」が頭の中に流れるぞ)、それぞれの党派や候補者が「年金」だけでなく、財政再建、格差社会、外交(特に対アジア、ロシア)、安全保障、地方分権、憲法改正・・・・さまざまな問題についてどう取り組むのかをじっくり見極める必要がある。単にマスコミに「年金」と踊らされていたのでは、いつぞやのメディア主導の「郵政選挙」と同じような構図になるのではないか。あの選挙のすぐ後に「郵政」はとっくに過去の問題と化してしまい、その後の衆議院の勢力構図のせいで何がどのようなことになったのか、有権者は気づかないとね。

さて、「年金」ということであるが、このたび私の勤務先でも「確定拠出年金」を導入するということで、その説明会に出席した。そういう制度があるということは聞いていたが、私にも関係する話になったか。

私の勤務先の場合では、将来の「退職一時金」を移管して拠出するというもの。うーん、話を聞く限りでは「将来にわたって会社が積み立てている退職一時金の一部を先にあんたたちにあげるから、後は自分の責任で貯めるなり投資するなり、勝手に回してや」ということである。先に自己資金をあげるから、いざ定年退職時に会社から出す退職金はその分減るということやね。

うーん、聞きようによっては「自分の力で将来受け取れる年金の額を増やすことができる」ということなのだが、このまま勤めたとして定年まで25年以上ある私にはまだピンとこないな。この確定拠出年金の運用方法として、定期預金を利用する、信託銀行を利用して株式を購入する、債券を購入する、あるいはそれらを複合したプランで運用する・・・といろいろあるのだが、元々の退職金支給額の水準に達するにはどれが一番堅いか、あるいは「増やす」となれば何がいいのか、よくわからない。

結局、この制度を受け入れることによって、誰にメリットがあるのだろうか。表向きには本人が一番メリットがあるということなのだろうが・・・。

・・・結局は、信託銀行をはじめとした金融機関にとって一番おいしい話ではないのかな?

だって、従来の退職金・年金の仕組みではおそらく縁がなかったであろう人たちを、しかも若い世代も含めて顧客として取り込めるんだから。これで「投資」ということには縁遠かった若い世代も、確定拠出年金の制度に組み込まれることで「投資」に接することになるのだし。

果たしてどういうことになるのか、分厚いテキスト(というか各社の商品案内)をもらったことなので、しっかり勉強しなくちゃね・・・・。

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土・日きっぷの旅~酒田編

2007年07月11日 | 旅行記B・東北

P7082764酒田駅からレンタサイクルで町のシンボル、山居倉庫に出る。今もJAの倉庫として活用されており、幾重にも並ぶ黒塀の倉庫にケヤキ並木の組み合わせは絵になる。夏の暑さも、この木陰にいる中ではいくらか涼しく感じる。

P7082761それは倉庫の中に入っても同じ。そのうちの1棟を庄内米の資料館として開放しており、コメに関するさまざまな展示がなされているが、倉庫自体の通気性がよいためか、エアコンを入れずとも扇風機で十分涼しく感じられる。ここまでコメの展示をされていれば、「庄内米を食べたいな・・・」と思うものだ。

P7082768資料館の展示や、倉庫で販売されている物産コーナーは充実しているのだが、一つ不満をいうなれば、庄内米をじっくり味わえるコーナーがないこと。いや、米の加工品はあるのだが、銀シャリを食わせる店がないのだ。せっかくの米どころなのだから、そういうのがあってもいいのにな。この後もしばらく酒田の町を自転車で流すが、こう、入りたくなる店が見当たらない。外食するという習慣がないのだろうか。

P7082769_15町の中を抜け、日和山公園へ。酒田は北前船の寄港地として賑わった町だが、その西廻り航路を開設した河村瑞軒の像が港のほうを見やる。その前には北前船の模型もある。

P7082771展望台に上がると、最上川の河口を見下ろすことができる。広い河口には幾艘のも船がもやっており、その前には貨物の酒田港駅。やっぱり、こういう風景って好きだな。まさに交通の拠点であるなとうなるばかり。線路のほうに降りていくとちょうど貨物列車の入れ換えで、DEに牽かれたコンテナとタンク車の混合列車が引込み線にやってきた。

P7082780さて、駅に戻ると「きらきらうえつ」の入線である。観光客だけでなく、地元の人たちにとっても指定席料金はかかるが貴重な足である。当日購入ということであまりいい席ではなかったので、最初から2号車のラウンジカーに陣取る。ここならば窓も広く、ゆったりしたスペースで車窓を楽しむことができる。

P7082779_12号車には飲食物を販売するコーナーがあり、昨年乗ったときには越後と出羽の酒の飲み比べセットなるものを売っていたように思うが、今はその上に目隠しの紙が貼ってある。まあ、列車の中で地酒を飲み倒す人がそうあると思えず、販売をやめてしまったのだろう。

P7082785P7082804鶴岡を過ぎ、三瀬駅のあたりから右手に日本海の姿を見る。日の長い季節なので夕焼けを見ることはできないが、日本海の漁村の風情を丸ごと味わうことができる。幹線を走る列車ゆえに、どこかで徐行でもしてくれればいいのだがそのまま小駅を通過して快走する。うーん、時間があれば窓の開く気動車で走るのもよかったかな・・・。

村上の手前まで沿った日本海とも別れ、村上からは越後平野を行く。ここからはさらにスピードを上げ、酒田から2時間20分ほどで新潟着。まだ明るい時間帯。これあるを見越して「土・日きっぷ」の東京への帰りは新潟からの新幹線の指定席を確保しており、それまでの間、駅前で飲むことにしよう。確か、駅から伸びる大通りから一本入った筋に手ごろな飲み屋がいろいろあったはずだ。オリックス・バファローズも前日に続いて楽天に勝ち、これで今季初の同一カード3連勝となったことだし・・・。

結局常磐線から仙山線、奥羽線、陸羽西線、羽越線、上越新幹線と、土・日きっぷのエリアの北半分を乗り回したことになる。やはりこのきっぷの実力はすごいや。

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土・日きっぷの旅~天童・陸羽西線

2007年07月10日 | 旅行記B・東北

山寺から乗った「観光駅馬車」。その昔は本物の馬車が通ったという山寺街道を走る。周りにさくらんぼの農園が広がる。以前5月の連休に奥羽線をたどったことがあるのだが、ちょうど桜の花が咲いていた。その時「さくらんぼの産地では桜は花を愛でるのではなく、実を食べるものではないか」と感じたものだ。その一角に観光農園があり、山寺を出るときに乗っていた2人連れはここで下車。帰り馬に安くのったような心持で天童の市街を目指す。御苦楽園とか、出羽桜美術館で停車するが乗客はいない。

P7082742そんな中、小洒落な洋館の前に停まる。旧東村山郡の役所の建物という。ここで運転手が「明治12年の建物といいます。写真でも撮ってください」と声をかけてくれる。お言葉に甘えてシャッターを切る。天童駅から徒歩だと20分くらいかかるとかいうが、こういう建物があったとは全然知らなかった。山寺から30分ほどで天童駅着。時間帯にもよるのだろうが、このショートカットはなかなかお得なひと時であった。

P7082747さて天童駅。新幹線の停まる駅らしく小洒落た感じだ。入り口のところをよく見れば将棋の駒の形に見える。駅前広場の歩道のタイルには、詰め将棋の図面が描かれている。しばしそれを眺め、頭の中であーでもないこーでもないとやる。こんなのは初級で、将棋を本格的にやったことのある人ならすぐに解けるのだろうが、将棋といえばはさみ将棋か「金ころがし(地方によって呼び方はいろいろあるのだろうが、将棋板をすごろくのように回り、歩兵から一周するごとに香車、桂馬・・・と上がり、最後は王将で上がりというやつ)」とか山くずしで、いわゆる本将棋はからきしの私にとっては難しい。何せ王手飛車取りをかけられたら、飛車のほうを逃がすようなヤツですから・・・。

外で詰め将棋を解いていても暑いだけなので、駅の1階に設けられた天童市将棋資料館へ。ここでは天童に伝わる工芸品の将棋についてさまざまなことを教えてくれるスポット。将棋の原形というのがインドのチャトランガという遊戯で、それが西洋に伝わりチェスとなり、東南アジアや中国に伝わり、やがて日本にも入ってきたという。その盤の形やルールは競技ごとにバラバラなのだが、最後に相手の大将というか、シンボルというか、それを獲得すれば勝利というのはどの将棋にも共通するもののようだ。

日本にやってきた将棋だが、昔は駒の数も多くいろんな「駒の位」もあったようで、一人の持ち駒が50枚以上とか、盤面をビッチリと駒が覆っていて「これなら数対数の力勝負やな」と思わせるものも。このほかにも明治以降の「軍人将棋」とか、さまざまの展示があり楽しめる。

資料館の後半は、工芸品としての将棋の駒。かつては武士の手内職だった将棋の駒。それが木地をつくる「木地師」、それに字を書く「書き師」、字を彫る「彫り師」、彫った字に漆を盛り上げる「盛り上げ師」という、これは漆器工芸と同じようなさまざまな工程を分業制で製作した工芸品であることがわかる。木の種類や各技師の流派ごとの特徴ある作品を見るにつけ、うなるばかりである。この後で駅内の物産センターで売りに出されていた将棋盤や駒を見たが、やはり将棋の愛好者が買い求めるのだろう。プロ野球選手がバットのミリ単位のつくりにこだわるように、プロの棋士も「あの名工が彫った駒で戦う」というこだわりがあるのだろうか。

P7082746さすがにお土産で駒一組とか、将棋盤一枚を買うのはためらわれるが、展示スペースの工房を再現したコーナーに「記念にお持ち帰りください」と、文字の入っていない駒が置かれていた。手にとってみるが手触りが違う。さらさらしているというのかな。

頭の中に村田英雄の「王将」と、北島三郎の「歩」を浮かべながら見学したひと時。なかなか充実したものだ・・・。

P7082750さて、ここからどうするか。天童までショートカットしたということで、この先新庄まで北上して、陸羽東線経由で仙台に戻るか、あるいは陸羽西線で日本海に出るか、はたまた山形方面に戻り、米沢から米坂線にするか、福島まで下りてしまうか・・・。結局、天童の駅で酒田~新潟の「きらきらうえつ」の指定席が取れたこともあり、新庄経由で日本海に出ることにする。

P7082752P7082753新庄からは陸羽西線。観光客らしい姿の客もいるがガラガラである。向かいあわせのシートに足を投げ出し、暑い中歩いたのでしばし涼む。実にいい天気だ。水田の向こうにはめったに姿を現さない鳥海山を眺め、次には最上川である。川下りの船も見るが、やはり降水量が少ないのだろう、川の流れも大人しく、浅いところが増えているように見える。今日はこのまま進み、余目に出て羽越線の酒田行きに乗り換える。

その余目の駅に進入するところで、私の斜め後ろにいたおばさま3人組が騒ぎ出す。様子では、最上川下りの玄関駅である古口で下車し、その後草薙温泉に行くようだったが、おしゃべりに夢中になり見事な乗り過ごしである。大体、「川下ってる。船がいるね」って言ってたじゃない・・・・。旅馴れた様子の皆さんなのに、それではいかんな。

P7082758_1幸いそれほど待つことなく酒田からの列車が来るようで、おばさま方を残して酒田行きの列車に乗り継ぐ。途中で渡るは最上川橋梁。あの、未だにJR東日本がホームページのトップに載せている列車脱線事故の現場である。前にも書いたが、より多くの客へのお詫びをしなければいけない事故が多発しているのでは・・・?と思いたくなるのだが、ホームページのこの位置だけは変える気がないみたいだ。

酒田の町は1年前、「きらきらうえつ」乗車時にも訪れた町だが、今日も2時間弱の時間がある。駅構内の観光案内所で無料の自転車を借り、暑い中酒田の中心部に向けてペダルを漕ぎ出す・・・・。(続く)

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土・日きっぷの旅~山寺編

2007年07月10日 | 旅行記B・東北

7日のフルスタ宮城での楽天対オリックスの試合を楽しみ、牛たん料理に舌つづみを打った翌8日。この日は快晴で、東北地方も暑くなるという予報が流れていた。

さて8日も野球の試合があるのだが、せっかく「土・日きっぷ」で来たのだからと、仙台からまたあちらこちらを回ることにする。というわけで最初に乗るのは仙山線。この線に乗るのも10年ぶりくらい。その時には芭蕉の句で有名な山寺(立石寺)に参詣したのだが、今日もう一度訪ねてみよう。

P7082717_6ということで仙台駅のホームに降り立つと、やたらステンレスの車体が目立つ。かつての急行型車両はこの3月のダイヤ改正を機に急激に数を減らしたようだ。そういえば、昨日常磐線の特急で来たら、高萩やら勿来とかで415系が大量に並べられていたな・・・。あれも処分される日を待っているのだろうか。まあ、それはさておき、「仙台空港アクセス線」というのも新たに開通しており、新しい機能を備えた車両置き換えにより輸送力を増強するのは事業としてやらなければいけないことだからやむを得ないのかな。その中で出会った山形行きは、新型のE721系というやつだが、中の様子は首都圏のセミクロスシートのEナントカ系電車とほとんど同じ。シートのつくりとか、方向字幕とか、自動アナウンスの声とか・・・。違いといえば、ボックス席にドリンクのコースターがついていることと、ドアの開閉はドア脇のボタンを押すことくらいかな。

朝の列車のこととて乗客も少なく、住宅地を抜け少しずつ山の中に入っていく。目に映る緑が濃く感じられる。それでいて駅名標には「仙」の文字が続く。仙台市は実に広いのだ。

P70827218時過ぎに山寺着。木造の風情ある駅舎と、芭蕉の句にも出てくるセミの鳴き声が出迎えてくれる。さて、ここから立石寺の奥の院までの山登りだ。奥の院への入山は朝8時からということだが、この列車、あるいは行き違った山形からの列車でやって来た数人の客が早くも山に挑む。目の前につづら折れの石段が続き、爽やかな風が通り過ぎるものの早くも大汗。10年前に来た時はもっとすんなり登ったと思うが、これも年を取ったのと体重が増えたことの表れか・・・?

P7082729P7082735ちょうどあじさいの時期で、沿道にも多くの花を咲かせている。その風情を味わいながらようやく仁王門、さらに石段を登り、20分ほどかけてようやく奥の院へ。

P7082734_1ここですぐに折り返し、五大堂から山寺の町並みを見下ろす。風が吹き上がってくる感じで心地よい。真ん中に仙山線が走っており、鉄道模型のレイアウトを見ているような感じだ。ここに列車が入ってくればなおよかったのだが・・・・。

P7082740_1ちょうど団体客の活動の時間帯にさしかかったようで、帰りはその人たちとすれ違いながら下山。橋を渡り、仙山線のガードをくぐって向かったのは山寺芭蕉資料館。ここで芭蕉や奥の細道関連の資料を眺めながらしばし涼む。ここから見る立石寺の建物の数々も見もので、よくあの高さを登ったものだと感心するくらいだ。

さて駅に戻り、次の列車の時刻を確認していると、その下に「観光駅馬車」の案内が掲示されていた。これは土日に、天童温泉の宿泊客をターゲットに天童駅から市内の観光地と山寺を周回するというもので、何と無料。実は山寺から先は、とりあえず山形に出てから考えようと思っていたのだが、山寺から天童までは直線距離にして15キロと近いのである。これで天童までショートカットする形で行き、天童駅に隣接して将棋の資料館というのがあるそうだから、そこに入ろうということにする。

P7082745やって来たのは馬車ではなく、運転手含めて9人乗りのワゴン車。昔は本当に馬車が走っていたようで、そこから名前を頂戴したようだ。乗客が7人いたが5人が山寺で下車。空きが出たので無事乗ることができた。土・日きっぷの旅からは外れるが、これもまた面白いものだ・・・・。(続く)

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仙台名物牛たんを堪能

2007年07月07日 | 旅行記B・東北

さてフルスタでの試合観戦の後、今日はそのまま仙台に泊まる。フルスタの近く、仙台駅も徒歩圏内という「丘のホテル」に投宿。最初は国分町とか勾当台とかでホテルを探したのだが、今日は軒並み満室。そこでネットで見つけたのがこのホテルだ。まあ、球場に近いので結果的によかった。このあたりは再開発が進んでいるようで、真新しい感じの道路やマンションが立ち並ぶが静かな一角。部屋にバスはないものの、いつでも入浴可能な大風呂もあるし、パソコンも無料で貸し出してくれる。おかげで、今回の観戦旅行の記録も部屋でゆっくり書くことができる。

さて祝杯ということだが、仙台名物とくればやはり牛たんだろう。ホテルにあった「牛たん焼マップ」によれば、「利久 東口本店」という店が近いとのことで、一風呂浴びた後に出かける。観光客らしい人の姿も多い。

P7072710さて出てきた牛たん焼。これが結構分厚いのである。カウンターに座って目の前で焼いているのを見るだけでも食欲をそそるのだが、口にしてなお美味。ビールが進む。

P7072708P7072709またこの店には三陸の海の幸もメニューにあり、その中から岩がきにホヤ刺を注文。いずれもボリュームあり、牛たんと共にビールが進む。

こうした品物の写真を撮っているものだから、店員が話しかけてくる。今日はフルスタで観戦をしていた、楽天にとっては惜しい試合だったんだけどな・・・・。「だけど、今年はまだ5位で頑張っているじゃないですか」と話を向けると店員いわく「やっぱり最下位も時間の問題かな・・・?」

P7072712P7072711P7072713 牛たん焼の食事といえば、麦飯にテールスープがつくのだが、これにスモークサラダ、そして牛たんカレーがつく「利久丸得セット」を注文。さらに、その他の牛たん料理を食べたいということで、「牛たんの唐揚」に「牛たんのピロシキ」などというものも注文する。これでもかというくらいかっ喰らう。

さすがにこれだけ注文したから値段はそれなりについたが、旅先の思い出として満足。

8日もフルスタでの試合があるが、せっかく「土・日きっぷ」があるのだから、どこかに足を伸ばしてみようと思う。とりあえず仙山線に乗ろうと思うが、その後はどこに行くか・・・・。野球観戦から汽車旅モードへの変換である。

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観戦記~楽天対オリックス@フルスタ宮城

2007年07月07日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

仙台に楽天野球団ができて3年目。ようやくにして、フルキャストスタジアム宮城にて楽天対オリックス・バファローズ戦を観戦することができた。これでようやくパの6球団の本拠地制覇である。

P7072620東京からは「土・日きっぷ」を使用する。土日とも観戦すればいいのだろうが、せっかく東北まで遠征するのだから、2日目にはどこか他のところにも行きたい。その意味では、仙台地方が晴れの予報でよかった(大雨の被害に遭っている九州のことを思えば複雑であるが)。で、新幹線で行けばいいのだろうが(まして土・日きっぷを持っているのだから)、あえて上野駅から常磐線経由の特急「スーパーひたち7号」で仙台まで4時間半の道のりをたどる。このほうがかえって新鮮かな。在来線の特急でそれだけの時間乗りとおすことって今やほとんどないことだろうし・・・。

P7072623午前中は常磐線をたどり、仙台着。フルキャストスタジアムへは歩いて行けない距離ではないのだが、東口から100円のシャトルバスが出ており、これに乗れば5分たらずで到着する。ようやく念願のスタジアムに足を踏み入れる。広場には楽天カラーのユニフォーム姿のファンたちでごった返している。アウェイの地に来たもんだと改めて感じる。そんな中でもバファローズのスタッフがテントを構えており、今日と明日はファンクラブ会員を対象に記念グッズの引き換えを行っていた。一人でも多くの関西や関東からのバファローズファンに仙台に来てもらおうというキャンペーンのひとつ。まあ、ビジターファンが多く来ると、それだけホーム側の収入が増えるわけで、今日の場合、楽天にとっても悪い話ではない。「B’s CLUB」の帽子やらピンバッジやらをお土産でもらう。

P7072625 P7072635のほか、昔サンテレビの阪急の中継に出ていた、今は楽天のアドバイザーか何かやっているのかな?マーティ・キーナート氏のトークやら、楽天の第三のキャラであるカラスコによるダンスショーなどで盛り上がる。

さていつもなら外野スタンドに行くところ、今日に限っては前売り4000円でフィールドシートの指定席を購入していた。従来の内野スタンドの下をくりぬいた入り口から入る。他の球場にあるこの手のシートと異なり、高いネットがはってあるのが邪魔だが、それでも選手に近い目線でグラウンドに接することができるのは大きい。(期待していたファールボールや、選手によるボールの投げ込みを捕ることはできなかったけど)

P7072651P7072658 P7072655P7072656 おかげで、いろんな選手の試合前の練習の表情を間近にカメラで捕らえることができた。ちなみに、村松はこの日が1500試合出場だった。一塁側のフィールドシート、バファローズファンは10数人といったところか。面白かったのは、試合直前までは本当にガラガラだったのが、その後になると内野席はほぼ満席になったこと。内野席はすべて指定席であること、チケットを提示すれば何度でも出入りできること(というより、飲食店はほとんどが入り口の外に設けられているから)、球場の外でもさまざまなイベントをやっていること、そして、仙台の人たちがのんびりしていること?により、そうなったんだろうな。でもいいな、こういう大らかな雰囲気。

P7072673_4改めてスタンドを見渡すと、地方球場の雰囲気と、真新しい「ボールパーク」の雰囲気が同居した、なんとも独特の風情である。しかし、その意味で今の12球団の中ではもっとも個性的な球場ではないだろうか。それに比べれば大阪ドームのハード、ソフト両面の欠陥ぶりが・・・って、それはやめとこうか。

もうひとつ「いかにも最近の球場やな」と感心したのが、「エコ」ということ。ゴミの分別の徹底やら、「マイカップ」を持っていれば飲み物が50円引きで購入できるとか。売り子を呼びとめ、楽天の選手の写真をあしらったカップを差し出す人も多い。それほどエコにこだわるならば「ここでもやっている7回のジェット風船飛ばしは、資源の無駄使いだからやめるべきだ」と思うのだが、「風船を10個拾ったら試合後にステッカーと交換します」というので対抗していた。

P7072680P7072682さて試合、楽天・朝井、オリックス・カーターの先発で始まる。両チームともこの3連戦は「裏ローテ」にあたっている。昨日みたいな乱打戦か・・・と思いきや、両投手とも緩急をつけた巧投で、三振の山。カーターって、当初の抑えではもうひとつだったが、先発でそこそこのイニングを投げている。こっちのほうが適性があるのかな。オリックス・ローズ、楽天・山崎という、パの本塁打王1・2位に期待が集まるが、快音が出ない。

P7072688試合が動いたのは5回裏。礒部のピッチャー強襲安打、鉄平の内野安打の後、オールスターファン投票選出の嶋が先制のタイムリー。これで球場全体が大いに沸く。一塁側とはいえ楽天ファンがほとんどのフィールドシートも盛り上がる。

P7072698 ところがオリックスも負けていない。7回にようやく朝井を捕らえ、大引の犠牲フライに、日高のタイムリーと、下位打線で逆転。その後は両軍とも必死の継投策を取り、楽天も一打同点のチャンスをつくるものの凡退。最後まで観客を帰さない接戦だったが、楽天の選手がその後ホームに帰ることなく、結局2対1でオリックスの勝ち。数少ないオリックスファンがようやく歓びの声をあげる。

P7072694_1なかなか充実したフルスタでの初観戦。あくまでも楽天を応援するものではないが、この球場はこれまで訪れた中でトップクラスの球場という感想を持った。仙台のスポットとして、純粋な観光客の人にもお勧めしたいものだ。

さて、オリックスが勝ったので祝杯ということで(まあ、負ければヤケ酒なんでしょうが)今夜は楽しむとしようか・・・。(続く)

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九州全域で続く豪雨

2007年07月06日 | ブログ

梅雨なのに雨が降らないとか、いろいろなことが言われている今年の梅雨。明日7日は仙台での楽天対オリックス戦の観戦に出向くのだが、「雨が降らなくてラッキー」と手放しで喜んでもいられないのが今の天気状況である。

九州を襲う集中豪雨。少し前に「湿舌」という、それまで耳にしなかった言葉を聞いたのだが、このところ気圧や前線の配置により、九州にこの「湿舌」が入り込んでいるという。普通雨雲は東から西に流れるものだが、一ヶ所にとどまって強い雨を降らせるため、各地で土砂崩れや、集落の孤立などの被害が生じている。

被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます・・・といいつつも、ほんと、どうすればいいんでしょうね。

そんな中でもジャーナリストとかいう職業は見上げたもので、ニュースを見ていても、大雨が起こるのも人災、中には「人間が農耕文化を産み出して一ヶ所に定住しはじめた時から、自然破壊ははじまったもので、それが積もり積もって今日の災害に至っている」とのたまう輩もいるくらいで、ほんと、お気楽な商売だ。そこまで言うなら、高いギャラもらってるのだから、東京のスタジオでもっともらしいことをいうのではなく、大雨で決壊している河川の前に裸一貫で立って言ってほしいものだな。説得力が何倍にも増えまっせ・・・・。

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時刻表旅検定の受験番号通知

2007年07月04日 | ブログ

8月13~17日に実施される第1回「時刻表"旅"検定」の受験番号の案内メールが事務局から送られてきた。自宅で受験するこの検定、試験問題とマークシートが送られてきたら、マークシートにこの番号を書けというのである。あと、「JR時刻表」が7月20日頃発売されるので、忘れずに購入せよとのお達しである。

時刻表検定のホームページには受講の案内と「例題」が載っているが、その難易度を見れば、まあ「第2種」の問題が普通に解ければ「上級」は堅いだろう。それにしても、この検定の受験者ってどのくらいいるんだろうか。昨年の時刻表検定「本番」は、全国で3500人あまりいたというが・・・。まあ、1000人越えれば上出来ではないだろうか。

時刻表検定では、受験終了後早ければその日の夜に、問題の正解と解説の「速報」を紹介するサイトやブログがいくつかあるが、今回は受験期間に数日の幅があるだけに「まだ受験中なのに正解と解説がネットで流れる・・・」ということだけはないようにしてほしいものだ。

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オールスター戦出場選手決定

2007年07月03日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

今夜はロッテ対オリックスの試合を、千葉テレビのマリーンズナイターで観る。こういうローカル局の中継って、変に公正中立を唱えるのではなく一方のチームに肩入れしており、それはそれで面白いもの。帰宅したら9回にアレンの一打で勝ち越したのはいいものの、その裏に加藤が捕まって同点に・・・といったところで放送はおしまい。その後のニュースの時間でもマリンスタジアムの中継が入ったが決着がつかず、11回のローズの一発による勝ち越しの場面はネットの結果で知った次第。テレビで観られず惜しかったなあ・・・・。

さて、今年のプロ野球オールスター戦の出場選手が発表された。まあ、私にとって年々オールスター戦への興味は薄れているので、あっそうですかという感じ。

今年はファン投票の結果、パの12部門のうち、8部門が楽天の選手が占めたとか。いくら仙台でやるからって、正直このファン投票というのがどうも気に食わないのだ。特に最近は組織票的に、本当にその選手を「スター」として選出していいの?という疑問符をつけたくなる結果が多い。まあでもいいや。楽天に行かなければオールスターに生涯出られなかったであろう選手も何人かいるし・・・。

また、球場に置いてある投票用紙を一人で両手に抱えるくらい取ってきて、誰に入れるのかと思いきや、特定の一選手のマークシートだけを塗りつぶしてあとは知らん顔とか。正直見苦しい。

まだ監督推薦枠があるから、救われるようなものだが・・・・。

あ、別にオリックスからラロッカとローズの二人しか選ばれなかったからと、ひがんでいるわけではないですぞ。今のチーム成績を見ればこの二枚看板しか選ばれないだろうし、もう十分。ちなみにこの二人が出るとなると、黒田対ラロッカ、上原対ローズの対戦が楽しみかな(ラロッカは一番対戦したくない、と言ってるようだが・・・)。

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「入鹿と鎌足」謎と新説

2007年07月02日 | ブログ

「西暦645年=大化の改新」というのは、西暦1600年に関ヶ原の合戦があったのと並んで、日本の歴史のエポック・メーキングな出来事である。何せ、あの「アホの坂田師匠」でも、この二つの西暦は覚えている(まあ、漫才のネタだろうが・・・)くらいのものだ。「大化の改新、虫殺し(645ろし)」というのは、日本史の暗記本でおなじみのフレーズ。

大化の改新といえば、中大兄皇子(天智天皇)と中臣(藤原)鎌足が、当時権勢を振るっていた蘇我入鹿を倒し、天皇中心の政治を確立した・・・というのが、教科書で語られ、まさしく「虫殺し」とともに教えられた出来事である。ただ、この大化の改新についてさまざまな視点から疑問を投げかけ、「真実はこうではなかったのか」と論じる一冊がある。

027958600000それが、関裕二著「「入鹿と鎌足」謎と真説」(学研M文庫)。この人には「大化改新の謎」(PHP文庫)という作品もあり、その中で語っていることとほぼ同じなのだが、いずれも日本書紀をはじめとした「正史」に真っ向から考察を行い、客観的に当時の状況を見つめたうえでそれらを論破するというものである。

その内容をくどくど語る場ではないのだが、著者の考えでは当時の「改革派=蘇我宗本家、蘇我入鹿、孝徳天皇」に対し、「守旧派=中大兄皇子、中臣鎌足」とし、なおかつ「中臣鎌足=当時日本に亡命していた百済の王子」という図式を説いている。作品の中で著者があれこれ検証しているが、その一つ一つが「なるほどな」と思わせるものだ。これまでの古代史観というのは「正史」とされる「日本書紀」により形成されたものといってもいいが、その「正史」というのが、誰にとって都合のよい「正史」だったのかというのである。「正史」というのは「正しい歴史」ではなく、「その時の為政者にとって正しい、自分の系統が正しいものであるという歴史」との考えもあるようだし・・・。

それは、「足利尊氏は天皇をないがしろにした大逆賊で、楠木正成は忠臣である」という、戦前の日本の歴史観の論法となんら変わりないのではないか。ましてや、本当にどっちが正しいのかわからんでしょう。

この一冊を読んで、思い浮かべたのが先の久間防衛大臣の「原爆投下はしょうがない」発言。まあ、この一節だけが取り上げられているので、どういう経緯があって(というより、たまに政治家が先の戦争について「暴言」と叩かれる発言をするが、あれって、誰がどういう水の向け方をしてそういう発言になったかというのは伝えられないね。その前後の状況がわからないと、よしあしの判断ができないのに・・・)そのような発言に至ったのかはわからないが。それも歴史観だろう。いや、あの当時の日本軍なら、原爆が落とされない限り「一億玉砕」を掲げ続け、それこそ本土でのドロ沼化した戦線になったかもしれないし、ソ連が北海道を占領したかもしれない。確かに降伏勧告を渋ったがために原爆投下につながったという見方もある(もっと早い段階であれば、沖縄が陥落した段階で降伏するという選択肢もあっただろうし、第一日本が戦争に突入することもなかったはずという見方もある)。

だから久間大臣の発言が100%間違っているというようには思わないのだが、現職の閣僚として、現政府の公式見解が出ている中で、自分の感情をそのまま表すのは配慮が足りないといわれても仕方がないだろう。時と立場をわきまえないとね。せめて大臣をやっている間は、それは封印しないといけなかったのでは。いや、一介のじじいが自分の意見として「しょうがない」ということは、否定されるものではないし、その発言により日本国民の中にも「しょうがなかったのかな」と感じる人は少なからずいると思うけどな・・・。

それだけ、歴史というものは今後もっともっと深く検証することが求められている学問なのだな・・・と改めて感じた次第である。

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序ノ口力士の突然死と新弟子検査応募者ゼロ

2007年07月01日 | ブログ

新横綱・白鵬の誕生と、琴光喜が地元で大関獲りを目指すという名古屋場所。ところがこういうネットのニュースでは、これらへの期待よりは、未だ解決していない八百長疑惑に、また新たに発生した不穏な話題のほうがおおい。

その一つが、時津風部屋で起きた、序ノ口力士がぶつかり稽古の直後に倒れてそのまま死亡したという事故。通常の稽古中に起きたことされてはいるが、上の者によるシゴキや「制裁」がなかったとも限らない。いや、これまで死に至らなかっただけで、こういう社会なれば大なり小なりあるはずだ。あるいは、プロの相撲部屋なら昔からの当たり前のことなのかもしれないが、学校の中なら教師の体罰にあたるようなことなのかな?

今後詳しい事情聴取がされるそうだが、もし事件性が認められれば、週刊誌がネタにする八百長疑惑がぶっ飛ぶくらいの大きな問題になる。相撲部屋の身分制とかしきたりにも影響が出るのでは。

そういう社会が敬遠されているのか、この名古屋場所の新弟子検査志望者が史上初「ゼロ」だったというニュースもあった。3月場所のように学校の卒業シーズンにあわせて・・・というわけではないので元々新弟子の少ない場所ではあるのだが、しかし「ゼロ」とはね・・・。相撲人気もここまで落ちてしまったものか。でも、かといって私が入門するわけにもいかないしな。(身長・体重は確かに軽くクリアしてますけどね)

別に相撲という競技が悪いのではないんだが・・・・。

現場サイドでできることは、やはり観客が沸きあがる熱戦を展開することだろう。歴代の理事長が口にする「土俵の充実」。この言葉を、親方や力士がどのように理解し、実践するかだろうね。

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