まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

歌舞伎って・・・?

2010年12月07日 | ブログ

このところ世間を賑わせているのは歌舞伎の市川海老蔵さんの暴行事件。

まあワイドショーのネタとしては面白いのだろうが、これを朝からニュース枠で連日放送するのはいかがなものかと思う。もっとも朝見ているのが読売テレビ~日本テレビ系列で、日本テレビといえば海老蔵さんと小林麻央さんの結婚披露宴を巨額の権料で放送したくらいだから、ごひいき筋の役者さんなんでしょうな。

トラブルの内容を見るに思い出されるのは今年に横綱を引退させられた朝青龍のこと。あの酒の上での暴行事件も結局うやむやな背景の中で、事実は現役の横綱が引退に追い込まれたこと。事件の背景だけ見れば海老蔵さんも同じような性質のものでは?

ただこれが朝青龍ならバッシングされ、海老蔵ならうやむやにされるというのはどうだろう。歌舞伎の世界というのはよほど甘いところなのかな。

まあ、血筋を重視する職業。というか、落語や相撲や他の伝統工芸のように一般人が弟子入りできる世界ではなく、江戸の頃から続いた血統のある人しかなれない職業である。その中でエリートといえば、まあそりゃわがままし放題だろうし、女性も選びたい放題ヤリたい放題。何をやっても許される世界ですな。羨ましい・・・。

オレも、そういう家に生まれたかったよ。

それにしても、仮に海老蔵が暴行を働いたとしても引退することもなければ永久追放されることもなく、何のお咎めもなく何事もなかったかのように舞台に立つんでしょうな。伝統と血筋は守らなければなりませんからね。結構なことで。それだったらまだ実力と番付の世界の相撲のほうがまだ健全。

「伝統文化」だからといって、それでいいんですか・・・?伝統って、そんなにありがたいものなん???ちょっと、履き違えている連中が多いのでは???

コメント

南国土佐に思いを馳せます

2010年12月05日 | ブログ

とある方から、我が家あてにクロネコのメール便で一通の封筒が送られてきた。

それを開けてみると、その方からの心のこもった手紙に加え、今年の大河ドラマで注目のエリアとなった土佐のガイドブック、プロ野球独立リーグの四国九州アイランドリーグ所属の「高知ファイティングドッグス」の応援誌(そういえば私は同じ独立リーグでも北陸・上信越のBCリーグのほうを応援しているのだが、いつか超えてほしい目標としてアイランドリーグがある)、そして土佐の宿のオリジナル葉書などが同封されていた。

その宿というのは、「ネスト・ウエストガーデン土佐」という、海の見えるレストランホテルである。その方はこの秋にこのホテルに宿泊されたということで、「かつて過ごしたある小さな街のことを懐かしく思い出したよ!」とあった。

その「私は今・・・海にいます」というキャッチフレーズのホテル、私はもちろん宿泊したことがないのだが、調べてみると土佐くろしお鉄道の土佐入野駅から歩いて海辺に出た、入野松原という景勝地にあるという。ネットで検索してみたが、これは素敵なホテルやなあと思った。私も、たまにはこういうおしゃれなところに宿泊したほうがいいのかもしれない。

20055_072 土佐入野、この海岸、そういえば訪れたことがあるなと記憶をたどってみると、この海岸というのは毎年GWの時期に砂浜で「Tシャツアート」というのをやっており、確か2005年のGWに見物したことがあるというものだ。ちょうどこの年にアイランドリーグが発足しており、その時は高知と松山での観戦と土佐西部の観光をメインにしたプランで(高知の試合は雨天中止となったのだが)、土佐入野で下車して海辺のTシャツアートを見物した。何とも不思議な光景だったが、「素材で勝負してるなあ」と感心したものだった。

その方からの手紙を見て、雄大な景色と素朴な人情が残る土佐をまた訪れたくなった。高知にはオリックス・バファローズが春のキャンプを張っており、昨年と今年は西宮タイガースとのオープン戦観戦を目当てに訪れたが、同じ県内でも結構遠隔地にあたる西部も面白そうである。

また、Tシャツと黒潮のコラボを楽しみに行こうかな。その時期には「ぶらぶら」というウォーキングプランもあるようだし・・・・。

コメント

東北新幹線、新青森開業

2010年12月04日 | ブログ

12月4日、東北新幹線の八戸~新青森間が開業する。これにより新幹線のネットワークは青森から福岡まで(来年3月には鹿児島まで)つながることになる。ちょうど12月号の時刻表を買ってきて路線図を見ると、「うーんそうなのか」と感じる。

ちなみに私がJRの全線の乗りつぶしを達成したのがちょうど昨年の12月5日。今回の開業日にこの新幹線に乗ることはないので、ちょうど1年で「JR完乗」のタイトルも返上となる。まあ、それは仕方ない。

これが東京ならば青森の観光とか地域活性化ということでCMなども結構流れるのだろうが(先日東京に行った時にテレビとか駅ポスターで見たが、確か泉谷しげるさんとか吉幾三さんなんか出ていたっけ)、関西ではほとんど話題になっていないようだ。まあ関西から東北となれば飛行機で行くのが一般的だろうから。ただそこを新幹線を乗り継ぎ、日本の国土の広がりを感じつつ「みちのく」を訪れるのも面白いかと思う。かつて青森を訪れた時に結構美味しい郷土料理店にも出会ったことだし、いずれ乗りつぶしを兼ねて行ってみたい。

一方で、並行する在来線の問題は相変わらず。並行区間の八戸~青森は「青い森鉄道」に移管。JR大湊線はポツネンとしてしまった。大湊まで鉄道で行こうとする人(がどのくらいいるかわからないが)にとっては自動的に値上げである。貨物列車も区間によって会社が異なるのも如何なものかと思うのだが、とにかく新幹線を鉄道の中心に据えたいという意向が地元やJRにあるのなら仕方ないことだろう。

青森に行くのなら片道は新幹線、片道は「第三セクター乗り継ぎ」も面白いかもしれないな・・・・。

コメント