ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

プッシー&プッシー??

2008年11月02日 | アホな小話
夕飯食べてホッと一息入れながら、旦那と今日のことを話しておりました。

今日の会場を作ってくれた家族の娘、ジュリアのレッスンを、来月1ヶ月無料にしたいと言ったのだけれど即刻却下!
「やっぱり上手な言い回しできんかったからかなあ」、という話になり、
「まあ、ああいうことはネイティブの僕でもうまく言うのは難しいから」と、珍しく慰めてくれる旦那。
「でもさ、やっぱりあんまりプッシーに言うのも……」と、ここまで言った途端、大きくのけぞる旦那の姿が。
ど、ど、どないしたん?!

「あんなあ、プッシーちゃうって、プッシー!」
そんな叫ぶなっちゅうに……。
「プッシー」
「ちゃうちゃうっ!プッシー!」
なにマジ真剣なってんのですかぁ~?

どうやらわたしが『押しつけがましい』の意味で言っているつもりのプッシーは、『女性のアソコの俗称』の発音のようです。
それからなんべん言い直したか。「プッシー」「ちゃう、プッシー」「プッシー」「も~ちゃうって、プッシー」
ssとshの違いってのが、どうしてだか苦手なわたし。RとLは大丈夫なのに……。

「もうプッシーっていう言葉使わんとき。危な過ぎやから」
と捨て台詞を残して部屋から出てった旦那。

しばらくすると、ビールを飲みながらシアトルに住む弟に電話をかけていた旦那がやってきてニヤニヤ。
ふ~ん、あんたの企んでることなんかミエミエじゃわい。ま、ええか、ノッたるわ。
「ちょっとおもろいの聞かせたるわ。はい、まうみ、用意はいい?、She is a little」
「プッシー!」←もちろんpushyのつもり。決してpussyではございません。
おいおい、スピーカーフォンやないのに聞こえ過ぎ。そぉ~んな大声で笑わんでもええんちゃいます?

うぅ~、練習してやる。RとLの時みたいに、めちゃんこ練習して、君達をアッと言わせてみせようではないか。
まあ、アッと言うてもらうほどのことでもないのですけどね。

ああめんどくさ。ほんま、ちょっとぐらい音が違たって、まあそういう意味やろなって理解するのが男の優しさちゃうん?
でもまあ、この言葉に関しては、間違って言うととんでもなくアホに思われてしまうので、やっぱ注意してもらうべきかもね。

そうや、クリスマスの寸劇にしよっと
……………深いため息をつく連れ合い



コメント (2)
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みんな頑張ったね。

2008年11月02日 | 音楽とわたし
今年はチャレンジの年でした。
みんな、自分のレベルより1段から2段上の曲を弾きました。(弾かされた、とも言えますが……)
時にはプリプリ文句を言い、時にはなんでこんな難しい曲弾かすん!と涙ぐみながら抗議し、時にはやっとここんとこが弾けるようになったと目をキラキラさせ、
皆と二人三脚、やっと今日に辿り着き、それぞれに頑張った日々を無駄にしない、とても立派な演奏を披露してくれました

いつもは1部でソロを弾き、休憩を挟んで2部でデュエットを弾いてもらうのだけど、今年は一度試しに変えてみようと思い、ソロを後回しにしてみました。ソロの最後はわたしだし、それの方が形としていいかなと思ったんです。
でも……やっぱり、最後の方になるとクタクタに疲れてしまっていたわたし……自分の演奏に集中できずに困りました。
やっぱ来年はソロから始めよっと、なんて思いながら演奏していたトホホなわたしでした。

旦那は荷物運びから司会から皆のお相手まで、いろいろ手伝ってくれました。
でも、なによりも大きな助けになったのは、もちろんホストハウスの家族の皆さん。
部屋の家具を別の部屋に運び、家の中の椅子という椅子、ソファなどをとてもすてきに配置してくれて、
おかげで50人もの人達が、それぞれにお気に入りの場所で聞くことができました。
でも……よく考えてみるとすごい……50人ものお客さまとグランドピアノを持てる居間ってことですもんね。
ある意味、わたしはとてもラッキーなピアノ教師なのかもしれません

部分練習用キット、子供達はさっそくキャンディボックスみたいにぶ~らぶら。おいおい、壊れるっちゅうに~
喜んでくれたのは、どっちかっていうと親の方だったような気がしないでもありませんが、でもいいんだ、いい気持ちだから

さてと、次の行事は4日の選挙観戦?パーティ。豚汁いっぱい作って、肉じゃがと大根サラダで盛り上がる予定です。

それが終わると、いよいよ伴奏バイトのリハーサルが目白押し。これが始まると、毎日のように新曲の譜面を渡されて、翌日に当たり前のように仕上げておかなければならないパターンが続くので、なかなか神経が疲れます。
若い頃、初見が大の得意だったわたし。年を取ってるのに、今でも得意でないとイヤだという変な負けず嫌いの性格が出て、
それでガリガリ頑張ってしまう→ふうん、なかなかやるじゃんと思われる→もっと過激なお願いをされる→最悪なパターン。
ま、今年もやっぱり意地張っちゃって、ふらふらになってしまうこと必至。なんだかな~
クリスマス直前までの、1年の締めくくりの仕事です。今年はほんとにたくさん演奏させてもらいました。感謝
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