ドヨォ~ン……今週まるまる一週間、曇りのお天気が続くそうです。
いつもなら、お天気とともに気分が上がったり下がったりしがちな我々ですが、大統領選イブということもあって全然大丈夫。
明日のアメリカ再出発記念日をお祝いするための、材料を買い込みに行って来ようと思います。
そうだ、乾杯のための日本酒!ええとええと、ちょっと奮発して、$20ちょいと出してもいいかな?
こんな特別な時を祝うお酒なんやから、旦那も高いって文句言わへんでしょ。
あれ、聞き覚えのある声が玄関口から聞こえてきました。Mちゃん、ドラマーB氏の奥さんです。相変わらず美人っ!
急いで玄関に出て行って、とても久しぶりにあれこれ話すことができました。
明日の選挙への熱い思い、選挙の結果を心配するあまり、気持ちがざわざわして病院に駆け込む人がとても多いこと、そしてその多くは移民の人達らしいことを教えてくれました。
いくらなんでも、こんな情勢の中、共和党を勝たそうなんて人の方が多くなるとは思えないよね、と言いながら、
お互いなにか、とても小さいけれど消せない灰色の点があるのを認めざるを得ないのがこの国に暮らす者の宿命でしょうか。
気分直し?に、彼女からひじょ~にアメリカンな逸話を聞かせてもらいました。
まずはリムジン業界のお話。
彼女の夫B氏は、長いツアーからやっと解放され(といってもほんの一時ですが)今朝早く空港に着きました。
いろいろ悲惨な目に遭って、ようやく見つけたリムジン会社。約束の時間前に到着してくれることがありがたい……。
ところが……やっぱりあんたもかぁ~!事件が勃発してしまいました。
空港で待つこと5分、「あともう5分で着くから」そして……「ああ、もうすぐそこにいるから」そして……「ごめん!車故障しちまってさ~」……。
仕方なくタクシーに乗ったB氏。タクシーは彼の家をさり気なく見事に通り過ぎ、あちこち走った挙げ句橋まで渡っちゃったりして、すっかり無駄な時間とお金を使わされたB氏の怒りのほどを想像するだけで身が縮みます。
次のお話はトイレのお部屋増築編。
家の改築や設備増設にまつわる、涙無しには語れない&聞けない話は山のようにあるここアメリカ。
ちゃんと、きちんとしてはいけません、という法律でもあるんかい!と怒鳴りたくなるようなことがゴロゴロしているだけに、
そういう作業を頼む側としては、ちゃんとやってくれそうな会社を選ぶのに一苦労です。
Mちゃんだって、それはそれは苦労して、その会社をやっと見つけたのだと思います。
韓国人の方が経営していて、韓国人の方々が作業に来てくれて、家に入ると靴をちゃんと脱いでくれて、床に敷物を敷いてくれて、それだけでとても丁寧っぽくて満足していたMちゃん。
ところが……トイレを増築した階の、いろんなところに白いお粉が飛び散っていて、それを掃き掃除することに。
作業員?いえいえ、その方々はすっかり作業を終え、爽やかな笑顔で挨拶を済ませ、とっくにお帰りになっております。
なので、なんでやねんとかめんどくさ過ぎとかブツブツ思いながら、残された(というかそこで生活を続けていかなければならない)依頼主でありお金を払った家族の者がやることになるんですね。
でも……そういう粉やゴミっていうのは、日常のそれらとは全く異質の物で、家庭用の器具には荷が重過ぎたようです。
水分を含んだ粉がホースの内側に付着し、それはそれはえらいことになったそうです。
たまたま日本から遊びに来ていらっしゃるMちゃんのご両親、「こんなこと、日本やったら絶対に信じられん」と何度も何度もつぶやいておられるそうな……。
そうですよね。絶対に信じられないことですよね。
でも、住めば都、もちろん腹立つし呆れるし、時には気を失いそうになるけれど、慣れちゃうんですよね~これが。
っていうか、諦めるのがうまくなるっていう方が正しいかしらん。
さあ~、明日の選挙、投票できない分、念入れまくるぞぉ~!
「明日はとても楽しみ……でも、ちょっと不安」と親指と人差し指を寄せて言った帰り際のB氏。
よぉ~っく分かるよ、その気持ち、その不安。
でも、今度こそは、今回こそは信じたい。アメリカ人の良心と常識が狂気に勝るということを。
みんなも一緒に祈ってください!
いつもなら、お天気とともに気分が上がったり下がったりしがちな我々ですが、大統領選イブということもあって全然大丈夫。
明日のアメリカ再出発記念日をお祝いするための、材料を買い込みに行って来ようと思います。
そうだ、乾杯のための日本酒!ええとええと、ちょっと奮発して、$20ちょいと出してもいいかな?
こんな特別な時を祝うお酒なんやから、旦那も高いって文句言わへんでしょ。
あれ、聞き覚えのある声が玄関口から聞こえてきました。Mちゃん、ドラマーB氏の奥さんです。相変わらず美人っ!
急いで玄関に出て行って、とても久しぶりにあれこれ話すことができました。
明日の選挙への熱い思い、選挙の結果を心配するあまり、気持ちがざわざわして病院に駆け込む人がとても多いこと、そしてその多くは移民の人達らしいことを教えてくれました。
いくらなんでも、こんな情勢の中、共和党を勝たそうなんて人の方が多くなるとは思えないよね、と言いながら、
お互いなにか、とても小さいけれど消せない灰色の点があるのを認めざるを得ないのがこの国に暮らす者の宿命でしょうか。
気分直し?に、彼女からひじょ~にアメリカンな逸話を聞かせてもらいました。
まずはリムジン業界のお話。
彼女の夫B氏は、長いツアーからやっと解放され(といってもほんの一時ですが)今朝早く空港に着きました。
いろいろ悲惨な目に遭って、ようやく見つけたリムジン会社。約束の時間前に到着してくれることがありがたい……。
ところが……やっぱりあんたもかぁ~!事件が勃発してしまいました。
空港で待つこと5分、「あともう5分で着くから」そして……「ああ、もうすぐそこにいるから」そして……「ごめん!車故障しちまってさ~」……。
仕方なくタクシーに乗ったB氏。タクシーは彼の家をさり気なく見事に通り過ぎ、あちこち走った挙げ句橋まで渡っちゃったりして、すっかり無駄な時間とお金を使わされたB氏の怒りのほどを想像するだけで身が縮みます。
次のお話はトイレのお部屋増築編。
家の改築や設備増設にまつわる、涙無しには語れない&聞けない話は山のようにあるここアメリカ。
ちゃんと、きちんとしてはいけません、という法律でもあるんかい!と怒鳴りたくなるようなことがゴロゴロしているだけに、
そういう作業を頼む側としては、ちゃんとやってくれそうな会社を選ぶのに一苦労です。
Mちゃんだって、それはそれは苦労して、その会社をやっと見つけたのだと思います。
韓国人の方が経営していて、韓国人の方々が作業に来てくれて、家に入ると靴をちゃんと脱いでくれて、床に敷物を敷いてくれて、それだけでとても丁寧っぽくて満足していたMちゃん。
ところが……トイレを増築した階の、いろんなところに白いお粉が飛び散っていて、それを掃き掃除することに。
作業員?いえいえ、その方々はすっかり作業を終え、爽やかな笑顔で挨拶を済ませ、とっくにお帰りになっております。
なので、なんでやねんとかめんどくさ過ぎとかブツブツ思いながら、残された(というかそこで生活を続けていかなければならない)依頼主でありお金を払った家族の者がやることになるんですね。
でも……そういう粉やゴミっていうのは、日常のそれらとは全く異質の物で、家庭用の器具には荷が重過ぎたようです。
水分を含んだ粉がホースの内側に付着し、それはそれはえらいことになったそうです。
たまたま日本から遊びに来ていらっしゃるMちゃんのご両親、「こんなこと、日本やったら絶対に信じられん」と何度も何度もつぶやいておられるそうな……。
そうですよね。絶対に信じられないことですよね。
でも、住めば都、もちろん腹立つし呆れるし、時には気を失いそうになるけれど、慣れちゃうんですよね~これが。
っていうか、諦めるのがうまくなるっていう方が正しいかしらん。
さあ~、明日の選挙、投票できない分、念入れまくるぞぉ~!
「明日はとても楽しみ……でも、ちょっと不安」と親指と人差し指を寄せて言った帰り際のB氏。
よぉ~っく分かるよ、その気持ち、その不安。
でも、今度こそは、今回こそは信じたい。アメリカ人の良心と常識が狂気に勝るということを。
みんなも一緒に祈ってください!