昨夜、ちょいと多めにお酒を飲んで、ご機嫌に『フィッシュ』というバンドの音楽をYouTubeで延々と聞き続けていた旦那。
その後ソファでぐうぐう眠り始めたので、さっさとベッドで寝なはれ~と言うと、なんの抵抗もなく寝室に直行。
そして今朝、とっても早い時間に目覚めた彼は、なにを思ったか、料理本片手にこれ↓を作ってくれたのでした。
オレンジの、なにげに怪しいカタマリは、わたしの大好物のスウィートポテト。
そしてその横の、なにげに怪しい四角いブツは、わたしの嫌いなスクラップル。
スクラップルと勝手に片仮名にしたけれど、ほんとの名前はよく分かりません。
ペンシルバニアダッチの皆さんが好んで食べる、いわゆる保存食の一種です。
旦那の里はペンシルバニア州の片田舎、巨大チョコレート会社ハーシーズチョコレートの本社があるハーシー市の近所で、
ペンシルバニアに移り住んだドイツ人の方々が、自分達の伝統を大切にしながら暮らす地域が点在しています。
なので、旦那も子供の頃から、スクラップルやダッチハムなどを食べていて、その味をとても懐かしがるのですが、
実はこのスクラップル、豚の肝臓の練り物でありまして、独特の匂いと風味がどうもわたしは苦手。
かまぼこのように練り固めたのを薄く切り、フライパンで両面を焼くだけ。栄養的にはとても素晴らしいのだけど……。
いつもは誘われてもお断りしているのですが、朝も早よから芋を茹で、レモン汁とメイプルシロップとバターを混ぜ、それをフードプロセッサーでドロドロにし、わたしが喜ぶかと思いながら料理してくれた旦那の心意気を酌んで、
えいっ!とばかりに口の中に入れたけど……うぇっ!やっぱ苦手!でも、頑張っていただきました。
お腹いっぱいになって後ろを振り向くと、こちらもまた、朝も早よから洗い物の山……
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ま、いっか。今朝のわたしにはな~んも予定がありません。あごカックンの痛みも完全に無くなりました
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感謝を込めて、お皿洗いいたしましょ
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