うちには水曜日から土曜日まで、毎日数人の生徒達がやって来ます。
生徒達だけの時もあれば、親兄弟姉妹が一緒の時もあります。
時間によっては学校から直通だったり、スクールバスがいつもより遅れて慌ててすっ飛んできたりするので、まずはトイレ!と、トイレに駆け込む子も多いです。
付き添いの親御さんやチビちゃん達も然り。
なので、家探しをしている間、わたしの頭の中の1番の関心事はトイレの数と場所でした。
前の家はとても好きだったしトイレもふたつあったけど、生徒達が使うトイレは台所続きにあって、レッスン室からまず台所を通り抜けないと行けませんでした。
わたしはそれがいやでいやで、とにかくレッスン室からすぐに行けるトイレ、それが叶わないなら、せめて台所を横断する必要のない家を探していました。
で、この家は、レッスン室の隣にシャワー室があります。今朝は雨漏りでびっくりしたけど……。
その部屋は台所にもつながっているので、ドアがふたつついていて、どちらかのドアの鍵をうっかり閉め忘れると、たまにヤバいこともあります。
それはさておき、その便利さもあってか、そりゃもう大繁盛。水曜日から土曜日は水洗の音が鳴りっ放し。
今日、お兄ちゃん達のレッスンにお母さんと一緒についてきた5才の男の子が、トイレに入ったまま一向に出てこないのです。
まあ、こういうことは珍しくないので、様子を見い見いレッスンをしていると、怪しい音が中から聞こえてきました。
こちらのお母さん方は得てして、3才であろうが4才であろうが、その子が自分独りでしたいと言うとまず手伝ったり確かめに行ったりしません。
何が起こっているのかメチャクチャ確かめたかったけれど、母親が動かないのに、よそのおばちゃんが行くわけにはいきません。
それに当然、鍵を開けてもくれないし。
とりあえず、お兄ちゃん達のレッスンを続けていると、やっと出てきた坊や、なにかゴニョゴニョわたしに言いました。
「なんであんなとこにバケツがあるの?」
「ああ、今朝ね、天井からお水が落ちてきたからよ」
「ふーん、濡れた?」
「うん、まあ、ちょっとね」
「まだ濡れてるよ」
「そう?後でまた掃除しとくね」
彼の報告はとっっっっても正しかったのでした!
便座はもちろんのこと、便器の後ろ奥に置いてある掃除用具、生理用品入れまでべチョベチョ、どっひゃ~
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いったい彼は、どこに向かって放尿あそばしたのか……。
故意ではなかったにせよ、せめてちょっとヒントをおくれよぉ~!
あと、手洗いしようとしたんでしょう、わたしの洗顔用のオイルを手に取り、それはオイルなので当然ヌルヌルするだけで泡立たず……、
焦って横に置いてあった、手洗いのための液体石鹸を思いっきり使い切り……しくしく
というわけで、坊やが報告してくれた「まだ濡れてるよ」は、とってもとっても正しかったのでした。
今日は水難の日、だったようです。
でも、おかげでトイレの周りがめちゃんこきれいになりました。ありがとね、坊や。
生徒達だけの時もあれば、親兄弟姉妹が一緒の時もあります。
時間によっては学校から直通だったり、スクールバスがいつもより遅れて慌ててすっ飛んできたりするので、まずはトイレ!と、トイレに駆け込む子も多いです。
付き添いの親御さんやチビちゃん達も然り。
なので、家探しをしている間、わたしの頭の中の1番の関心事はトイレの数と場所でした。
前の家はとても好きだったしトイレもふたつあったけど、生徒達が使うトイレは台所続きにあって、レッスン室からまず台所を通り抜けないと行けませんでした。
わたしはそれがいやでいやで、とにかくレッスン室からすぐに行けるトイレ、それが叶わないなら、せめて台所を横断する必要のない家を探していました。
で、この家は、レッスン室の隣にシャワー室があります。今朝は雨漏りでびっくりしたけど……。
その部屋は台所にもつながっているので、ドアがふたつついていて、どちらかのドアの鍵をうっかり閉め忘れると、たまにヤバいこともあります。
それはさておき、その便利さもあってか、そりゃもう大繁盛。水曜日から土曜日は水洗の音が鳴りっ放し。
今日、お兄ちゃん達のレッスンにお母さんと一緒についてきた5才の男の子が、トイレに入ったまま一向に出てこないのです。
まあ、こういうことは珍しくないので、様子を見い見いレッスンをしていると、怪しい音が中から聞こえてきました。
こちらのお母さん方は得てして、3才であろうが4才であろうが、その子が自分独りでしたいと言うとまず手伝ったり確かめに行ったりしません。
何が起こっているのかメチャクチャ確かめたかったけれど、母親が動かないのに、よそのおばちゃんが行くわけにはいきません。
それに当然、鍵を開けてもくれないし。
とりあえず、お兄ちゃん達のレッスンを続けていると、やっと出てきた坊や、なにかゴニョゴニョわたしに言いました。
「なんであんなとこにバケツがあるの?」
「ああ、今朝ね、天井からお水が落ちてきたからよ」
「ふーん、濡れた?」
「うん、まあ、ちょっとね」
「まだ濡れてるよ」
「そう?後でまた掃除しとくね」
彼の報告はとっっっっても正しかったのでした!
便座はもちろんのこと、便器の後ろ奥に置いてある掃除用具、生理用品入れまでべチョベチョ、どっひゃ~
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いったい彼は、どこに向かって放尿あそばしたのか……。
故意ではなかったにせよ、せめてちょっとヒントをおくれよぉ~!
あと、手洗いしようとしたんでしょう、わたしの洗顔用のオイルを手に取り、それはオイルなので当然ヌルヌルするだけで泡立たず……、
焦って横に置いてあった、手洗いのための液体石鹸を思いっきり使い切り……しくしく
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というわけで、坊やが報告してくれた「まだ濡れてるよ」は、とってもとっても正しかったのでした。
今日は水難の日、だったようです。
でも、おかげでトイレの周りがめちゃんこきれいになりました。ありがとね、坊や。