今日は、めちゃくちゃ混んでる駐車場で、めちゃくちゃかっこわるい大人を数人目撃しました。
クリスマス後の、クリスマス休暇最後の日曜日の、しかも良く晴れた夕方は、どこのモールもお店もすごい人です。
プレゼントの返品をしに来る人、プレゼントにもらったお小遣いで自分の好きな物を買いに来る人、クリスマス前よりもパワーアップしたセールを狙う人、ただの暇つぶしの人達もそこに混じって、そりゃもう、めちゃくちゃに混むわけです。
そういうこともしっかりと覚悟の上で、息子Tとわたしは、近くのアウトレットモールに出かけて行きました。
Tがわたしにくれた室内履きのスリッパを返品しに行ったのです。
サイズが合わなかったことに加え、なんと、同じモールの、同じぐらいの時間に、まあまあ気に入るのを見つけ、自分で買ってしまっていたのでした。
実は、寒くなり始めた頃からずっと、温かな室内履きが欲しい欲しいと思っていました。
けれども、買い物に出かける時間も無く、ネットで調べるほどの意欲も無く、そのままになっていたのです。
でも、欲しい気持ちは気温が下がるにつれて更に強くなり、きっとわたしはTの前でもブツブツとつぶやいたりしていたのでしょう。
クリスマス前は、誰もが贈り物のことで頭を悩ませています。そんな時に、あ~○○が欲しいなあ~なんて言っているのを聞いたら……、
そっか、○○が欲しいのか、ほな、それを買うたげたらええんや!と、ホッとするやら嬉しいやら、贈り主の頭の中には、○○を手にして大喜びする誰かさんの姿がくっきりと浮かび……ということで、Tは今回、自信満々でプレゼントしてくれたのでした。
かんにん!
卒業とクリスマスですっかりわたし達よりお金持ちになったT。欲しい物があるからと、一緒に付き合ってくれることになりました。
そしてその現場を、わたしと一緒に目撃してしまったのでした。
『信じられないほどにかっこわるかった人達・その1』
混みまくっている駐車場にどうしても車を止めなければならない場合、グルグルあても無くゆっくり回り続けるか、買い物を終えた人達が乗り込みそうな車(これはもう運を天に任せるしかないのだけど)のすぐ近くに車を止めて待つかのどちらかしかありません。
適当に列を決めて、まず入ってみました。
すると……、
なんじゃこりゃ~!?の車が2台、目に飛び込んできました。
空いているのは1台分のスペース。そこにVの字状に2台の車が頭を突っ込んでいて、その角っこは今にもコンッと音をたててぶつかりそうなぐらい近いのです!
しかも、2台のうちの1台の車の運転手は、シートを寝かせて狸寝入り?!もう1台の方の運転手は、あらん限りの目力でもって睨みつけています。
いったいどれぐらいの時間、ああやって粘っているのやら……。
Tも思いっきり呆れていました。
『信じられないほどにかっこわるかった人達・その2』
その2台を通り過ごすと、わたし達と同じような考えで待っている車が1台停まっていました。右側のウィンカーランプを点滅させています。
ああ、もうすぐ出る車を見つけたんだなと思い、その車の後ろに自分達の車を停め、ハザードランプを点滅させ、その車の様子を見ることにしました。
他の、わたし達のように待ちたくない車は、対向車線に車が来ていないかどうかを確かめて、わたし達の車を追い抜いて行かなければなりません。
そういう意味では、わたし達は迷惑をかけてしまっているのですが、この待ち方は非常に混んだ駐車場では、暗黙の了解のもとに許されていることなのです。
わたし達の車の後に、でっかい黒いハマーがやって来ました。
わたしの車のハザードランプを見て、追い越そうとしたのですが、対向車線には3台の車がすでに入ってきていて、それらの車が通り過ぎるのを待って、追い越すしかないと、わたしはルームミラーと目の前の状況を見比べながら思っていました。
がっ?!
そのハマー、いきなりハンドルをぐいっと切り対向車線に出、わたしの車のすぐ横に停止。そしてジリジリと目の前の車ににじり寄っていくではありませんか!?
あまりのことにあんぐりと口を開けているのはわたしだけではありませんでした。
Tも、わたし達と対面している車のドライバーも、目をまん丸にして唖然とするばかり。
そこに、飛び上がるほどのクラクションの爆音が!パパァ~!パパァ~!
なんと、反対車線に飛び出したハマー、クラクションとエンジンを噴かす音でもって脅かし、正しく走っているはずの車3台をバックさせたのでした。
そして、すごい勢いでわたしとわたしの前の車2台を追い越し、あろうことか、わたしの前の車が待っていた、やっとの思いで見つけた空き場所に入ったのです!
なんという利己主義!なんという恥知らず!なんという傲慢さ!
たまらなくなって、そこから一刻も早く離れたくなって、場所を変えようと車を動かしたら、そこに帰り客が登場!
狭いスペースに難儀しいしい巨体をごり押しする阿呆ハマーよりも早く、車から降りることができました。
場所を横取りされた哀れな車は、依然として、右側のウィンカーランプを点滅させながら停まっておりました。
めっちゃくちゃにかっこ悪い大人を何人もいっぺんに見た、とても珍しい日になりました。
クリスマス後の、クリスマス休暇最後の日曜日の、しかも良く晴れた夕方は、どこのモールもお店もすごい人です。
プレゼントの返品をしに来る人、プレゼントにもらったお小遣いで自分の好きな物を買いに来る人、クリスマス前よりもパワーアップしたセールを狙う人、ただの暇つぶしの人達もそこに混じって、そりゃもう、めちゃくちゃに混むわけです。
そういうこともしっかりと覚悟の上で、息子Tとわたしは、近くのアウトレットモールに出かけて行きました。
Tがわたしにくれた室内履きのスリッパを返品しに行ったのです。
サイズが合わなかったことに加え、なんと、同じモールの、同じぐらいの時間に、まあまあ気に入るのを見つけ、自分で買ってしまっていたのでした。
実は、寒くなり始めた頃からずっと、温かな室内履きが欲しい欲しいと思っていました。
けれども、買い物に出かける時間も無く、ネットで調べるほどの意欲も無く、そのままになっていたのです。
でも、欲しい気持ちは気温が下がるにつれて更に強くなり、きっとわたしはTの前でもブツブツとつぶやいたりしていたのでしょう。
クリスマス前は、誰もが贈り物のことで頭を悩ませています。そんな時に、あ~○○が欲しいなあ~なんて言っているのを聞いたら……、
そっか、○○が欲しいのか、ほな、それを買うたげたらええんや!と、ホッとするやら嬉しいやら、贈り主の頭の中には、○○を手にして大喜びする誰かさんの姿がくっきりと浮かび……ということで、Tは今回、自信満々でプレゼントしてくれたのでした。
かんにん!
卒業とクリスマスですっかりわたし達よりお金持ちになったT。欲しい物があるからと、一緒に付き合ってくれることになりました。
そしてその現場を、わたしと一緒に目撃してしまったのでした。
『信じられないほどにかっこわるかった人達・その1』
混みまくっている駐車場にどうしても車を止めなければならない場合、グルグルあても無くゆっくり回り続けるか、買い物を終えた人達が乗り込みそうな車(これはもう運を天に任せるしかないのだけど)のすぐ近くに車を止めて待つかのどちらかしかありません。
適当に列を決めて、まず入ってみました。
すると……、
なんじゃこりゃ~!?の車が2台、目に飛び込んできました。
空いているのは1台分のスペース。そこにVの字状に2台の車が頭を突っ込んでいて、その角っこは今にもコンッと音をたててぶつかりそうなぐらい近いのです!
しかも、2台のうちの1台の車の運転手は、シートを寝かせて狸寝入り?!もう1台の方の運転手は、あらん限りの目力でもって睨みつけています。
いったいどれぐらいの時間、ああやって粘っているのやら……。
Tも思いっきり呆れていました。
『信じられないほどにかっこわるかった人達・その2』
その2台を通り過ごすと、わたし達と同じような考えで待っている車が1台停まっていました。右側のウィンカーランプを点滅させています。
ああ、もうすぐ出る車を見つけたんだなと思い、その車の後ろに自分達の車を停め、ハザードランプを点滅させ、その車の様子を見ることにしました。
他の、わたし達のように待ちたくない車は、対向車線に車が来ていないかどうかを確かめて、わたし達の車を追い抜いて行かなければなりません。
そういう意味では、わたし達は迷惑をかけてしまっているのですが、この待ち方は非常に混んだ駐車場では、暗黙の了解のもとに許されていることなのです。
わたし達の車の後に、でっかい黒いハマーがやって来ました。
わたしの車のハザードランプを見て、追い越そうとしたのですが、対向車線には3台の車がすでに入ってきていて、それらの車が通り過ぎるのを待って、追い越すしかないと、わたしはルームミラーと目の前の状況を見比べながら思っていました。
がっ?!
そのハマー、いきなりハンドルをぐいっと切り対向車線に出、わたしの車のすぐ横に停止。そしてジリジリと目の前の車ににじり寄っていくではありませんか!?
あまりのことにあんぐりと口を開けているのはわたしだけではありませんでした。
Tも、わたし達と対面している車のドライバーも、目をまん丸にして唖然とするばかり。
そこに、飛び上がるほどのクラクションの爆音が!パパァ~!パパァ~!
なんと、反対車線に飛び出したハマー、クラクションとエンジンを噴かす音でもって脅かし、正しく走っているはずの車3台をバックさせたのでした。
そして、すごい勢いでわたしとわたしの前の車2台を追い越し、あろうことか、わたしの前の車が待っていた、やっとの思いで見つけた空き場所に入ったのです!
なんという利己主義!なんという恥知らず!なんという傲慢さ!
たまらなくなって、そこから一刻も早く離れたくなって、場所を変えようと車を動かしたら、そこに帰り客が登場!
狭いスペースに難儀しいしい巨体をごり押しする阿呆ハマーよりも早く、車から降りることができました。
場所を横取りされた哀れな車は、依然として、右側のウィンカーランプを点滅させながら停まっておりました。
めっちゃくちゃにかっこ悪い大人を何人もいっぺんに見た、とても珍しい日になりました。