突然ですが、夕方からマンハッタンに行き、旦那母と旦那と3人で、32丁目の韓国料理店街にて夕食をいただきました。
一昨日から、会合やパーティに出席する旦那父に付き合ってマンハッタンのホテルに滞在している彼女、
一回ぐらい気を遣わないで食事をしたい、ということで、我々にお誘いの電話をかけてくれたのでした。
もうそんな、ご馳走してもらえるのならどこへでもぉ~の我ら。ぴゅ~んと車に乗って出かけたら……あらあら、今夜は街中が異常に混んでおりました。
混んでいるだけならいいんですが、いきなり途方も無くデカいクレーン車が行く手を阻んでいたり、曲がりきれないでいる胴長のリムジンが道を半分以上塞いでいたり、なんだかハチャメチャ、ああ、クリスマスが近い(年末)なんだなあ……と感慨も深まるばかり、
いや、うそうそ、ハンドル握る指に力が入るわ、うるさいクラクションが気に触るわ、ついつい大阪の御堂筋を走ってるようなデジャヴに陥るわたし……。
一気に疲れてしまいましたが、いやあ、韓国料理ってやっぱいいわぁ~。
初めての経験だった母には、料理を注文するところでかなり試練があったようです。
英語で料理内容が訳されているのを読んでもピンとこない。写真が少ない。ということで、メニューに小さく載っていた焼き魚を指差した彼女?!
ちょ、ちょっとおかあさん、そんなん、ただの焼き魚ちゃうん?!と思たんですが、時すでに遅し。
もう迷いに迷って疲れ切っていたので、『何も言うてくれるな、わたしゃこれでええねんオーラ』がめらめらと……なので黙ることにしました。
旦那はブルゴギ(甘辛焼き肉)、わたしは海鮮おぼろ豆腐スープ、そして初心者母は焼き魚、それぞれの料理が来るまでチヂミを分けんこしてパクパク。
そしてやはり、焼き魚……失敗でした……
誕生日特別仕様並みのサイズの、鯛に似てるようで似てない特大尾頭付き焼き魚が二尾、ドカンドカンと大皿に乗ったのが運ばれてきました。
母は目をまん丸にして絶句。もちろん我々も絶句。恐る恐る身を剥がして食した彼女、「辛っ!それにすごく魚臭い!」って。
そら焼き魚やもんおかあさん……心の中でそうつぶやいたわたし……。
でもまあ多分、魚も新鮮じゃなかったんでしょね。こっちでこういうの頼む人、少ないやろし……。
次回はもっと我々がフォローできるよう、ちゃんと下調べをしてからいこうと、心に固く誓ったのであります。
店員さんの、特に女性の方々は、わたしの顔をしげしげと見て、「せめてわたしらに話す時ぐらい御国言葉でしゃべりぃな~」と言いた気にしておられました。
話せたら話したいですよ。だって、いろいろおまけしてもられるって聞いてるし……。けど、わたし、日本人なんですよね、誰も信じてくれないけど。
次回はぜひぜひ、片言でもいいから、なにか話せるようにしていきたいと思います。あにゃはせよぉ~!