ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ピアノニュース

2009年12月10日 | 音楽とわたし
今日は寒い!とっても冷えてます!最低気温は-6℃になる予定です。オハイオは最高気温が-6℃だそうですが……。


で、やっとこさ連絡がつきました。
カルロス氏のピアノの鍵盤が、いったい今どこにあって、どんな状態にあるのか、なんと今日まで全く分からなかったのでした。
こちらから電話をしてもメールを送っても、返事は無く、再度連絡をしてもさらに何も無く、いくらアメリカやからって、もう待てん!とわたしがキレて……。

そしたらなんのこっちゃない、「あ、担当のカールですが、今週の土曜日にお届けできると思います」という返事がきました。

ところが……メールで送られてきていた鍵盤の問題箇所の写真と、それに添えられた文章を読んだわたし達が勝手に勘違いして、というより、勘違いを招くようなメールだったと思うのですが、
鍵盤全体のオーバーホールをやってもらえるのではなくて、実はハンマーだけの総替えだけの修理だということがわかり愕然?!
慌ててそれに$500を払う意味があるのかどうか、ネットでばたばたと調べる始末。
とりあえず、調べた限りでは約半額の費用だということで、ありがたいのか不満なのかわからない、なんとも複雑な気持ちで待つことになりました。

でもまあ、とにかく、やっとやっと、カルロス氏のピアノが箱から楽器に昇格します。ものすご~く楽しみです!
先日のACMAの演奏ミーティングの後、旦那が「まうみが、あんなピアニッシモが弾けるやなんて、今まで聞いたことが無かった」と、ちょっと褒めてくれました。
そりゃまあ、ピアノそのものに音の幅の広さがあれば、指や腕のコントロール次第で色彩の豊かさはどんどん増えていくのだから。
なので、土曜日、めちゃくちゃ楽しみにしています。あ、アルバートに調律の予約せにゃ~!


そしてあとひとつ。

今月の18日のTの卒業式を終え、翌朝ヴァージニアから直でペンシルバニアに行き、旦那母の『70才誕生日サプライズパーティ』に参加します。
そこでわたしは数曲、ピアノを弾くことになっているのですが、会場になる部屋にはアコースティックピアノは1台も無く、ゲストに呼ばれている著名なジャズピアニストが持ち運んでくる電子ピアノで演奏することになっています。
鍵盤は88鍵あるそうで、それはまあいいのだけれど、持ち運びが便利な楽器だそうで、きっと軽くてユラユラするんだろうな~とちょっと不安……。
できたら、母の大好きなブラームスを弾かせてもらいたいのだけれど、そういう楽器とブラームスがいい相性かどうか、ちょっと想像がつきません。
だからといって、わたしが下手なジャズを弾くこともできないし……なんせ大御所がいらっしゃるのだから。

どちらも、嬉しいような不安なような、両方が入り乱れるピアノのお話でした。
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あともうひと頑張り!

2009年12月10日 | 家族とわたし
昨夜遅く、内定者の義務である『論文』をせっせと書いているTから、チャットで連絡がありました。
『かかあ、今夜に仕上げるのは無理!せやし、明日の朝、初稿を送るから校正頼む!』
なかなかの心遣いに嬉しくなりました。わたしが彼の文章を直すべく、待機しているのを気遣ってくれたのですから。初めてちゃうかしら?
これで今夜は待たんでええわいと、気に病むこともなくさっさと早寝させてもらいました。
そして今朝、
『かかあ、今やっと大学から戻ってきた!眠い!あかん!くたばりそうや!』
時間を見るとまだ8時前です。学校から戻ってきたって……?

聞くと、彼個人の卒業プロジェクトがまだ終わっていなくて(前回のはチームメイトが中心のプロジェクトだったそうです)、その仕上げのために、昨日の朝からずっと大学の教室に居残って、パートナーの子とふたりで踏ん張っているそうな。
もう丸々2日続けて全く眠ってないそうで、そういう話を聞くといっぺんに胸の中がザワザワしてしまうわたし……無理し過ぎなやぁ~!

もうほとんど意識もうろう状態のT。携帯の向こうから聞こえてくる声もヨレヨレのほにゃほにゃ。それでも根性で、書き上げたという原稿を送ってきました。

エンジニア音痴のわたしにも、それなりにスルスルッと読め、書かれた研究内容も理解しやすい、なかなかの文章でした。
細かい直しはあったものの、流れも良く、今年の夏の就職活動は、Tにとって決して無駄ではなかったと嬉しくなりました。

あともうひと頑張り!11日ですべてが終わるそうです。終わったら目が溶けてまうほど寝る!そう夢見て、今日も頑張る息子。おかんも頑張るわ!


そしてここに、そんなわたし達とは別世界に生きているお方が。



彼女の椅子の真横にあるゴミ籠に、勢い余って落下しちゃいました。ちょっと恥ずかしかったのか、なにもなかったフリをしています。

え?なにか?



横から見るとこんな感じ。箱入り娘→ゴミ籠入りニャンコ。


 
何気に癒してくれる家猫です。
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