ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

さよならさんかく またきてしかく

2011年03月30日 | 友達とわたし
さよなら三角 また来て四角
四角は豆腐 豆腐は白い
白いはウサギ ウサギは跳ねる
跳ねるはカエル カエルは青い(みどり)
青い(みどり)は柳(葉っぱ) 柳(葉っぱ)はゆれる
ゆれるは幽霊 幽霊は消える
消えるは電気 電気は光る
光るはおやじのハゲ頭


あさこが一年間の留学を終え、日本に帰って行きました。
旦那とわたしがふたりで日本を旅行した時、佐渡島でコンサートをするというあさこのおっかけをして島に渡ったことがあります。
コンサートがあった晩に、海辺の堤防沿いを三人で散歩していた時、「アメリカで勉強してみよっかな~」というあさこの背中を押しまくったのが、もう今から4年も前のことだなんて……時間の経つ早さに驚かされます。
あっという間の1年でした。
彼女らしく、彼女でないとできない、密度の濃い、とても精力的で楽しい留学になったようです。
彼女は超がみっつほどつくポジティブ思考の持ち主だけど、それでもひとりで考え込んだり、迷ったりした夜もあったろうし、凹んだこともあったと思います。
でも彼女は、そんなことを周りの我々には少しも見せず、いつも笑顔、笑顔、笑顔。
あさこスマイルは、彼女の周りの、学校やアパートメントやお店の、どんな人達をも、ハッピーな気持ちにしたと思います。
旦那とわたしも然り。
楽しい一年だったねえと、見送った後、しみじみと話し合ったのでした。


と、しんみりモードはここまで。

あさこの一年の荷物は、女性だからとはいえ、巨大スーツケース満杯、中型も満杯、そして手荷物のバッグも満杯。
旦那でさえもヒイヒイの重さで、これが重量オーバーするのは当然!
でもまあ、とりあえず送られる物はすべて送ったし、処分できる物やあげられる物も片付けてきたし、あとはどうしても日本に持ち帰りたい物ばかり。
もうすでに厳選された後なので、超過料金を払っても仕方がない、と覚悟を決めていたのですが……。

搭乗手続きをしていると、両方で110ポンドという数字が出ました。
超過料金は?
ひぇ~!!なんと200ドル?!
なんぼなんでもそれはかなんな~ということで、眉間にシワを寄せてブツブツ検討していると、
「本当は1バッグにつき50ポンドが規定なんだけど、それを52ポンドにしてあげるから、あと6ポンドなんとかしてみて」との提言が。
そこで、詰め替え、及び、とりあえずわたし達に預けられる物を検討することになりました。
まだカウンターがずいぶん空いていたので、カウンター横の、荷物の重量を計る計りの上で、荷物を取り出しては数字とにらめっこ作戦開始。
でも……
あさこ、早々にリタイア。200ドルを支払うことに相成りました。

そんなこんなのちっちゃなハプニングがありましたが、荷物を預けてしまってすっきりした後は、お別れのコーヒータイム。
といっても、ニューアーク空港には小洒落たカフェなんてもんがあるわけもなく、地下の、荷物受け取りのベルトコンベアーが並んでいる横の、ダンキンドーナッツで。旦那は最近ハマっているので、けっこう嬉しそうでしたが……。

さよならあさこ、またきてあさこ。

 
コメント (2)
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