今朝早くから、ここアメリカの東海岸の家の部屋の中に、ずっと流れ続けている地震のニュース。
それはNHK総合テレビのニュースです。
なぜこんなことができるのか、自分でも不思議な気持ちでいましたが、今、やっと、その理由がわかりました。
ブログ友の、ロンドン在住のKYOちゃんが、今日の記事で書いてくれています。
『前略……そんなときにTwitterで教えてもらったのが、テレビの前にカメラを置いてNHKの放送をミラーで流していた、個人の方のUSTREAMです。
NHKの公式放送は、こんな非常にあっても、国外にはブロックされていました(後に公開されましたが)。
国外の私もやきもきしていますが、それ以上に日本国内の津波の危険のある場所にいながら、停電のためにテレビも観られず、怖い思いをしていた人はたくさんいたと思います。
しかもNHKの国内の公式ストリーミングも、大変不安定だったようで、みんなが情報に飢えていたようです。
この個人でUSTREAMにNHKの放送を流し続けてくれていたのは、広島県の中学2年生の男の子だそうです。
ときどき、「xxxにお住まいの方は避難してください」といった報道の重要な部分を読み上げたりしている声が、幼いながらも真摯です。
ときどき曲がったりズームがうまくいかなかったり、いろいろありながらも、一時期は視聴者数が4万にもなり、NHKもこのミラーストリーミングを認めたそうです。
ストリーミングしているなかで、「NHKが認めてくれました。ありがとうございます」とか、
「僕は中学生なので、このくらいのことしかできません。でも役に立てば」とか、
「僕のお父さんとお母さんは阪神大震災の被災者です」とか、
「明日は卒業式なので、夜遅くなったら、音を小さくしますが」とか、
「iphoneで撮っているので、電話が入ってきたら、とぎれるかもしれません」なんてコメントも。
海外にいる私が、リアルタイムで情報を受け取れたのは、この彼の貢献のおかげでした。
そして、こういう中学生がいる日本は、なんてすばらしいところなんだろう、と思ったのです。日本の未来も、こういう若者がいるかぎり、決して暗くはない、と。……後略』
いつも、日本国内で大変なことが起こった時、しんとした部屋の中で、ただただネットの情報を読み漁るしか手段のないわたしでした。
けれども、今日は違いました。
今もニュースは流れています。
もちろん、このような大きな天災でしたので、ここアメリカのCNNも、ずっと臨時特別報道としてニュースを報道していますが、
やはりもっと細やかな、言葉がすべて理解できるニュースを得られるのはとてもありがたいです。
名前も知らない広島の中学生君、本当にありがとう。
今朝から今までの間に、多くのアメリカ人の友達から、お見舞いの電話やメールをもらいました。
誰もが皆、あんな恐ろしい映像は見たことがないと、見ず知らずではあるけれど、被災した日本の方々のことを心から心配しています。
世界中からの祈りが、日本に届きますように。
それはNHK総合テレビのニュースです。
なぜこんなことができるのか、自分でも不思議な気持ちでいましたが、今、やっと、その理由がわかりました。
ブログ友の、ロンドン在住のKYOちゃんが、今日の記事で書いてくれています。
『前略……そんなときにTwitterで教えてもらったのが、テレビの前にカメラを置いてNHKの放送をミラーで流していた、個人の方のUSTREAMです。
NHKの公式放送は、こんな非常にあっても、国外にはブロックされていました(後に公開されましたが)。
国外の私もやきもきしていますが、それ以上に日本国内の津波の危険のある場所にいながら、停電のためにテレビも観られず、怖い思いをしていた人はたくさんいたと思います。
しかもNHKの国内の公式ストリーミングも、大変不安定だったようで、みんなが情報に飢えていたようです。
この個人でUSTREAMにNHKの放送を流し続けてくれていたのは、広島県の中学2年生の男の子だそうです。
ときどき、「xxxにお住まいの方は避難してください」といった報道の重要な部分を読み上げたりしている声が、幼いながらも真摯です。
ときどき曲がったりズームがうまくいかなかったり、いろいろありながらも、一時期は視聴者数が4万にもなり、NHKもこのミラーストリーミングを認めたそうです。
ストリーミングしているなかで、「NHKが認めてくれました。ありがとうございます」とか、
「僕は中学生なので、このくらいのことしかできません。でも役に立てば」とか、
「僕のお父さんとお母さんは阪神大震災の被災者です」とか、
「明日は卒業式なので、夜遅くなったら、音を小さくしますが」とか、
「iphoneで撮っているので、電話が入ってきたら、とぎれるかもしれません」なんてコメントも。
海外にいる私が、リアルタイムで情報を受け取れたのは、この彼の貢献のおかげでした。
そして、こういう中学生がいる日本は、なんてすばらしいところなんだろう、と思ったのです。日本の未来も、こういう若者がいるかぎり、決して暗くはない、と。……後略』
いつも、日本国内で大変なことが起こった時、しんとした部屋の中で、ただただネットの情報を読み漁るしか手段のないわたしでした。
けれども、今日は違いました。
今もニュースは流れています。
もちろん、このような大きな天災でしたので、ここアメリカのCNNも、ずっと臨時特別報道としてニュースを報道していますが、
やはりもっと細やかな、言葉がすべて理解できるニュースを得られるのはとてもありがたいです。
名前も知らない広島の中学生君、本当にありがとう。
今朝から今までの間に、多くのアメリカ人の友達から、お見舞いの電話やメールをもらいました。
誰もが皆、あんな恐ろしい映像は見たことがないと、見ず知らずではあるけれど、被災した日本の方々のことを心から心配しています。
世界中からの祈りが、日本に届きますように。