ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

日本のみなさんへ

2011年03月18日 | 音楽とわたし
ロンドン在住のKYOちゃんの音楽ブログの記事の中にあったベルリンフィルからのメッセージを、勝手に転載させてもらいました。
ロンドンでも、様々な場所で、いろんな方々によるチャリティコンサートや催しが行われているようです。

こちらでも、ほんとうに市井の人達が、いろんな場所で、いろんな形で募金を集めています。
これしかできないけれど……。皆が申し訳なさそうにそう言いながら。
わたしも、遠く離れた所で、別になんの不便も無く、いつも通りの生活を続けていて、
そのことに罪悪感のようなものを感じたり、なにもできない自分の不甲斐なさを情けなく思ったり。


このメッセージを、少しでもたくさんの方に見てもらいたいです。
英国人指揮者であるサイモン・ラトルとベルリン交響楽団からのメッセージです。

 Message from the Berliner Philharmoniker to the Japanese people


KYOちゃんはそして、こういうメッセージを残してくれています。

『ベルリン交響楽団は、明日3月18日のコンサートを日本に捧ぐ、ということで、ウェブキャストすることに決定したそうです。
ドイツで8時から、ということなので、日本との時差は8時間でしょうか。
ご確認のうえ、ぜひこちらのサイトで彼らの音楽を楽しんでください』

もし可能な方は、ぜひぜひ彼らの演奏を楽しんでください。

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巣立ちのアーチ

2011年03月18日 | ひとりごと


消防団員さんも自衛隊員さんも、みんなでお祝いのアーチを作ってくれました。
子供達の笑顔がすばらしいです。

「人が何で困り、何を必要としているか、心配できる人間になってほしい」と校長先生。

「式で着るつもりだった服は津波に流されたけど、卒業式に出られて良かった。これから自分たちが宮古を元気にしたい」と卒業生。

「子どもたちの笑顔を見て落ち込んでいられないと思った。私たちも負けないで生きていかなきゃ」と避難している女性。

みんな、ほんとにすばらしい。
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希望と夢を胸に

2011年03月18日 | 音楽とわたし
一昨日、突然やってきた腰痛は、旦那の鍼と友人アランのカイロプラティックの治療でほとんど良くなりました。

明日はいよいよオーディションです。
エントリーされている人達の曲と顔ぶれが発表されて、ちょっとビビっています。
みんな、昨年より増して本気です。
曲選びにもすごく工夫がされていて、演奏したいからというより、カーネギーの舞台で注目を浴びそうな曲を慎重に選んでいます。
エントリーは3曲までできるので、みんな複数曲用意しているのに、わたしはたったの1曲、フランクさんのみで勝負です。ダハハ!
しかも、ただ聞いた瞬間一目惚れして、どうしても演奏したい!と思ったから、だけです……いやはや……。
21グループの中から、選ばれるのは10グループ。
選ばれたいなあ……。
とにかく精一杯頑張ります。

指の故障は、無理を承知で練習を続けているので、良くはなっていません。
けれども、小指をこうやって、スポーツ用のテープでグルグル巻きにすると、痛みがかなり軽減されてなかなか好調です。


今日は朝から気温がぐんぐん上がって、なんと23℃ぐらいになるそうです。
避難所のみなさんに、この熱風を送ることができたらいいのに。
そんなことを思いながら、晩秋以来の、窓の開放をしています。


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みんな、ごめんなさい!

2011年03月18日 | 世界とわたし
昨日の夜に書いた記事について、わたしはまだ、そんなことをして良かったのかどうか、悩んでいます。
今朝、美代子さんが、大変な中、送ってくれたコメントへの返事に書いたことが、今のわたしの気持ちです。


『不安を煽るようなことをしようとしている。
こんなことをしてもいいのかどうか、本当に最後の最後まで悩みました。
けれども、広瀬さんは、最悪の事態を仮定して話しているのであって、そうなるとは限らないのだし、
そういう事態も在り得るかもしれないということを知ることは、やっぱり大切ではないかと思い、
長い長い時間悩みましたが決心して載せました。
ごめんなさい。
不安を抱えながら、実際に心身に支障をきたしながら、それでも我慢しているのはわたしでなく、そこに住む美代子さん達なのに……。

この賭けが、日本の楽観に味方することを祈っています。
そして、後からみんなに、「あの時まうみが脅かすから、慌てて行動しちゃったけれど、そんなことする必要なかったじゃないの~!どうしてくれるのよ~!」と、思いっきり叱られることを願っています。

子供の学校のこと、仕事のこと、自分がもし東北近辺に暮らしていたらどうしただろうか……。
今はそれをずっと考えています。
答がなかなか見つからないと思っているけれど、答はもう出ているのかもしれません』


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