とりあえず一口馬主の楽しいこと

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パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

【ナグラーダ】やはり470kgを超えてきました!

2018-12-14 23:14:29 | 引退馬
テンコートレーニングセンター在厩のナグラーダは、一日おきにトレッドミルでのキャンター調整を挟みつつ、おもに周回コースでハロン18~22秒ペースのキャンター2000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化しています。12月上旬の馬体重は475kgです。

◇伊藤マネージャーのコメント
「トレッドミルと騎乗調教を適度なバランスで続けており、幼さを見せる点に気をつけながらの稽古。馬体重が470㎏台に乗ったのは良い傾向ですし、体が出来てくると気持ちの面も伴い、馬に落ち着きが出てくることが予想されますからね。目下は15-15の継続よりも、成長促進を優先させる方向で。引き続き、調教師と密に連絡を取り合いながらメニューを上下していきたいと思います」
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ナグラーダの成長がだいぶ進みつつあるようです。
成長のヤマが年末年始頃までに来てくれたら、というのが私の希望でしたが、調教を積みながら馬体が増えている現状を見ると、どうやらそういう流れができつつあるようにも感じられます。
あとは、この流れを確かなものにして、その中で以前より動けるところを見せられるかどうか。。
巷で話題のダンカーク産駒としては、いずれ同父のグランソヴァールに追いつくように頑張って欲しいと思います。

16年産馬でありながらまだ満口になっていないのは、ナグラーダ陣営にとっては不本意でしょうが、先週末に112口だった残口が、最新の情報では残り76口まで売れてきているとのこと。
トレセン入りの具体化前に満口になるとしたら、やはりダンカーク産駒の活躍が大きな理由なんでしょうね。
広尾TCとしても、ここ何年かで積み重ねてきた改革、改善が所属馬の活躍に結びつきつつある現状ですし、本馬にもその流れの中で(JRAの晩成馬イジメに負けることなく)大いに活躍をして欲しいです(^^)

ちなみに、たまたまですが、広尾TCの新たな取り組み(?)が、スタッフブログで紹介されている事に気付きました(^_^;)
■広尾TCブログ 『ダンカーク産駒ナグラーダ、富士フィルム「ピュアサラシア」効果!?馬体増加で2月入厩見込みへ。』
---(前段省略)
元々は人間用のサプリメントとして「メタバリアS」という名称で販売されダイエット目的に使用されていたものですが(とても人気のある商品です)、このサラシア成分を馬用に開発。2年(3年?)の開発期間を経て商品化されたものが「ピュアサラシア」です。
サラブレッドは常にストレスを抱え、腸内に何らかの問題を抱えていることが多いのですが、このサプリメントを通じて腸内環境を良くすることで飼葉の栄養素の吸収率が上がり馬体増に繋がる研究成果が見られ、我々広尾サラブレッド倶楽部でも協力して頂ける牧場や厩舎などで富士フィルム様ご協力の下、進めておりました。

テンコートレーニングセンター様にも協力を頂き、ナグラーダ、クレッシェンドラヴ、ブライトメモリーの3頭に試したところ、元々調子の良かったクレッシェンドラヴ、ブライトメモリーは好調を維持し、体重が増えにくかったナグラーダは摂取直後は軟便になるといったことはあったものの(人間の腸内環境が良くなる過程に似てますね。)、その後は便も改善し、馬体増が見られたようです。
もちろん100%サプリメントの効果であるのではなく、テンコーさんの管理の良さや馬の成長曲線のこともあるかとは思いますが、獣医師でもある伊藤場長によると効果が見られるのではないかという評価。今回の馬体増に繋がっております。
広尾サラブレッド倶楽部ではこうした様々なお力も借りつつ、愛馬の活躍をサポートしていきたいと考えております。
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へぇぇぇ!(。・_・。) という話ですが、ピュアサラシアなんて初めて聞きました。
(メタバリアSですら聞いたことがないので当たり前かもしれませんが…)
とにかく、事の良し悪しは別にしまして、知らないところでいろいろ新しいことが行われているんですね。
まあ、普通の事だけをやっていても、広尾TCが大馬主、大クラブに太刀打ちするのは並大抵ではないですから、多少の先走り感があろうがなかろうが、新しい試みを取り入れるのはイイんじゃないでしょうか。
そりゃあ、新たなチャレンジ全てが成功するわけはないですが、だからこそ価値があるとも言えるのですから。。

それはさて置き、実は、ブログの中で新しいサプリの話よりも気になったことがあるんです。
それは…
「なかなか馬体重が増えてこずトレセンでの調教に耐えられるための成長待ちでしたが、ここにきて馬体増加が見られ、クレッシェンドラヴの管理調教師であり、ナグラーダの管理調教師でもある林徹調教師に、代表の米山が今週お伺いした際に「体も増えてきたことですし、2月頃を目安に入厩させていきましょう」と展望をお聞きするまでに至りました。」
と書かれていたことなのです。

いや、これはこれで嬉しい話なのですが、ブログだと良く見ていない会員さんもいると思いますので、この手のとても大事な情報は、出来れば近況など一番伝わりやすいところで紹介して欲しいなぁと…
2月入厩をめざすというう事は、何とか新馬戦があるうちにデビュー出来る可能性が高まったわけですし、始動の大まかな目処が示されたという事で、同じ待つ身であっても気持ちが随分違うと思うんですよね。
もちろん予定が変わることなど競馬の世界は普通にありますから、その時はその時で全然気にしませんので(^^ゞ


【テンコートレーニングセンターでのナグラーダ : 公式HP(11/30更新分)より】

*広尾TC募集馬ページ → https://www.hirootc.jp/sellhorses/


*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
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【ディメンシオン】一戦必勝! 12/15中山 ターコイズS(G3)・出走確定

2018-12-14 05:55:29 | 殿堂馬
ディメンシオン は、12月15日中山11R ターコイズS・牝(G3・芝1600m)に福永祐一騎手で出走します。

-調教時計-
18.12.12 福 永 栗東坂稍 1回 53.8-39.2-25.2-12.5 末強目追う
18.12.05 福 永 栗東坂良 1回 52.3-38.1-24.3-12.0 一杯に追う

◇田代助手のコメント
「今週は予定通りにサーッと流した程度。ひとまずトレセンでは特にテンションに変わりはありません。競馬場に行くとまた様子が変わってしまうとは思いますが、それでも結果を出してくれているのですから、まあ問題はないでしょう。輸送がありますので、おそらくは前走比-8~10kgくらいでの出走になるのでは。あとは乗り役に任せるだけです。ハンデの53kgは予想通りでした」
◇藤森厩務員のコメント
「帰厩時の馬体重が464kg。いったん飼葉喰いが落ちて、そこから持ち直しての今回ですからね。何とか450kg台を維持してレースを迎えられればと思っています。決して悪い状態ではありませんが、前走時のデキが良すぎたこと、また急に寒くなってきて冬毛が出始めたこともあって、さすがに前走以上となるとどうでしょうか。実際3連勝しているように、力があるのは確か。この時季、この状態で見せ場以上のものを作れるようであれば、来年がさらに楽しみになってきます」
◇福永騎手のコメント
「稽古の感触から言えば、まったく問題ないと思います。相変わらずイイ動きでした」
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ディメンシオンのターコイズS出走が確定しました。
分かっていたこととは言え、出馬表が出ると改めて身が引き締まる思いです。
牝馬限定G3ながら、なかなかレベルの高い馬が揃った事も、緊張感が高まる一因になっているとは思います。
ただしアレですよね、陣営がG1出走をめざすと宣言するほどの馬ですから、相手が強いのは望むところでもありますから!

最終追い切りは栗東坂路で53.8-39.2-25.2-12.5。
先週時点でかなり速いところをやっていましたので、輸送を控えた最終追い切りは終い重点でサッと。
想定通り、予定通りの仕上げがキッチリ行えたと思って良さそうで、田代さんのコメントには自信らしきものが滲み出ているのですが、その分、藤森厩務員さんは心配事が多いようで、どちらかと言うと少し弱気かも。。
このあたり、以前の田代さんの役回りを藤森さんが担っているようで面白い… かなぁ(^_^;)
ちなみに今度は重賞ですから、一般のメディアでもディメンシオンが取り上げられ、藤原先生もコメントを出しています。

■ZBAT!競馬@SANSPO.COM 『追って一言』
ディメンシオン・藤原英師 「3連勝中の馬らしくいい動きをした。予定通りの成長過程だし、うまくレースができれば楽しみ」
■ZBAT!競馬@SANSPO.COM 『【ターコイズS】藤原英師、自信の2頭!ディメンシオン&レッドオルガ』
ディメンシオンは3連勝中の上がり馬。重賞初挑戦だが、藤原英調教師は「状態はいいよ。じっくりやってきて、良くなってきた。中山までの輸送があるのがどうか」とポイントを挙げた。

どうでしょう、調教師、助手、厩務員、騎手の話を足し算すると、総合的にはなかなかイイんじゃないですかね?
藤原先生は大舞台に慣れているトップトレーナーだからもあるでしょうが、肩に力が入っている感じがしませんし、輸送などの課題はあるものの、『力が出せる状態には仕上げた』という自信溢れる内容で心強いです。
福永騎手も主戦らしく、「全く問題ない、いつも通り」と力強いコメントですから、できることなら、ここまでの3連勝と同じような競馬をして、G1出走への足掛かりとなる結果を出したいものです。

とにかく、相手が強いとか中山が初めてだとか左回りの広いコースがイイとか、言いだせばキリがないのは承知の上で、それでも力量的には好勝負が可能だと思っています。(そもそも斤量は前走からマイナス2の53kgですから…)
個人的に心配なのは、重賞独特の雰囲気がある中でテンションが保てるかですが、そこを私が心配しても仕方がありません。
ここまで来たら、それも含めて何とかなる、うまくいくと信じて応援するのみです。
デビュー以来ずっと大事に使いつつ、本格化を促してくれた厩舎の皆さんに恩返しをするためにも、今の実力を出し切るレースになって欲しいですし、それができれば着順は自ずとついてくると思います!

■12/15中山11R ターコイズステークス(G3・ハンデ・牝・芝1600m)出走馬



【栗東トレセンでのディメンシオン : 公式HP(12/7更新分)より】


*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
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【クレッシェンドラヴ】年明け中山開催、迎春ステークスに続戦

2018-12-14 05:21:10 | 殿堂馬
美浦トレセン在厩のクレッシェンドラヴは、すでに騎乗を再開、南馬場入りをしています。

◇林調教師のコメント
「いきなりがピークといった感じのタイプで、やはり休み明けは走る馬ですね。次走は様子を窺いつつ、1月6日中山9R 迎春ステークス(1600万下・芝2200m)を視野に。前走時はウッドチップコース中心の仕上げでしたが、このあとは距離が短い坂路コースも取り入れ、何とか状態キープに努めたいと思います」
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先週、見事な競馬で準オープン入りを決めたクレッシェンドラヴ ですが、在厩のまま続戦の方向になりました。
以前から、『あまりトレセンに長くいるのが良くないタイプ』との見立てもありましたし、今回は一発で勝ち星を引いてきましたので、もしかしたら、ひと息入れて、改めて次をめざす作戦になる可能性もあると考えていました。
ただ、考えようによっては前走はそれほど目一杯の競馬ではありませんでしたし、たとえ『いきなりがピークといったタイプの馬』であっても、あと一戦をこなすぐらいの余力はあってしかるべき、と思う方が普通ですよね(^^)

そして、目標レースは2019年中山開幕週の芝2200m戦、迎春ステークスとのこと。
林先生は、「坂路追いを取り入れて、何とか状態キープに努めたい」とコメントしてくれていますが、前走の勝ちっぷりを鵜呑みにすれば、普通に好勝負を期待しておかしくない条件のレースだと思います。
迎春ステークスへの出走が叶えば、クラブにとってもそこが2019年の幕開け、新しい一年の流れを作る重要なレースになりますから、是非とも前走の状態をキープしたまま出走にこぎ着けて欲しいところです。

もしもクレッシェンドラヴがオープン馬になれば、2019年もディメンシオンとの二枚看板が中心になるでしょう。
明け5歳の2頭がオープン馬として頑張る中で、明け3歳勢が次々に勝ち上がる。。 (明け4歳に空白があるのは諦めるとして(^_^;))そういうバランスの良い流れができてくれるとすごくありがたいなぁ。。
でも、もしもそういう流れができたとしたら、また新しい馬にガツンと出資したくなっちゃうんでしょうねぇ。。
(と、最後の方は病人の独り言なので、あまり気にしないでください(^^ゞ)


【12/8中山、霞ヶ浦特別でのクレッシェンドラヴ : 公式HPより】


*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
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