1番人気デザートクラウン快勝で凱旋門賞前売り1番人気に浮上 スタウト師は6勝目/英ダービー|極ウマ・プレミアム (nikkansports.com)
<英ダービー>◇4日=エプソム◇G1◇芝2410メートル◇3歳牡牝◇出走17頭
1番人気デザートクラウン(牡3、M・スタウト、父ナサニエル)が直線で抜け出し、デビューから3戦無敗で世代の頂点に立った。
鞍上はリチャード・キングスコートで、勝ちタイムは2分36秒38。今秋の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=パリロンシャン)へ向けた大手ブックメーカーの単勝前売りオッズは単勝3~4倍で堂々の1番人気に浮上している。
即位70周年の祝賀ムードの中、今年はエリザベス女王の臨席はなかったものの、晴天の下で新たなスターホースが誕生した。前哨戦のダンテSを制し、1番人気のデザートクラウンは道中で好位4、5番手の外を追走。直線は前を走る2番人気ストーンエイジを一気にかわして独走態勢に入り、勝負を決めた。
2馬身半差の2着は16番人気の伏兵フーヤマル。3着にはウエストオーバーが入り、エイダン・オブライエン厩舎で主戦のライアン・ムーアが騎乗したストーンエイジは6着だった。
デザートクラウンを管理するマイケル・スタウト調教師(76)は「サー」の称号を持つ名伯楽で、10年ワークフォース以来12年ぶりの英ダービー制覇。81年シャーガー、86年シャーラスタニ、03年クリスキン、04年ノースライトで制しており、英ダービー6勝目となった。
日本にも遠征した経験があり、96年シングスピール、97年ピルサドスキーでジャパンC連覇を果たしている。
デザートクラウンは昨年11月にノッティンガム競馬場のデビュー戦を5馬身半差で快勝。2戦目となった5月12日のダンテS(ヨーク)も2着に3馬身4分の1差で制し、今回がキャリア3戦目だった。
英ダービーの勝利を受け、大手ブックメーカーは凱旋門賞のオッズを修正。「パディーパワー」は単勝3・0倍、「コーラル」「ウィリアムヒル」は単勝4・0倍で1番人気の評価を与えている。
「ラドブロークス」社のオッズでは英ダービー馬デザートクラウンが単勝4・0倍で1番人気。前日の英オークスで2着だったエミリーアップジョンが7倍、昨年の凱旋門賞3着馬ハリケーンレーンが9倍で続く。
日本馬はシャフリヤールが15倍で7番人気、ドウデュース、タイトルホルダー、エフフォーリアが21倍、ステイフーリッシュが34倍、ディープボンド、パンサラッサが41倍に設定されている。
-----
先日行われた日本ダービーを勝ったドウデュースのタイムは2分21秒9、一方、ザ・ダービー(ダービーステークス)を勝ったデザートクラウンのタイムは2分36秒38。。これだけでも、同じ3歳春の12Fでも質が全く違うレースであることが分かりますし、凱旋門賞のオッズにもそれが反映されている…ということなのでしょう。
ここ最近、日本調教馬が海外レースを勝つことは珍しくなくなりましたが、欧州の競馬サークルからすれば、いくらドバイや香港、豪州、米国などで勝っても『本場(つまり欧州のこと)のレースで勝たないとホンモノじゃないね!』と言いたいのかもしれず、確かにディープインパクトやオルフェーヴルですら凱旋門賞を勝てなかったのは事実で…。
ただ、エルコンドルパサーやナカヤマフェスタも含めて、あと一歩のところまで迫った馬たちはいるわけですから、今年は何とかして壁を突き破って欲しいですし、日本調教馬の地力はそういうところまできていると思うんですよね。。と言ってはみたものの、12Fを2分36秒台と言われると、やっぱり楽じゃなさそうだなと(^^;)
シャフリヤールやタイトルホルダー、ドウデゥースといった凱旋門賞登録馬のうち、果たして何頭が行くことになるのか分かりませんが、私としては錚々たるメンバーの中にパンサラッサの名前があるだけで嬉しかったり…。志が低いと怒られるかもしれませんが、ついつい少しでも楽そうなコックスプレートに行きたくなってしまいます(^^ゞ
今週はヴィジャーヤが春日井特別(6/11中京)で中央復帰戦を迎えます。
ヴィジャーヤが最後に走ったのは3/16園田2R(C1、ダ1400m)ですから、その時から約3ヶ月ぶり、中央のレースとなると昨年8/21の小倉2R(3歳未勝利、ダ1700m)以来ですし、芝2200m戦は全く初めての経験なので、いきなり勝ち負けを云々するのではなく、まずは実戦を使って口向きや折り合いを確かめるのが目的でしょう。
このあたり、いくら地方で一戦ごとにレース内容が良くなったからと言って、『中央はまた別ものですから』という事だと思いますし、先入観にとらわれずに、『適性を含めて一から確認したい』との奥村先生の気持ちの現れではないでしょうか。。まあ、そうは言っても久々のレースなので、最後まで真面目に走って無事完走、できれば頑張って掲示板に載るぐらいのパフォーマンスを期待したいです。
ヴィジャーヤのあとは、おそらくアシタカが来週のレースに出走する予定だろうと思います。これまで使ってきたレースを考えると、おそらく6/18阪神2R(3歳未勝利、芝2400m)が目標ではないかと思いますが、まだトレセン入厩が確認できていませんので、それも含めて今週の状況連絡を待ちたいと思います。
その後はパンサラッサの宝塚記念、キングエルメス、バスラットレオンの海外遠征とビッグイベントが続きますので、まずはヴィジャーヤとアシタカに頑張ってもらい、再び全体的な上昇ムードを作っていきたいところです。
そして今週金曜日、6/10は新規募集馬への出資申込み解禁日です。私も大まかな作戦は考えていますので、具体的にどの馬にどういう順番で出資をしていくのか、昨年秋の追加募集馬も含めて確認作業をする予定です。
複数クラブ掛け持ちの皆さんとは違い、私の場合は今後数年の一口馬主ライフが楽しいものになるかどうかを決める作業になりますので、それなりに気合を入れて考えたいと思っています!(考えてもダメな時はダメですけれど(^^;))
**出資馬の状況**