アンジアンは打撲箇所の治療を終え、ほどなく症状が緩和したことから、11日に栗東トレセンへ帰厩しています。
◇佐藤マネージャーのコメント 「『もう未勝利馬に残されている時間はあまり多くない』と調教師。元々歩様に問題はなかったですし、治療後の経過も良好でしたので、ここからは厩舎のほうで様子を見ながら立ち上げてもらうことになりました」
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『もう未勝利馬に残されている時間はあまり多くない』とは全く仰るとおりですし、藤原先生がキチンと厳しい状況を意識をして動いてくれたのはありがたい限りです。大したことがない打撲とは言え、先週は左トモ飛節部分に腫れが出ていたわけで、それを理由に帰厩を遅らせても誰からも文句は出ない状況でしたから、この帰厩は良い意味での想定外でした。
こうなると、アンジアンは是非とも次走で掲示板以上、勝ち上がりを意識できる走りで次走出走優先権を獲りたいところです。。と言いますか、今後はもしも権利が獲れないようだと、条件に合ったレースを選ぶ以前に出走自体が難しくなりますからね。前走残り600m地点までの走りをバージョンアップさせて、残り少ないチャンスをモノにして欲しいと思います!
11日土曜日、春日井特別で中央復帰戦を走ったヴィジャーヤは10着でした。もちろん、着順は良いに越したことはないのですが、今回に限っては、中央で『行儀の良い競馬』ができるかどうか、芝・ダート、距離の適性はどうかを推し測るテスト出走であり、その観点においてはなんとか合格点をもらえましたので、ホッとひと息というのが本音です。(城戸騎手は『4角内側斜行』で3万円取られちゃいましたけれど、愛想をつかさないで欲しいです(^^;))
奥村先生によれば、連闘で今週の競馬を使う可能性もあるようで、その場合は距離短縮が前提となり、例えば6/18阪神12R(ダ1400m)、6/19阪神7R(芝1600m)などが候補になるのでしょう。まあ、最終的に連闘策になるかどうかは分かりませんが、次はいわゆる『ひと叩きの上積み』が期待できるでしょうし、春日井特別で見せた先行力が距離短縮でもある程度維持できれば、ちょっと面白いレースになるかもしれません。
今週は、(通常通りのスケジュールだと15日に示されるはずの)6月末配当の明細にドバイの賞金が載ってくるはずで、興味本位も含めて私にとって大きな注目ポイントだったりしています。それなりの配当が期待できるのもそうですが、JRAからの賞金とは違う明細になるはずですし、内容によっては新規募集馬への出資作戦に影響があるかも…です(^^ゞ
お金の話をさて置くと、今週一番の注目ポイントはパンサラッサの宝塚記念一週前追い切りでしょう。宝塚記念に登録された20頭は強豪ぞろいですが、ドバイターフ以来の出走となるパンサラッサがどんな動きを見せるのか、通常パターンであれば、一週前にビシッとやって来週は調整程度になるはずなので、ライバル馬の動向もあわせてチェックしていきたいです。 【宝塚記念登録馬】G1連勝を目指すタイトルホルダーなど豪華メンバーが集結/競馬・レース/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
**20220/6/26阪神11R 宝塚記念(G1/芝2200m)登録馬**
*宝塚記念の特別登録馬情報【2022年6月26日阪神11R】 | 競馬ラボ (keibalab.jp)より
それから今週は、今のところ良くない想像しか浮かんでこないアシタカの件がありまして、そちらについては、正直、『まな板の上のコイ』といった心境です。12日の調教後に右前裏に腫れが認められ、週半ばにエコー検査を…とのことなので、あとのことはさて置いて、とにかく軽い症状であることを祈るのみです。(症状が軽くても、未勝利戦終了前に競馬を使うことは無理でしょうから、諸々の覚悟だけはしておきます(T_T))
外厩にいる馬たちの中では、宝塚記念後の出国・海外遠征が予定されているキングエルメス、バスラットレオンのトレセン入りがそろそろだと思います。もともと絶好調で海外に行けそうなバスラットレオンだけでなく、キングエルメスの調子もようやく上がってきたようですから、このあともとにかく順調に、国内で予定されている準備を着実にこなして欲しいです。
あとはそうですねぇ、今週金曜には当歳、1歳馬の近況更新がありますので、その内容次第で2023年2歳募集馬への新たな出資を考えるかもしれません。ステラエージェント’21、エンパイアブルー’21、ステラリード’21に続く世代4頭目をどうするか、売れ行き状況のチェックを含めてじっくり考えてみたいと思います。
**出資馬の状況**
**2022年総合成績**
*総賞金には海外競馬の賞金を1ドル=122円で換算して加えています。