栗東トレセン在厩のパンサラッサは、16日朝、Cウッドで追い切られています。
- 22.06.16 助 手 栗CW良 6F 80.8-65.2-50.4-35.8-11.5(8) 強めに追う
ステイフーリッシュ(古オープン)一杯の外0.4秒先行1.3秒先着
- 22.06.12 助 手 栗東坂稍 1回 59.4-42.8-27.5-13.3 馬ナリ余力
- 22.06.09 助 手 栗東坂良 1回 53.1-38.2-24.6-12.2 馬ナリ余力
マリーナ(古馬3勝)末強めを0.3秒追走同入
- 22.06.08 助 手 栗東坂良 1回 62.1-44.7-28.9-14.6 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「2200mの距離も克服できるよう、体力づくりも含めてしっかりと調整中。今朝は終いまですごく動きが良く、競馬の時みたいに先行してそのまま逃げ切ってしまい、単走のような追い切りとなりました。上がりの息遣いなどを見ても、一週前にうまく負荷をかけることができたかと思いますので、これでさらに一段階良化してくれるのではないでしょうか。来週6月26日(日)阪神11R 宝塚記念(G1・芝2200m)にむけて、調子は上向きです」
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パンサラッサの一週前追い切りは坂路ではなくCWを6Fから、同じく宝塚記念出走予定のステイフーリッシュとの併せ馬でした。。が、4角あたりでステイフーリッシュが来るのを待ったものの、その後一瞬で千切ってしまう格好になったので併せ馬にはできず…。予定外の内容だったのは確かですが、それだけ好調な証拠だと前向きに考えたいです。
実際、JRAの動画で見た手ごたえ、動きは「強めに追う」以上に楽でしたし、同じくCWで追い切った有馬記念前より良いのではないかと思います。(時計は有馬記念一週前の12/16と似たり寄ったりですが、今回は外一杯を回っての時計ですし、ステイフーリッシュを待たなければもっと出ていたでしょうから(^^))
まあ、矢作先生はもちろん、池田厩務員さんもすごく前向きなコメントを出していますし、今回もドッカーンと派手にブチかましてやればよいでしょう。何しろこちらは(ファン投票の結果を見ても)あくまでチャレンジャー。。パンサラッサがいつもの競馬に徹すれば、深追いするのか自分のペースを守るかを相手が勝手に悩んでくれるので楽チンです!
【宝塚記念】パンサラッサ1週前追い7馬身先着「状態は何の心配もない」池田厩務員|極ウマ・プレミアム (nikkansports.com)
【宝塚記念】ドバイ・ターフ制覇パンサラッサが1週前追い 陣営「帰国後はメンタルがすごく成長」 : スポーツ報知 (hochi.news)
厩舎では「パン君」と呼ばれている #パンサラッサ
— 赤城 真理子(大阪スポーツ) (@m_rikoaka) June 14, 2022
「自分がパン君やと理解してるんやで」と聞いたので、パン君!と呼んでみたら…
この顔で飛び出してきてくれました😂#宝塚記念#パン君です pic.twitter.com/j1msth4VZJ
**20220/6/26阪神11R 宝塚記念(G1/芝2200m)登録馬**
*宝塚記念の特別登録馬情報【2022年6月26日阪神11R】 | 競馬ラボ (keibalab.jp)より
【2022/2/27中山11R 中山記念(G2/芝1800m)でのパンサラッサ:公式HPより】
栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、16日朝は坂路で15-15程度を消化しています。
◇矢作調教師のコメント 「まだ目標レースまで少し時間がありますので週末からでも良いのではということになり、16日朝は追い切りレベルを行いませんでした。単に日程的な問題ですから心配には及びません。予定通り、16日からは国際検疫厩舎へ。すでに一度経験していることもあって落ち着いた状態です」
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目標のサセックスSは7/27、キングエルメスのジュライCと違って日程的な余裕がありますから、本格的な追い切りはニューマーケットに着いてからになりますね。そのうえで、国際検疫厩舎でも落ち着いているところなど、さすがに経験者と言いますか、海外で実力を発揮する馬にはそういう『モノに動じない』ところがあるのでしょう。(自分のことだけでなく、後輩キングエルメスの面倒も見てくれているのかな?(^^))
バスラットレオンに関しては前走から充分な時間があり、その間にチャンピオンヒルズで思った通りの調整ができていますから、自ずと期待は高まります。ただ、プリンスオブウェールズSで藤原厩舎のシャフリヤールが完敗してしまったように、欧州G1は一筋縄ではいかない難しさがありますからねぇ。。
いや、いまさらそんな心配をしている場合ではないのですが、とにかくバスラットレオン&キングエルメスの挑戦は、そういうとても難しいチャレンジなのだと肝に銘じておこうと思います(^^;)
栗東トレセン在厩のキングエルメスは、16日朝、坂路を併せ馬で追い切られています。
- 22.06.16 坂井瑠 栗東坂良 1回 53.0-38.5-25.0-12.4 末強め追う
ディーンズリスター(古馬1勝)馬ナリに0.4秒先行同入
◇矢作調教師のコメント 「帰厩後1本目の追い切りであることを考えれば、いい動きでしたよ。予定通り、今日からは国際検疫厩舎へ。初めての経験となるため、最初は少し落ち着きを欠いている様子でしたが、バスラットレオンと一緒に行動している分、本馬にとってはプラスになると思います。2頭で進めていくことの重要性を改めて実感しました」
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トレセン帰厩後サッと一本追い切って検疫厩舎に入りました。ジュライカップは7/9ですからスケジュール的にギリギリ感はあるものの、チャンピオンヒルズと矢作厩舎の調整力と連携プレーにより、何とか仕上げの帳尻はあってきていると思います。(と言いますか、帳尻を合わせてもらわないと困ります(^^;))
そして、海外遠征の先輩であるバスラットレオンの存在が非常に頼もしく…。矢作先生が「2頭で進めていくことの重要性を改めて実感」と仰るぐらいですから、キングエルメスにとっても、そしてバスラットレオンにとっても(今回の海外遠征において)同馬主の2頭で行動できるのは非常に大きなことだと思います。
その上で、たまたま2頭に出資をしている立場としては、どちらがどうこうではなく『本気で海外G1を勝ちにいく』ためには、キングエルメスとバスラットレオンのコンビ結成が必要条件だった…と思うことにしています(^^)
栗東トレセン在厩のアンジアンは、15日よりCウッド入りして調整されています。
◇田代助手のコメント 「飛節については念のために行ったレントゲン検査の結果にも異常がなかったですし、歩様にもいっさい見せていませんので、15日そして16日と感触を確かめるように普通キャンター程度で少しずつ乗り進めています。このあとは週末にかけて15-15くらいをやってみる予定。追い切りを進めていくと体が減ってしまう馬ですから、少しでも目方にお釣りのある状態で帰ってこられたのは良かったです」
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プリンスオブウェールズSのシャフリヤールは残念な結果でしたが、注目される海外G1挑戦で忙しい中、藤原先生の『もう未勝利馬に残されている時間はあまり多くない』との判断によりトレセンに戻ったアンジアン。。華々しいチャレンジではないですが、勝ち上がりをめざすのはとても大事なことですので、何としても頑張って欲しいと思います。
田代助手が仰るとおり、身体の維持と調教のバランスを考える必要がある馬だけに、吉澤ステーブルWESTで(軽い打撲により)少し休んで「目方にお釣りのある状態」になっていたこともプラスに捉えて…。とにかく、時期的に追い込まれつつあるのは確かなので、距離短縮となる次走で最低でも権利を獲って欲しいです!
【2022/5/21新潟5R 3歳未勝利(牝/芝/1800m)でのアンジアン:公式HPより】