チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、20日に56秒程度で登坂。21日の栗東トレセン帰厩が予定されています。
◇小泉厩舎長のコメント 「問題なく調整できており、走るフォームも段々と良くなっている様子。ここにきて少しずつ幼さが抜けてきたようにも思います。次走は『11月6日東京11R 京王杯2歳ステークス(G2・芝1400m)』(調教師)とのこと。跳びの大きな馬ですから、広い東京コースに替わるのは好都合ですね」
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8月末にチャンピオンヒルズに入った当初は、ソエへの対処、ハミ受け・口向きの矯正、走行フォームの見直しなど課題満載のコメントでしたが、先週、今週は小泉厩舎長のコメントがとても前向きになっており、チャンピオンヒルズで過ごした2ヶ月弱が、キングエルメスにとって充実した日々だったのは確かなようです(^^)
とは言えキングエルメスはまだ2歳の若馬ですし、どこか気紛れなところがあるステラリードの仔ですから、一戦ごとのパフォーマンスにバラつきが出てしまうのは仕方がない部分もあるでしょう。
それでも、次走がG2・京王杯2歳Sにもかかわらず、小泉厩舎長に「広い東京コースに替わるのは好都合」と言わせるほどの素質馬ですから、今は真面目にトレーニングと実戦を積み重ね、着実に前進して欲しいと思います。
その上で、もしも京王杯2歳Sを勝つようであれば、年末の朝日杯FS(12/19阪神)に有力馬の一頭として…みたいな話はまだ早いですね(^^ゞ まずは目の前のレースに向けて万全の準備をし、クローバー賞で味わった口惜しさを晴らしてもらいたいっ!
テンコートレーニングセンター在厩のクレッシェンドラヴは、直近で3F43秒程度を消化。今週末の美浦トレセン帰厩が予定されています。なお、調整スケジュールやレース条件等を勘案の上、11月14日福島11R 福島記念(G3・芝2000m)に向けて進めていくことになりました。10/13の馬体重は518kgです。
◇伊藤マネージャーのコメント 「年齢を重ねていく中ではありますが、牧場レベルの調教においては、一昨年の時やいつもの帰厩前と比べても大きな変化までは見られず、順調に調整できています。今回も良い状態で送り出せそうなのは何より。あとはトップスピードを求められる競馬に行ってどうかだと思います」
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クレッシェンドラヴの次走は福島記念(11/14福島)になりました。
テンコートレセンでの様子は一昨年のこのレースを勝った時、あるいは昨年の七夕賞を勝った時と比べても遜色ないとのことなので、改めてクレッシェンドラヴ本来のレースが見られることを期待します。
今年は大阪杯、七夕賞と続けて不本意な内容のレースが続いており、陣営から加齢による衰えについてのコメントが出るなど心配な点もありますが、個人的には実戦に際しての気持ちの問題が大きい気がしていて、クレッシェンドラヴが本気になれば、まだまだ若い馬に簡単には負けないと思っているんですよね。
まあ、そんな話を私が力説しても仕方がありませんので(^^ゞ、とにかく今の順調な流れのまま、フレッシュな良い状態で福島記念当日を迎えられるよう祈りたいと思いますm(_ _)m
そして…。どうやら福島記念では、オクトーバーSを勝ったばかりのパンサラッサと対決することになりそうです。(パンサラッサ陣営が福島記念を狙っているのは間違いないようなので…)
未勝利戦や下級条件戦と違い、重賞での出資馬ガチンコはある意味名誉なことなのですが、奇跡の復活Vをめざすクレッシェンドラヴと、勢いに乗って重賞初Vをめざすパンサラッサの対決となるとなかなか大変です。加えて、もしもドゥオーモが福島記念参戦を表明するようだと、私としてはどの馬をどう応援していいのやら(^^;)
いや、それこそ私が悩んでもどうにもならないことですからね。クレッシェンドラヴはもちろん、ドゥオーモもパンサラッサもオープン馬らしく、しっかり調整して良い状態で出走する、そのことに集中するのが第一です!
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先週の近況で矢作先生から「次走は中2週で10月30日阪神8R 2勝クラス(芝1400m)を意識。鞍上は坂井瑠星騎手を予定しています」とのコメントが出ていましたので、正直、全くノーマークにしていたのですが、10/9阪神8Rで7着に敗れたカイザーノヴァが、23日新潟最終の寺泊特別に登録されているんですよね。
考えてみれば、前走時のカイザーノヴァはいかにも久々らしいデキだったですし、レースでは古川奈穂騎手が持っていかれ、距離ロスの上に脚が溜まらないという、非常に不本意な内容でした。私が言うのも何ですが、矢作先生の性格からすると、中2週どころか『怒りの連闘』だってあり得たわけで、今朝の時点では、これは寺泊特別に行く気満々だなと勝手に納得していました。
ところが、(上記の通り)クラブからの<今週末の出走予定>にカイザーノヴァの名前はなく、ウインダミア、バスラットレオン、ハナズレジェンドの3頭のみ。。ということは、やはり寺泊特別は登録だけなのでしょうけれど…。
何と言いますか、左回り+長い直線での末脚勝負は共同通信杯(6着)で経験済みですし、あの時ぐらい走ればさすがに好勝負はできるはず。。ここにきて1400mに距離を縮めるのも何となくアレかな?と思ったりもして、個人的には(新潟マイルでの走りを見たかったという意味で)少し残念な気がしています(^^ゞ
何だか取り留めない話になってしまいましたが、いずれにしても、最終的には矢作先生が総合的に判断されることだと理解をした上で、まさかの寺泊特別出走があっても…と期待しつつ、明日更新の近況を待ちたいと思いますm(_ _)m
**2021/10/23新潟12R 寺泊特別(2勝C/芝1600m)登録馬**
パンサラッサの見事な大逃げ、久々の勝利に感動していた日曜日の午後、師匠筋にあたる大物会員さんから呼び出し命令がありまして、急遽、下高井戸駅付近で祝勝会が開催されることになりました。
まずは、パンサラッサの逃走Vが見られたことへの感謝、この勝利に関わった全ての皆さんと喜びを共にできたことへの感謝をこめて、生ビールで乾杯です!(アッという間に飲んじゃいましたけど(^^ゞ)
生ビールのあとは、例によって早々にホッピーに移行します。
何はともあれ最初はやきとんから、シロ、
ハラミ、
ハツ、
そしてレバーの塩焼きです。
やきとんまるじさんにお邪魔するのは実に久しぶりですが、ここの焼きトンは相変わらず、安定の美味さですね。ただ、コロナが落ち着きつつあるとは言え、日曜の夕方とあってお客さんはかなり少なめで、一人当たりのスペースが充分に確保できる状況でした。こういうのは感染予防的には良いのでしょうが、お店的には大変ですよね(^^;)
だからというワケではないですが、お酒も料理も遠慮をせずに、好きなものをガンガン頼む方針で。。パンサラッサが勝ってくれたので、何がどうなっても楽しく飲めるのは間違いないですしね!
ということで、モツの煮込みは感染症対策の観点からも、一人一つずつお願いします。
ちなみに、まるじさんの煮込みは濃すぎず薄すぎずのザ・煮込みといった感じの逸品です。よーく煮込まれたモツはあくまで柔らかく、適度に濃厚な味噌味なので、お酒のお供にもご飯のお供にもなれると思います。(もちろんこの日はご飯なし、純粋にお酒のお供として活躍して頂きましたm(_ _)m)
健康のためには野菜も必要だよね!という話になり、キャベツの千切りを一人一皿ずつ!
あわせてポテトサラダも頼み…
好みに応じてキャベツにオンして楽しむという、素晴らしい合わせ技を繰り出しました(^^)
勢いに乗って、大ぶりなカキフライも一人一つずつ。
ソースをたらした上に、キャベツのマヨさんをのせてみました(^^)
この頃になると、ホッピーは中4杯とともに消えていますので、当然のように芋ロックへ移行。ビール→ホッピーとつないできたのは、芋焼酎を美味しく飲むための助走だったのかもしれません(^^ゞ
ここで、大師匠様からの「内臓だけでなく肉も食いたい!」とのご要望にお応えし、豚バラと、
ネギタン塩(これは肉でイイのかな?)を追加です。
それにしても、大分お酒が進んだあとの豚バラとかタン塩とか、本当に美味しいですね。豚バラの脂、たっぷりネギがのったタンの歯ごたえ、それらを際立たせるきりっと効いた塩コショウ。。やはり、人間にとって塩味というのは悪魔的な魅力があるモノなんですね…。(身体には良くないですけれど(^^;))
塩味の魅力に取りつかれたので、ここで金華サバの塩焼きを!
金華サバも脂がのってイイ感じでした。内蔵、野菜、貝、肉ときて魚ですから、何となく全てをやり切った気分になれますし、こういうフルラインアップの方が祝勝会には相応しい気もしますしね(^^)
時節柄3人だけのプチ飲み会ですが、それでも外で飲む機会ができたのは嬉しいこと。師匠お二方からお誘い頂けたのも、パンサラッサが大逃げを決めてくれたからだと思えば、何度感謝をしてもしきれません。
こういう祝勝会では馬のこと、調教師先生やジョッキー、クラブについてなど、日頃考えていることを明るく話せるのが何と言っても楽しいですし、何度やってもイイものです。願わくば、この気分を富士Sのバスラットレオンはじめ、あとに続く馬たちでも味わいたい…。いや、別に飲む理由が欲しいわけではないんですけれど(^^ゞ
とにかく、わざわざ下高井戸で途中下車をして頂いた大師匠様、小師匠様、お疲れ様&ありがとうございました。チャンスがあれば、またそのうちに遊んでくださいm(_ _)m
やきとんまるじ 下高井戸店
世田谷区赤堤4-46-4 須賀ビル1F
03-3323-2570
プライムライン
■父:ハーツクライ 母:バートラムガーデン(母父:サクラバクシンオー)
■門別・下河辺牧場産
■販売総額:100,000円
■総口数:2000口
■一口価格:50円
■入厩先:栗東・田中克典厩舎
*申込受付期間:2021年10月11日(月)10:00~10月18日(月)23:59
【2021/9/18大井7R 池月・磨墨賞でのプライムライン:公式HPより】
再ファンドのお知らせから一週間、これからお世話になる田中克先生のコメントなどが発信されるかな?と思っていましたが、どうやら諸々の準備がまだのようなので、締め切りギリギリのタイミングで出資申込みを済ませておきました。
まあ、もともと調教師コメントがどうであれ、今回は再ファンドに応じるつもりでいましたし、同期のパンサラッサがオクトーバーSで派手な逃げ切り勝ちを納めてくれたのも、何かの縁と言えなくもないですから(^^)
そう言えば、そもそも『矢作厩舎セット』なる言葉ができたのは、パンサラッサとプライムラインの募集時からでした。当時、矢作先生がパンサラッサを預かるにあたり、「一頭だけだと何が起こるか分からない、二頭ならば、少なくとも一頭は活躍させられると思うし、結果的に会員さんに喜んでもらえるはず…」と仰って、ご自身で目をつけていたプライムラインが募集ラインアップに加わったんですよね。
それ以降は毎年、広尾TCから矢作厩舎に複数頭を預けることになり、矢作先生も、バスラットレオンやカイザーノヴァ、さらにはキングエルメスとコンスタントに結果を出してくれているのはさすがです。
話がそれましたが、パンサラッサとプライムラインの立場は大きく変わり、怪我に泣かされたプライムラインは地方出戻り策・再ファンドとなりましたが、矢作先生としては、管理頭数に余裕があればご自身で再チャレンジしたかったはず…と思えるフシもあり、つまり、矢作先生のご意向が反映されての田中克厩舎入りではないかと思います。(あくまで矢作先生と田中克先生の関係性から諸々を想像すると、ですけれど)
いずれにしても、募集当初はパンサラッサと同等の期待をされていたプライムラインですし、大井でのレースぶりからは、現時点でも馬が良くなりつつある様子もうかがえました。中央1勝クラスは決して甘くはないものの、持ち前のスピードがいきる芝コースで、もう一度上をめざして頑張って欲しいと思いますm(_ _)m
3歳7月にラジオNIKKEI賞(G3/芝1800m)で2着に入り、収得賞金1650万円でオープン入りを果たしたパンサラッサですが、その後はうまく賞金の上積みができず、出たいレースがあっても常に除外の脅威にさらされる状況になっていました。
要するに、パンサラッサ出資者にとっては、近いうちに何とか賞金を積み、狙ったレースに出られるようになって欲しいというのが切実な願いだったわけで、昨日のオクトーバーS勝ちは、その意味でもとても大きな勝利でした。
ということで、今夜も引き続きとても良い気分なので(我ながら全く単純でお恥ずかしい限り(^^ゞ)、具体的にパンサラッサの収得賞金がどうなるのかを、あえて確認しておきたいと思います。
オクトーバーSはリステッド競走なので、パンサラッサの収得賞金に算入される額は1400万円(参考:オープン競走の場合は1200万円)。従って、今後パンサラッサの収得賞金は3050万円となるわけですが、実際に出走順を決定する際には、直近1年間に獲得した賞金を倍に計算するので、1650万円+1400万円×2=4450万円(ただし向こう1年間)が実質的な収得賞金になります。
もちろん、これから賞金を加算できなければ、1年後には3050万円に戻るのですが、少なくともそれまでの出走順決定においては、実質収得賞金4450万円で比較をされるわけで、普通であれば大概のG2やG3なら、ましてや(今までのように)オープンやリステッドで除外の心配をする必要はなくなると思われます。
例えば今回、オクトーバーSに出走するために、わざわざ出る気のないグリーチャンネルカップに投票、除外権利をもらいましたが、そういう余計なことをしなくて済むようになるわけです。(除外権利をもらうつもりが、何かのはずみで出走枠に入り、出たくないレースに出ろなんて言われたら目も当てられませんしね(^^;))
ところで、出たいレースに問題なく出られるのはとても嬉しいことなのですが、巷間言われているように、もしも次走目標が福島記念(11/14福島)だとすると、今まで(収得賞金不足で)実現してこなかった、ドゥオーモ先輩との『前から後ろから作戦』がついに発動することになるかもしれません…。そして、もしもクレッシェンドラヴの復帰戦が福島記念だったら、なんと出資馬3頭出しによる『前から中から後ろから作戦』にグレードアップしてしまうという(°◇°;)
まあ、ドゥオーモについては、まずはカシオペアSを使ってからの話ですし、クレッシェンドラヴもまだテンコーさんにいますので。。本当に3頭出しの可能性があるとしたら、何と言いますか、見たいような見たくないような見たいような…。そうですねぇ、3頭はそれぞれ違う厩舎の馬ですし、今後の動向を息をひそめて見守りたいと思いますm(_ _)m
極ウマ『パンサラッサ大逃げ決まった 矢作師「恵みの雨だった」/オクトーバーS』
<オクトーバーS>◇17日=東京◇リステッド◇芝2000メートル◇3歳上◇出走18頭
オクトーバーSは5番人気パンサラッサ(牡4、矢作)が逃げ切った。勝ちタイムは2分0秒0(やや重)。前半1000メートル59秒3で大逃げとなり、最後は追い込んできたプレシャスブルーを頭差封じた。
吉田豊騎手は「(後続を)離していると思ったし、直線も頑張ってくれましたね」とニッコリ。矢作師は「恵みの雨だった。馬はもう1段階良くなると思います」と話した。今後は福島記念(G3、芝2000メートル、11月14日)が候補になる。
【2021/10/17オクトーバーS・プレシャスブルーの追撃を凌ぎ切って収得賞金上積み!】
昨日は阪神メインの秋華賞でアカイトリノムスメが勝ち、ソダシはまさかの10着大敗。結局、3歳牝馬の三冠路線は、ソダシ、ユーバーレーベン、アカイトリノムスメがそれぞれ一冠ずつを分け合う形になりました…
ということなのですが、昨日のハイライトは何と言っても東京メインのオクトーバーステークス! マイラーズC競争除外から半年、中山記念から8ヶ月ぶりの実戦復帰だったパンサラッサが、見事な逃げ切り勝ちを飾ってくれました。
東スポ競馬『【オクトーバーS】5番人気パンサラッサがオープン初勝利 3連単70万円超えの大荒れ』
17日の東京メイン・オクトーバーS(3歳上リステッド、芝2000メートル)は、大逃げを打った5番人気パンサラッサ(牡4・矢作)が2着馬(13番人気プレシャスブルー)の猛追をアタマ差しのぎ、オープン初勝利を挙げた。3着にも8番人気のハーメティキストが入り、3連単は70万円超えの大荒れとなった。
初コンビでVに導いた吉田豊は「スタートは速くなかったけど押して行った。(後続を)離しているだろうなとは思ったが、リズムよく運んだ。先生から雨で馬場が悪い方がいいと聞いていた通りうまかったね。最後フワフワするところはあったが、一生懸命走ってくれた」とパートナーをたたえた。また、矢作調教師は「恵みの雨でしたね。まだ休み明けの分、これを使って良くなってくると思います。今後はオーナーと相談してからになるが、福島記念(11月14日=福島芝2000m)あたりを視野に入れていきたい」。再びの圧逃劇で重賞制覇を狙う。
大逃げを打ったパンサラッサがⅤ(Photo by 東スポWeb)
スポーツ報知『【オクトーバーS】恵みの雨で大逃げを打ったパンサラッサがオープン入り後初V』
10月17日の東京11R・オクトーバーS(芝2000m=18頭立て)は大逃げを打ったパンサラッサ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)が見事に逃げ切った。勝ちタイムは2分00秒0(稍重)。
好スタートを決めると、ぐいぐい後続を引き離し、一時は10馬身近くリード。「(ハナに)行っても折り合うからって言ったけど、折り合わなかったね」と矢作調教師。それでも雨が降って力のいる馬場を味方につけ、最後はプレシャスブルーの追撃を半馬身差しのいだ。
吉田豊騎手は「リズムよく行った方がいいと思ったので、ああいう形になった。セーフティーリードが取れて直線もよく頑張ってくれました」と振り返った。今後は福島記念・G3(11月14日、福島・芝2000m)あたりを視野に入れている。
一夜明け、何度リプレイを見直しても気持ちが良くなるケレン味のない大逃げ。。結果が良かったのもそうですが、スタートしてからグイグイ後続を離す姿を見て、『元気なパンサラッサが戻ってきた!』と実感できたのが嬉しかったですし、長い休みのあとでも、前進気勢や勝負根性が全く鈍っていなかったのは素晴らしいことだと思います。
そしてこのあとは、どうやら福島記念出走が有力のようです。レース前後の矢作先生コメントからは、一度叩いた上積みが大きいだろうと思えますし、福島コースはラジオNIKKEI賞(2着)で経験済み。賞金順による除外の脅威からも脱したわけですから、次はリステッドを勝った堂々たるオープン馬として、改めて重賞制覇をめざしてもらいましょう!
パンサラッサが一気にムードを明るくしてくれましたので、今週末、富士ステークス(G2/芝1600m)に出走するバスラットレオンにも、是非とも厩舎の先輩に続いて欲しいです。そう言えば、先週の一週前追い切りではパンサラッサと併せて先着をしていましたし、レースで結果を出すことが、諸々良い恩返しになりますからね。
富士SはG2になり、G1馬がちらほら混ざるレベルの高い一戦になりそうですが、こちらも休み明けだった前走時とはデキが違うはず。。まずはスタートで躓かないのが大前提になりますが、今度こそ本来の力を見せて欲しいです!
キングエルメスの新馬勝ち以降、7、8、9月と長く勝ち星から遠ざかり、内容的にもモヤモヤしたレースを見続けてきたわけですが、今週、バスラットレオンが良いレースをしてくれれば、あとに続くカイザーノヴァ、カナロアガール、ドゥオーモ、キングエルメスといった出資馬たちの奮起も期待できるでしょう。あと3ヶ月を切った2021年の仕上げに向けて、全開ラストスパートの開始といきたいところです(^^)
**出資馬の状況**
**2021年総合成績**
バスラットレオンが富士Sに登録されました。
登録馬は17頭とソコソコですし、もともと賞金順で除外される心配がないバスラットレオンですから、(何らかのアクシデントなど)余程のことがない限りは、このまま出走することになりますね。
登録馬をザッと眺めると、一番怖いのは3歳牝馬のソングラインかな?と思ったりするわけですが、じゃあ、他の馬は怖くないのかと言われると、これがまたどの馬も強そうなので困ってしまいます(^^;)
まあ、バスラットレオンの場合、ここ数戦全く力を出せていないレースが続いていて、相手関係よりも、まずは自分の競馬をやり切ることが大事な気もしますので、パンサラッサ勝利の勢いに乗って積極的に勝負をして欲しいと思います!
**2021/10/23東京11R 富士ステークス(G2/芝1600m)登録馬**
東京11R オクトーバーSで優勝したパンサラッサの関係者コメントです。
◇吉田豊騎手のコメント 「スタートから出して行き、この馬のリズムで。こういう(稍重)馬場の方が良いのは分かっていましたし、とにかくセーフティーリードをキープして行きました。さすがに最後はフラフラしましたが、よく頑張り抜いてくれました」
◇矢作調教師のコメント 「折り合いがつく馬ですので、ハナに立つ競馬をリクエストしました。休み明けの状態でも凌ぎ切ってくれるあたりは、やはり馬に力があるということですよね。ありがとうございました」
◆クラブのコメント 「自身のスピードと内枠を利して2コーナーを先頭で飛び込んで行くと、後続を大きく引き離しての逃走劇。休み明けのひと叩き欲しい状態でありながら、雨を含んだ馬場も味方につけて最後までよく踏ん張ってくれました。なお、このあとについては、「帰ってきてからの馬の状態を見ながら」と調教師。ここで収得賞金を加算できたのも大きく、さらに上のステージを目指していければと思います」
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吉田豊騎手も矢作先生も、まずは、休み明けで思慕特頑張ってくれたパンサラッサに対する労いの気持ちが大きいようですね。。もちろんそれは私も同じでありまして、パンサラッサが最後まで頑張ってくれたことに対する感謝と言いますか、(出資馬の勝利が久しぶりだったことも含めて)何だかパンサラッサに救われたような気分になっています。
今日の勝利は、準備段階でお世話になった牧場や厩舎の皆さんの努力はもとより、運の要素も含めて、様々な条件が噛み合った結果なのだとは思います。でも、そういう時にきちんと勝ち切ることは簡単な話ではないですし、それを休み明けで成し遂げたパンサラッサは、やはり大した馬のなのだと思います。
次走に関してはコメントがありませんでしたが、これで晴れて真のオープン馬になれたわけですし、そこはじっくり(福島記念も含めて(^^ゞ)考えて頂ければと思います。
今日は師匠筋の先輩お二方と祝杯をあげたあとなので、このぐらいで勘弁頂いて、明日からはまた『反省と精進』そして『一日一善』を旨とする生活に戻りたいと思います。m(_ _)m
東京11R オクトーバーS(L/芝2000m)に出走したパンサラッサが優勝しました!!!
【レース内容】互角のスタートから押してハナを主張、2コーナーから積極果敢に後続を引き離す、狙ったとおりの単騎逃げに持ち込みました。その後もパンサラッサは快調に飛ばし、3コーナーでは後続に10馬身ほどの差をつける大逃げとなりましたが、ペース自体は1000m通過59.3秒ですから、平均よりやや速いくらい。。テン乗りの吉田豊騎手が作った流れは、ギリギリ余力を残しつつ、後続にも楽をさせない絶妙なペースだったということでしょう。4角付近で一旦後続を引き付けたあとは、残り400mから渾身のラストスパート! 最後は外からプレシャスブルーに詰め寄られましたが、きっちりアタマ差残し切る見事な逃走劇を見せてくれました!
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そのままっ! そのままっ!!
そのままダぁーーーーーっ!!!!
ヤッタァーーーーー!!!!!。゚( ゚^∀^゚)゚。
いやぁ、外連味のない逃げってのは、見ていて本当に気分がイイっすねぇ。。しかも、後続に影を踏ませぬ逃走Vですから結果も最高、久々の一戦でこの内容と結果は立派のひと言です(^^)
スタートダッシュはパンサラッサにしては良いというほどではなかったですが、枠順確定した時から思い切って逃げるのは決まっていたことですし、吉田豊騎手には全然迷いがなかったですからね。その割には飛ばし過ぎではない、絶妙な単騎逃げに持ち込めたのは、おそらく、後続各馬がパンサラッサを休み明けだと思ってなめていたんでしょうね(^^ゞ
でも、考えてみれば昨年のこのレースでも惜しい2着に入っていますし、アンドロメダSではアドマイヤビルゴの4着、関門橋Sでも再び2着をしているように、オープンやリステッドなら、そもそも力量上位の存在なんですよと!( ・`ー・')キリッ
何だかとても気分が良いので、関係者コメントを待たずに祝杯に突入することになりそうです。
あ、そんな事を考えていたら、とてーも怖い師匠筋のお方から連絡が…
困っちゃったなぁ… どうしようかなぁ… (o´艸`)ムフフ
**2021/10/17東京11R オクトーバーS(L/芝2000m)・良**