恵方巻きの売れ残りの材料の廃棄の様子が報道されています。
廃棄については、おそらく恵方巻きに限ったことではないと思いますが、やはり問題があると思います。廃棄が日常茶飯事行われているということを認識することができたのは大きいと思います。
恵方巻きは確かに主婦にとってはお手軽で、その日一日は、炊事の手抜きができるのでおそらく業者と利害が一致しています。でも、この風習は無理があるように思います。
恵方に向かって、立ち、丸かじりをする。
食べ終わるまで、黙っている。
かなりしんどいです。我が家は、三分の一の長さに切って丸かじりしました。
小さい手巻き寿司程度なら良いですが、太巻きのフルサイズの丸かじりは厳しいです。ましてや、介護の必要な年寄りはまずできません。小さい子供も負担が大きいと思います。
この風習続ける意味があるのでしょうか?
来年は我が家は、太巻きを普通に食べることにしようかと考えています。
有り余る食材。日本は豊かになりました。
今書き始めようとしている小説は戦前戦後のもののない時代のことを取り上げております。配給だけでは足りず、白いお米のご飯を食べられるようになったのは、戦後かなり経ってからという方もいらっしゃいます。お腹いっぱいご飯を食べることができる今の日本人は幸せだと思います。
今こうして、我々が豊かに暮らせるのは、昔の人たちの努力による荒れた休耕田を見ると悲しい気持ちになるのは私だけでしょうか。