マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

ゼミの先生を囲む会

2019-12-03 09:07:11 | ぼやき日記

12月1日は午前中は渋谷の金王八幡宮で算額を拝観し、午後は、大学のゼミの先生を囲む会に参加させていただきました。

経済学は儲かるか儲からないかを論じ、効率性を追求し無駄なものを排除する事ばかりが表に出てしまうのですが、じつはそれだけではありません。

財やサービスの消費によって人は満足度が高まるという前提があり、元々は人の満足度を高めて救うのが目的の学問です。

理想的経済人は、利潤追求を求めて行動します、お金儲けをすることは悪いことではありません。

自由競争の中で自然に多くの人が満足する財やサービスを生み出して行きます。それを繰り返す中で、世の中が豊かになっていくのです。そして生産を行うために必要な要素についても論じます。

 

日本の経済が低迷している原因は何か?

いくつかありますが、先生は、経済の空洞化を挙げられています。

安価な労働力が確保でき、貿易摩擦が解消可能なため日本の企業は海外に 生産拠点を移しました。そのしわ寄せで、雇用が減り、GDPが下がります。余った労働力を再教育して新たな事業に投入すれば良いのでしょうが、起業家の背中を押す投資も不十分なため、日本を牽引するほどの事業には発展しません。したがって雇用率は下がり、不景気に陥るのでのです。

じゃあ何に期待すべきか?

やはり、まず期待すべきは人の力なのです。

 

皆がグローバルな感性を身につけて、多様な個性を認めることが第一歩であると先生は力説されました。

型にはめず、さまざまなものさしが存在する世の中であるなら、多様な人材が生まれ、その中から

これまでとは違った発想によって、世界を変えるようものな財やサービスが生まれるかもしれない。

非凡な個性を持つ人間を周辺に追いやる間は、世の中は良くはならない。

 

ここで言うグローバルとは語学が堪能で外国人とコミュニケーションができることだけではありません。すでに海外では当たり前になっている、民族の違いやジェンダーへの理解も含めます。

 

やっぱりすごい!

先生は偉大な方でした。

我々は既存の考えに囚われていてはダメなのです。

 

話を聞いた後、

子供を型にはめてしまった気がして、ハッとしました。

孫にはグローバルな感性を身につけて欲しいです。

 

画像は二子玉川駅前です。40年前とは恐ろしく変貌していました。

 

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同窓会で東京へ

2019-12-03 07:39:10 | ぼやき日記

同窓会で東京へ行きました。高校の同窓会では、野球をやってきた従兄が講演をしました。ひさしぶりに聴きましたが、身びいきですが、やはり良いことを言います。人にやさしく思いやりを持って接する、夢を持って生きるもいつも言っていることです。それから、いつも先を読んで考えて行動する、視点を変えてみることで、新たな発見があり、問題を解決できるという話も説得力があります。今回素晴らしいと思ったことは、

何でも物事に白黒つけないこと。球数制限問題も、国際関係も、

あなたはどちらの立場かと言及し過ぎる。

世の中には、中間的な考えがあっても良いはずである。

両方の良い点、問題点をうまく調整する事で問題は好転する事もあるのでは?

と話しました。

 

梨田の家は、本家の当主もそうだったように、激しく議論を戦わせたり、誰かと争ったりせず生きて来たように思います。イデオロギーが異なる相手とも、お互いを尊重しながら、よい関係を作って来ました。

政治の分野では地域を良くするという目的が同じなら、どんな人とも必ず分かり合えると信じておりました。

良い顔ばかり見せると誤解する人もいたかもしれませんが、ぶれることなく貫いてきたのです。

 

そうした血を彼も受け継いでいるので、嬉しく誇らしく思いました。

 

今回同じく野球界で活躍して、従兄とも監督とコーチで共に歩いて来た、阪神のヘッドコーチ、さむらいジャパンのコーチをしている清水氏も参加されました。

気さくで、優しい人でした。当番学年になるので、受付にも立っておられました。

世界野球で優勝したのですが、日本の一流と言われる選手たちの本気の姿勢には心を打たれたと話しておられました。そのメンバーに関わり、優勝の瞬間に立ち会えたことは幸せだったと。

 

高校は今年、他校も頑張っている理由からか、エリートクラスの理数科の入学者が16名ということで、心配されているようですが、私は校長先生に

「少ないのは、悪いことばかりではありません。この16名は、必ず、30名以上の結果を出し出しますよ!大事に育ててあげて下さい」

と、私がいうと

「おっしゃる通りです。今年の子供たちはよく頑張ってくれています。大切に育てます」

と話されました。

 

 

行きの飛行機で見た富士山は見事でした。雪を被った富士山を眺めると、嫌なことはどこかへ行ってしまう気がします。

 

 

 

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