日本オリンピック委員会の森会長が、女性の参加者が多いと会議が長引くという発言をして、女性蔑視と批判されています。
女性は厄介だとか、女性と何かするのはやりにくいとか、性別に限定した発言は、間違っています。女性に当てはまる人が多いというのも良くないです。
我々は、何かのグループに所属する人々を、総称して、〇〇とはこういうものだとか、〇〇はとかく××であると言ってしまうことがあるし、言われたこともあるはずです。
LGBTに対する理解が叫ばれてから、世の中では、ジェンダーは、男性と女性の二者択一ではなく、多様にあることを認識すべきであると言われてます。リーダー的立場の人は、誰よりもそうした理解が必要です。批判されて、森会長は反省しておられるかもしれません。だけど、一度口に出したら、それは日頃から持っていた偏見と取られても弁明の余地はないはずです。
私は、相手に悪気はないとわかっていても、女性として甘く見られているなと感じることが今までいくつかありましたし、露骨に女だから無理だよねと能力が劣っていることを性別のせいと男性に言われたこともあります。
原因は、女性とはこういうものという固定観念が影響しています。以前不用意に理詰めで意見した時に相手の男性に生意気と取られて、頭ごなしに怒られたこともありました。
一方
男性の方が、脇が甘くて、不倫問題で週刊誌に取り上げられたり、酩酊して、暴言吐いたり、セクハラしたりと呆れる報道がなされると。この時ばかりと、
「男の人はダメよね。情けない」
と言って男性蔑視の発言をしてしまいます。
周りの女性の友人に関しては、ほとんどが、不平を言わず両方の両親を一生懸命介護している人が多いので、力仕事は男性に向いているけれど、介護はやはり女性の方が、向いていると感じています。
そういう時につい、
「やはり男には無理よね」
とうっかり言ってしまいます。本当は、女性以上に介護が得意な男性もいらっしゃるかもしれません。決めつける言い方はダメなのです。
このように、偏見は誰にもあるのです。だから森会長の発言は間違っていますが、決めつける言い方をしてしまう点では私も同じと反省しています。
差別発言を、言われっぱなしでいるのは悔しいけれど、傷つく人がいるから考えてくださいと言うだけにして、個人としては言われて嫌なことは人には言わないようにしないといけませんね。
昨日はカツカレをしました。ヒレカツです。そしてパスタと野菜とソーセージのマヨネーズで和えたサラダと、アボカドとイカの塩辛と柚子胡椒和えを作りました。週一カレーは維持しないといけません。