かつて、息子の大学の保護者会でお会いした方のことを何度かこのブログでご紹介していますが、
お互いに忙しくて会うのは半年に一度ぐらいなのですが、毎回お会いするたびに感心することばかりです。
2月14日、病み上がりの私は、母にショートに行ってもらい、その方に会うことができました。語学力を生かして、ガイド通訳を目指しておられます。同じ目的で頑張っておられるご友人も一緒でした。
ガイド通訳は、日本に関するあらゆる分野、特に地理・歴史、現代社会、文化・芸術に精通していて、それをわかりやすく海外人に伝えたり、質問に答えたりできる能力を有することが大前提にあるそうです。その上で、さらにネイティブに近い語学力を磨いていかなければならないのです。
前回お会いした時より、また一層、教養の幅が広がり、今回は、歴史遺産や文楽などの文化遺産の話を熱く語ってくださいました。
そして、最後に、その原動力についてお話ししてくださいました。
結局私は 片思いする自分が好きなのです。
片思いというのは異性に対してだけではないのよ。
自分がなりたいものに激しく片思いして、簡単に想いを遂げることができず、頑張って努力することが好きなのよ。いつもそう。
相手が大物ほどやる気が湧くのです。
わかります。私も小説を書いていて、多くの人に読んでもらうことを目指していますから、小説家になるということに激しく片思いしています、人が何と言おうとこの片思いはやめられませんと答えました。
全くの偶然で知り合った方なのに、育った環境も、生き方も違うのに、結局は、お互いに片思いというキーワードで繋がっていたことに驚きました。
K様
私の片思いは片思いのままかもしれませんが、半年に一度お会いするだけで構いませんので、どうぞ末長くよろしくお願いいたします。