高校時代の恩師山根正明先生が古希を迎えられ、記念誌が出来上がりました。先生と親交のある歴史にたずさわっていらっしゃる方々による、論考、学校でお世話になった生徒による随想が収められております。
郷土の歴史の研究や歴史教育の考察を中心に書かれていて、読み応えがあります。寄稿者がそれぞれの立場で、見識を披露していらっしゃいます。素晴らしいものです。
郷土とは何か。郷土を愛し守るということはどういうことなのか。最近真剣に考えるようになりました。この記念誌も郷土を知る上の大事な資料であることは間違いありません。
若い人が郷土から外に出て行くのをやめさせるのが良いのでしょうか?
良いとは思いません。自分の可能性を求めて、未知の世界に旅立つのは素晴らしいことです。
郷土に残り、地元のために働くことは立派です。
都会から、戻り地元のために頑張る人も立派です。
それでは
郷土を出て行く人はダメなのでしょうか。
そうではありません。
その人なりの役割があるのだから、出て行く人も応援すべきなのです。
しっかりやってください。
そして、いつでも待っているから、いつでも戻って来てください。
この一言が大切です。
記念誌がこんな風に語っているように感じました。
私も片隅に、先生との思い出を綴ってみました。高校時代の楽しい思い出をご披露できる機会を与えてくださり感謝しています。
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