自分の子供たちの時も頑張りましたが、まさか孫も手伝うことになるなんて!
孫の夏休みの工作と自由研究の宿題を手伝いました。
今回の工作は、孫が行ったことのあるお城のかるたを作って、かるたを入れる箱をカルトナージュしました。
一番最初の「あ」は安来市の月山富田城から始めました。昨日投稿した、安来のどじょうすくいおかみがとても喜んで下さいました。なんと女将のご先祖様で、難攻不落の月山富田城が毛利元就に攻められた後、元就に後妻として嫁がれた方がいらっしゃるそうです。それにもびっくり。国宝松江城と共ににおすすめのお城スポットです。
3年前を覚えておられますか? 孫は、2年生の時にも紫キャベツの水溶液の実験をしたのです。その時はアルカリ性の水溶液が混ぜると濁り、色の区別ができませんでした。今回は、消毒用のエタノールに紫キャベツを漬けて試薬を作りました。今回はしっかり色の変化を区別できました。
孫はすっかり実験にハマり、楽しそうでした。コロナ対策用の次亜塩素酸ナトリウム液水は、かなり希釈してあるため、本来はアルカリ性ですが中性に限りなく近い色が出たのが勉強になりました。
孫の自由研究なので、おばあちゃんの私は少し手伝うだけです。これが難しいのです。自分の研究ならすぐに終わらせるのですが、横で見守るのも大変です。
「おばあちゃん、色水の実験は楽しいね」
これをきっかけに孫には理科に興味を持ってもらいたいです。
多くの人が高校の化学を苦手に思うのは、教科書に原因があります。教科書のはじめは、原子や分子量、当量とかモルとかの説明が延々続きます。化学を始める前に知っておくべきことを学ぶのです。すごく退屈でしかも計算式ばかりなのです。
もし最初に、今回の色水みたいな実験とか、金属を溶かす水溶液の実験とかから入ったら、化学が好きになるように思うのです。
化学式とか、計算は、こうした実験と並行して教えるわけには行かないのでしょうか?
なんでこうなるの?という疑問を解き明かすところから入っていけば楽しくなる気がします。
ということでこの夏は、とても忙しかったのです。