マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

いじめ問題で矛盾を感じる。

2015-07-11 23:07:13 | ぼやき日記

先日、また、中学生がいじめを苦に自殺をしました。

ずっと、いじめのつらさを先生に訴えていたようですが、だれも助けることができませんでした。

 

今回もマスコミの前に説明と謝罪を行うのは、教育委員会と校長。

今回の事件で一番悪いのは、自殺した子をいじめた生徒です。

未成年なので、表に出ることはありません。いじめた生徒は心から反省しているのでしょうか?

 

 

大問題になると

謝っているのは学校側の関係者のみ。

自殺に追い込んだのは、先生や学校なのでしょうか?

違うと思います。

謝るのはあくまでもいじめた生徒です。

でも、自殺になった時点で、いじめた生徒をかばうように教育者は動いているはずです。人の命が失われた以上、きちんとした謝罪は必要です。

 

まるでいじめをしたのは学校のような感じで、違和感をかんじてしまいます。

 

大問題に発展しないかぎり、いじめの指導は簡単にできないのではないでしょうか。

子供の小学校の時にPTA活動をしていた方々のひとりが、ずっといじめ問題で悩んでおられたのを思い出します。

当時娘さんがずっといじめられていることを訴えていて、担任の先生が中に入って、いじめた子を指導されたのですが、いじめた子供のお母さんが逆上して、、濡れ衣をきせられた、将来がある子供のキャリアが傷つけられたと訴えてこられ、いじめにあった親子がさらにいじめにあいました。

両者が納得する対応を担任の先生がができない場合は、こじれて、ますます悪い方向に行きます。今回のように自殺までいったとしたら、いじめた人間が悪いと初めて認められるのですが、そうでない場合は、過剰反応だの、逆いじめだの、陥れるための画策だのと言われたりします。

 

いじめられた側

 いじめられて困っている。

いじめた側 

 そんなつもりは全くない。そもそもいじめられる側に問題がある。あやまる理由はない。

 

こうなると、先生は両者の言い分を聞く必要があり、悪いことを悪いと指導することができません。

 

いじめの程度もまちまちなので、このくらいでどうしていじめになるのか?と開き直る子もでてきます。

相手が不快に思うことはいじめの始まりと説明して認識させなければいけません。

 

いじめ問題は本当に根が深く難しい問題です。

 

ではどうしたらよいのでしょうか?

答えは簡単に見つからないと思います。精神的に未熟な子供たちは、やり方をまちがえると傷が深くなります。

そして、大人の社会でもいじめは当たり前のように存在します。それで心を病む人もたくさんいます。

それを子供たちはそれを見ながら育っています。

 

私が考える方法は、ひとつあります。

親が、自分の子供を、人をいじめない子供に育てること。

人が嫌がることはやめようと徹底的に子供を教育するしかないのです。

 

世の中の親は、子供がいじめられたらどうしよう?というひとばかり。

自分の子供が人をいじめたらどうしよう?と心配するひとはどれほどいらっしゃるのでしょうか?

自分の子供も人を傷つける可能性があることを認識してほしいです。

 

いじめ対策などは、ある程度効き目があるかもしれませんが、いじめられた側のフォローにとどまっている気がします。

 

力のある教育者が現れたら、うまく解決することもあります。そういう先生はほんとに数少ないです。なんとかしてあげたいと思っていても思うようにいかす悩んでいる先生が多いのではないでしょうか?結局、マニュアル通りに対策をして、上手く行かない場合は謝罪するということになるのです。

 

どこの家庭の親も

今日は誰かをいじめなかった? いじめてないという答えが返ってきたら、たくさんほめてあげる。

親も子も良いことをかならず一日ひとつはしよう。できたら、たくさんほめてあげる。親と子でいいこと自慢をする。

 

いじめられている子供に対して、

我慢しない、ひたすら自分の身を守るように親が伝える。

いじめにあうという行為は、自分を否定されることなので、プライドが傷つき、親には話したくないのが普通です。子供のプライドを傷つけないように、話を聞いてあげられると良いのですが。どれほどのことができるのでしょうか?身を守る方法は、いろいろあると思います。自分の居心地の良い場所を探すなどあるでしょうが、親子で話をしながら、考えていくしかないでしょうね。

うちのこどもたちも、友人関係で、心無い言葉に傷つき悩んでいたことがありました。幸い深刻ないじめになる前に、先生のフォローがあったり、本人が相手に強く言える力をつけたりして、切り抜けて来ました。

 

皆さんはどのように見ていらっしゃいますか?ぜひご意見をお聞かせいただきたいです。

 

どこの家族も、それぞれ、家庭内外で、大なり小なり何らかの問題を抱えています。つらい時期を乗り越えたら、きっとその先に素晴らしい未来があると信じたいです。

 

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