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石破首相は、疑惑を否定しますが、こんなことにも官房機密費を使えるようにしてきたのが歴代の自民党内閣です。

2025-03-17 | 金権腐敗の自民党

 

2025年3月16日(日)

石破首相 商品券代

官房機密費 原資か

 石破茂首相が自民党議員に商品券を配布した問題で、商品券代計150万円が内閣官房機密費(報償費)から出たのではないかと指摘する声が上がっています。石破首相は、疑惑を否定しますが、こんなことにも官房機密費を使えるようにしてきたのが歴代の自民党内閣です。

 過去には、官房機密費で国会議員らに餞別(せんべつ)や香典、スーツ仕立券などが配られたことが報じられてきました。

 本紙が情報公開請求で今月、入手した官房機密費の支出関連文書によると、石破内閣は昨年10月に発足してから今年1月上旬までに4億円余を支出していました。第2次安倍晋三、菅義偉、岸田文雄の3内閣による、同期間(10月~翌年1月)の支出のほとんどが4億円未満なのに対し、石破内閣は多い傾向にあります。与党過半数割れした政権運営で石破首相がどのように官房機密費を使ったのか、問われます。

 商品券を官房機密費で購入すれば、私的流用です。しかし官房機密費の私的流用を防ぐ手だてを第2次安倍内閣以降の自民党政権は取っていません。

 2018年に最高裁が官房機密費の支出関連文書の一部開示を命じました。判決直後、原告の政治資金オンブズマンのメンバーは、当時の菅官房長官に「要求書」を送っています。

 要求書は、政治家や公務員、マスコミや評論家などに官房機密費を渡すことを禁じるルールづくりや、一定の年数が経過した支出は公開することを求めています。歴代自民党政権はこれに何ら答えてきません。

 この間、国政選挙で自民党候補の応援や、東京五輪の招致活動に官房機密費を使ったという証言が相次ぎ報じられました。官房機密費の使途が明らかにされないのをいいことに、制限なしで使えるようにしてきたのが実態です。

 (矢野昌弘)

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10万円分の商品券を配布していた問題をただしました。今回の会食は政治活動に他ならず、商品券配布は「裏金」と変わらないと告発し、徹底した真相究明を要求しました。

2025-03-15 | 自民党の法律違反の金権腐敗

2025年3月15日(土)

首相 10万円商品券配る

「裏金」と変わらない

参院予算委 吉良議員が追及

写真

(写真)質問する吉良よし子議員=14日、参院予算委

 日本共産党の吉良よし子議員は14日の参院予算委員会で、石破茂首相が3日に会食した当選1回の自民党衆院議員15人に1人10万円分の商品券を配布していた問題をただしました。今回の会食は政治活動に他ならず、商品券配布は「裏金」と変わらないと告発し、徹底した真相究明を要求しました。

 石破首相は、会食は政治活動でなく私的な会合だとの弁解を繰り返しています。吉良氏は、会合は首相公邸で開かれ、首相と15人の議員に加え官房長官、官房副長官も参加していると指摘。「どうしてこれが私的会合といえるのか。政治活動そのものではないか」と追及しました。

 吉良氏が、議員側が商品券を受け取ったとき「首相側からは領収書の発行は求められなかった」とする報道を示し、「これは事実か。事実ならなぜか」とただすと、石破首相は「(同会合は)領収書をいただくという性質のものではない」などと開き直りました。

 吉良氏は、「領収書もなく10万円もの商品券を渡すやり方は裏金と変わらない。これを寄付でないというなら、政治資金収支報告書にないお金をいくらでも渡せることになる」と鋭く追及。商品券を返却した議員からも「後ろめたさを感じた」「適切でないと考えた」との声が上がっているとして、「違法性を感じたから返したのではないか」と強調しました。

 「高い入学金の二重払いや学費の値上げに苦しむ学生や保護者にとって総額150万円もの商品券をポンと配るなんてありえない話だ」と批判し、国会では「政治とカネ」を巡る議論が行われている真っ最中で、「国民から厳しい批判が巻き起こるのは当然だ。首相の政治的責任は極めて重大であり、徹底した真相究明が必要だ」と強く求めました。

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太陽系で衛星が最も多い土星で、128個の衛星が新たに発見された。これで確認された土星の衛星の数は274個になった。

2025-03-15 | 宇宙を知らなければ世界のことはわからない
 

土星の衛星、128個大量発見…1億年前の衝突の残骸か

登録:2025-03-12 19:41 修正:2025-03-15 07:19
[クァク・ノピルの未来の窓] 
計274個に増える
 
 
土星の最大の衛星であるタイタン。直径が5150キロで水星より大きい=米航空宇宙局提供//ハンギョレ新聞社

 太陽系で衛星が最も多い土星で、128個の衛星が新たに発見された。これで確認された土星の衛星の数は274個になった。

 12日付のニューヨークタイムズによると、今回の発見は過去最大規模であり、数日以内に米国天文学会(AAS)の研究ノートに発表される予定だ。

 土星は2023年に62個の衛星が新たに発見されて100個を超え、太陽系で衛星が最も多い惑星になった。現在、土星の次に衛星が多い惑星は木星で衛星の数は95個。続いて天王星が28個、海王星が16個だ。いずれも太陽から遠いガス惑星・氷惑星に当たる。太陽に最も近い岩石惑星である水星と金星には衛星がない。地球は1つ、火星は2つだ。

 
 
             土星探査船カッシーニ号が撮った不規則衛星の一つ=米航空宇宙局提供//ハンギョレ新聞社

■直径数キロの小さな不規則衛星

 新たに確認された衛星の多くは直径が数キロメートルに過ぎないほど非常に小さい。大きさに関わらず、星ではない惑星や他の天体を追跡可能な軌道で公転する宇宙物体は、衛星の資格を持つ。研究チームは、おそらく約1億年前の小惑星の衝突後に軌道に残った残骸だと推定した。国際天文学連盟(IAU)は11日、これらを新たに衛星として公式に登録した。

 これらの衛星は2023年に海抜4200メートルのハワイ・マウナケア山の頂上にある直径3.58メートルのカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡(CFHT)の観測を通じて発見された。

 衛星は全て大きさが小さく形が不規則で、土星の赤道を基準に非常に大きな傾斜角軌道を回っている。土星との距離は1050万~2900万キロメートルだ。土星の環が28万キロメートルまで延びており、主な衛星が最大320万キロメートルの距離にあることと比較すると、土星から非常に遠く離れている。

■さらに数千の衛星があるかもしれない

 土星にこれほど多くの衛星があるということは、何度も衝突があったことを示唆する。研究チームは、太陽系の他の場所で衝突した大型天体の破片が土星の重力にとらえられたか、土星の軌道で数十キロメートル大の衛星間の衝突の結果として残された残骸である可能性もあると明らかにした。128個のうち47個は一つのグループにまとめることができる。研究チームは、このグループが1億年前の土星軌道内の衝突の残骸であると推定した。

 今回の研究の主著者で2023年に62個の衛星発見研究の責任者でもあったエドワード・アシュトン博士(台湾中央研究院天文学および天体物理学研究所)はニューヨークタイムズに「土星周辺には発見されるのを待っている衛星がさらに数千個ありうる」と語った。博士は「だが、その発見は他の人々に任せることもできる」として「今は少し疲れている」と付け加えた。

クァク・ノピル先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/science/science_general/1186517.html韓国語原文入力:2025-03-12 09:11
訳J.S
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 党の要請文は、(1)被爆者と核実験被害者の証言を聞く機会の拡大、(2)「核抑止」論を克服する取り組みの強化、(3)被爆者と実験被害者の支援の具体化―などを会議が促進するよう要請。

2025-03-14 | 核兵器禁止条約は世界の流れ!

日本共産党の要請文 国連サイトに掲載

「核抑止論」を批判

図

 「核抑止論」を厳しく批判し、核兵器廃絶を求める政治宣言を採択し閉会した核兵器禁止条約第3回締約国会議に、日本共産党から参加した吉良よし子参院議員、笠井亮前衆院議員が連名で送った要請文が、国連軍縮局のサイトに掲載されています。同サイトには締約国会議の政治宣言や各国政府の発言とともに、原水爆禁止日本協議会や新日本婦人の会、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)など内外NGOのワーキング・ペーパー34本が掲載されています。

 党の要請文は、(1)被爆者と核実験被害者の証言を聞く機会の拡大、(2)「核抑止」論を克服する取り組みの強化、(3)被爆者と実験被害者の支援の具体化―などを会議が促進するよう要請。「ヒロシマ・ナガサキの惨禍の非人道性を認めながら、核兵器の使用を前提とした『核抑止』政策をとることは根本的に矛盾し、全人類の安全を危険にさらすものです。それは、軍拡競争をつくりだし、仮に抑止が破綻した場合、全世界にとって取り返しのつかない大災厄をもたらします」と指摘しています。

 党の要請文と国連サイト掲載の英文は、次のQRコードで読めます。

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現状打開の要をなす問題を、情勢論、要求対話、党勢拡大の三つの角度から訴えています。討論では、それを深める自己分析と教訓を率直に語ることを呼び掛けます」と語りました。

2025-03-13 | 日本共産党へご協力を!

2025年3月13日(木)

全国都道府県委員長会議

燃えるような熱気と活力をつくりだす指導と活動を

志位議長が中間発言

写真

(写真)発言する志位和夫議長=12日、党本部

 日本共産党の志位和夫議長は12日、全国都道府県委員長会議で中間発言を行い、「勝利にむけ活動の一大飛躍をどうやってつくるか。燃えるような熱気と活力を全党にみなぎらせていく指導と活動が必要です。幹部会決議は、それが十分につくられていないという認識のうえに、現状打開の要をなす問題を、情勢論、要求対話、党勢拡大の三つの角度から訴えています。討論では、それを深める自己分析と教訓を率直に語ることを呼び掛けます」と語りました。

 情勢論に関わって、志位氏は、「総選挙で自公が少数になったが、自民党にうまくやられてしまっているのではないか」などの見方が一部にあるが、幹部会決議では、「自民党の“延命戦略”は早くも破綻があらわになりつつある」という攻勢的見方をズバリ打ち出していること、自民党政治の「二つのゆがみ」に正面から切り込む日本共産党の論戦によって、自民党を追い詰め、“延命戦略”に手を貸した野党がふるいにかけられるプロセスが進んでいることを明らかにしていると強調しました。

 さらに世界の見方について、トランプ政権の登場で「世界はお先真っ暗ではないか」などの不安が党内外にあるもとで、幹部会決議が綱領と大会決定の立場で大局的世界論を明らかにしたことを述べました。「アメリカ帝国主義の“落日”がはじまった」と言い切ったことについて、「トランプ氏の就任演説、議会演説の中には、『国連』『国連憲章』『国際法』との言葉が一つもなかった。トランプ氏の頭には『法の支配』は片りんもなく、『自身が法』といわんばかりの『米国第一』しかない。これは孤立への道であり、根本から信頼を失う道です」と強調しました。

 志位氏は、「幹部会決議の解明にてらして、党内の認識はどうなっているのか、弱点があるならばそれを打開する政治指導がやられているか。率直に討論で深めてほしい」と提起しました。

 要求対話に関わって、志位氏は、足を踏み出したところでは確信が広がり、党内に新しい熱気と活力をつくりだしていると述べ、「活動の到達は目標の1割ですが、この取り組みに踏み出したこと自体に大きな意義があり、宝の経験が全国各地で生まれています」と強調。機関には、(1)この取り組みの「おもしろさ」を全党に返す取り組みができているか(2)取り組みが具体化されているかどうか―の2点でイニシアチブを発揮できているかを議論し、深めてほしいと述べました。

 志位氏は、党勢拡大に関わって、「実際に前進をつくりだすこと自体が党に熱気と活力をつくりだすことになります」と訴えました。「そうはいってもなかなか増やせない」という気分もあるもとで、情勢討議と政治指導、要求対話・要求アンケートの取り組みとともに、拡大そのもので前進の結果を出し、“実践で突破する”“やればできることを示す”ことが大切になっていると強調。「党員拡大を思い切って『根幹』に据えた取り組みをつくるイニシアチブを発揮しているか。世代的継承の取り組みを『中軸』に据えるイニシアチブはどうかを、突っ込んで議論してほしい」と述べました。

 自身が参加した「大阪ミーティング」(9日)には500人を超える若者・真ん中世代が集まったことに「大きな感動を覚えた」と語り、「大阪の最大の教訓は、毎週、数十人の中枢幹部が会議を行い、ミーティングをどうやって成功させるか検討を重ねたことにあると思います。全党が学ぶべき大切な教訓ではないでしょうか」と語りました。

 読者拡大については、幹部会決議で配達・集金の問題に触れ、活動への敬意と感謝を表するとともに、条件のあるすべての党員、後援会員・支持者に活動への参加を呼び掛けたことを強調しました。

 最後に志位氏は、「『大運動』には文字通り党の命運がかかっています」と心から訴え、率直な討論によって飛躍を必ずつくりだすことを重ねて呼び掛けました。

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法司委はこの日、欠席したシム総長とソウル高等検察庁のパク・セヒョン庁長(検察非常戒厳特別捜査本部長)に対して、19日の緊急懸案質疑への出席を求めることを議決した。

2025-03-13 | 韓国戒厳令関係
 

尹大統領拘束取り消しに「即時抗告」

最高裁判事が勧告…検察、13日に指揮部会議招集

登録:2025-03-13 08:56 修正:2025-03-13 10:05
 
法司委の懸案質疑でも攻防
 
 
   12日午前、国会法制司法委員会の全体会議が行われている=ユン・ウンシク先任記者//ハンギョレ新聞社

 チョン・デヨプ裁判所事務総長(最高裁判事)が12日の国会法制司法委員会で、「検察は14日まで、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の拘束取り消し決定に対して即時抗告できる」として検察にボールを投げ、最高検察庁も「法司委の状況と関連して検討中」との立場を明らかにしたのは、尹大統領の釈放に対する批判が日に日に強まっているからだと分析される。とりわけ検察としては、拘束取り消し決定にシム・ウジョン検察総長が抗告することもなく直ちに尹大統領を釈放し、内部に動揺が広がっている中、公の場で最高裁判事によって即時抗告を勧告されたことで、それを無視しては通れない状況に置かれている。

 チョン事務総長は、検察は即時抗告できるとしつつ、尹大統領の拘束取り消しは「前例のないことなので(上級審の)判断が必要だと考える」と述べた。裁判所としては、内乱を首謀した被告人を釈放せよという決定に検察が抗告すると予想したが、しなかったため当惑している、との趣旨の発言だ。

 また、即時抗告を放棄したシム・ウジョン検察総長が11日に全国の検察庁に対して、従来どおり拘束期間の算定を「時間」ではなく「日」単位で行うよう指示したことで、即時抗告の必要性が高まったとの考えも表明した。チョン事務総長は「日常的に拘束は行われているが、裁判所の決定にもかかわらず検察は日数での計算を続けるという、非常に混乱した状況が今後続くことになる」として、「即時抗告を通じて上級審の判断を仰ぐことが必要だ」と強調した。

 野党の議員らは、拘束取り消しを決めたソウル中央地裁の拘束期間算定方式には同意しないとしつつも、尹大統領を釈放したシム総長を批判するとともに、即時抗告を求めた。「共に民主党」のキム・ヨンミン議員は、検察が拘束期間の算定基準を従来どおり「日数」にすることとしたことについて、「被告人尹錫悦に対して為人設法(人のために法を作る)したものであり、解釈によって法を創りだしたもの」だと批判した。法司委の野党幹事を務める民主党のパク・ポムゲ議員は、「即時抗告することで検事、検察特捜本が被る不利益が何かあるのか。(即時抗告の放棄には)シム・ウジョン検察総長の故意を感じる」と述べた。シム総長は13日に最高検察庁の指揮部会議を招集し、即時抗告を行うことも含め、対応策を協議するという。

 いっぽうチョン事務総長は、拘束期間を「時間」で計算せよというソウル中央地裁の判断について、「学説の様々な見解の中から、手続き的に最も厳格な立場を採用したもの」だとして、「少数学説」であることを示して弁明にあたった。これに対して祖国革新党のパク・ウンジョン議員は、「恣意的な裁判官の法解釈のせいで、国民に銃口を向けた尹錫悦の拘束が取り消された」として、「ナチス時代にユダヤ人を虐殺した時も法には則っていたが、この決定は刑事訴訟法に違反した決定」だと非難した。

 法司委はこの日、欠席したシム総長とソウル高等検察庁のパク・セヒョン庁長(検察非常戒厳特別捜査本部長)に対して、19日の緊急懸案質疑への出席を求めることを議決した。

オム・ジウォン、キム・ナミル、カン・ジェグ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/1186711.html韓国語原文入力:2025-03-12 22:17
訳D.K
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一日一日が勝負、特別な臨戦態勢をただちに確率しよう―の柱で決議案を提案しました。

2025-03-12 | 日本共産党ホームページより

共産党が幹部会開く

 日本共産党は11日、党本部で幹部会をひらき、参院選勝利と党勢拡大をめざす「大運動」の成功へ、3月、4月が「勝負どころ」だとして活動の一大飛躍をよびかける決議を採択しました。

 幹部会では田村智子委員長が(1)3月、4月の「大運動」が参院選・都議選の勝負を分ける日々に(2)内外情勢と4中総決定の生命力―党の値打ちを語り、政治的大攻勢を(3)要求対話・要求アンケートの活動をどう500万規模に発展させるか(4)党勢拡大・世代的継承の目標をいかにしてやりとげるか(5)一日一日が勝負、特別な臨戦態勢をただちに確率しよう―の柱で決議案を提案しました。

 志位和夫議長が中間発言し、決議案は燃え上がるような熱気と活力みなぎる党をつくるために、情勢論、要求対話、党勢拡大の三つの角度から命題にまとめたものだと指摘しました。

 活発な討論が行われ、決議案を全会一致で採択しました。

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冒頭、リレートークが取り組まれ、4月から社会人の学生、保育士、農業を営む兄妹、子育て中の母親がそれぞれの悩みや願いを切実に訴え。

2025-03-11 | なるほど、その通り

2025年3月11日(火)

たたかってこそ社会は変えられる

志位議長が熱く訴え

大阪ミーティング 若者・真ん中世代大集合

写真

(写真)志位和夫議長の話を聞く大阪ミーティング参加者=9日、大阪市住吉区

 たたかってこそ社会は変えられる―。日本共産党大阪府委員会は9日、志位和夫議長を迎えて「わたしとあなた 願いをシェアする大阪ミーティングwith志位さん」を大阪市内で開きました。志位氏と交流しようと府内の若者、真ん中世代が大集合し、750人を超える参加者で会場のイベントホールはいっぱいに。「語り合おうwith志位さんQ&A」のコーナーでは、要求対話を通じて寄せられた疑問や思いに志位氏が一つひとつ丁寧に答えました。後半は、志位氏が各テーブルを回り、参加者と懇談。あっという間の2時間半となり、会場で6人が入党を決意しました。

 冒頭、リレートークが取り組まれ、4月から社会人の学生、保育士、農業を営む兄妹、子育て中の母親がそれぞれの悩みや願いを切実に訴え。清水ただし参院大阪選挙区予定候補もマイクを握り、ユーモアたっぷりのあいさつで会場を沸かせました。

 Q&Aのコーナーでキーワードとなったのは“たたかい”です。志位氏は、幅広いテーマの質問に答える中で、日本や世界で沸き起こるたたかいの発展や歴史を縦横に語りながら、新しい政治を切り開く道筋を示しました。

 「共産党の政策はいいけど、実際に賃上げも、時短も実現できるのでしょうか」

 志位氏がここで語ったのは、労働者の団結したたたかいです。全労連が賃上げと時短を一体に掲げストライキを構えて春闘をたたかっていることや、国立病院の労働者でつくる全日本国立医療労働組合(全医労)が2月28日に労働条件改善を求めて全国120支部で1時間ストを行ったことに、「熱いエールを送ります」と表明した志位氏。「正規と非正規、公務員と民間、若い世代と高齢者に分断を持ち込み、自己責任を押しつける議論を打ち破り、連帯したたたかいの力で、賃上げも、時短も勝ち取っていきましょう」「ストライキを当たり前の日本にしていきましょう」と呼び掛けました。

 「今の国会で本当に大事なことは何でしょうか。共産党の奮闘ぶりも聞かせてください」

 ここで語られたのは国会内外でのたたかいです。志位氏は、自公過半数割れの中で「国民運動の新たな高揚が起きている」と強調。高額療養費の限度額引き上げを「凍結」に追い込んだことをはじめ、大学の学費値上げ反対や選択的夫婦別姓の実現を求める運動や、米の価格高騰の中で農民の運動も大きく発展しており、「国会内外の連帯したたたかいで、一つひとつ要求を実現していきましょう」と呼び掛けました。

 国会内では、日本共産党が自民党政治の「アメリカ言いなり」「財界中心」の「二つのゆがみ」に正面から切り込んでいると力説。軍事費突出の異常な予算案、消費税による税金のゆがみなどを論戦の中で明らかにしてきたことを詳しく語りました。

 「他国の学費と比べても日本の異常さが注目されています。どう感じますか」

 志位氏は「大きな希望は学生の中で歴史的ともいえる反対運動が広がっていることです」と強調。2月13日に国会内で行われた緊急集会には、250人を超える学生が集まり、学費値上げストップの声をあげたと紹介し、このたたかいに連帯し若者の未来を開こうと訴えました。

 さらに、昨年の欧州訪問の体験を語り、フランスでは教育費の完全無償化が実現し、1881年の立法で教育費の受益者負担主義を否定して公費負担主義を確立し、「高等教育によって利益を得るのは社会であり、学費を社会が負担するのは当たり前」という考え方が明確なコンセンサス(合意)となっていると紹介。「フランス革命以来の人民のたたかいによってつくられたこの精神こそまっとうです」として、「受益者負担主義で異常な高学費にしてしまった日本の自民党政府に爪のあかを煎じて飲ませたい」と述べました。

 「ニュースでドイツ左翼党の躍進を知りました。欧州との交流で感じていることを話してください」

 志位氏は、欧州では、人民の長期にわたる粘り強いたたかいによって、「社会的ルール」がつくられてきたことを紹介。ベルギーではストライキ闘争を通じての最低賃金引き上げを勝ち取り、フランスでは1930年代に「バカンス」(年次有給休暇)を獲得し、その後、週35時間労働制を勝ち取った労働者の闘争の歴史を語り、「日本でもたたかいによって働く者の権利を守る『社会的ルール』をつくりましょう」と呼び掛けました。

 さらに、2月の総選挙で、得票率が4・9%から8・8%に、議席も39から64に躍進したドイツ左翼党(リンケ)について報告。若い世代が中心となり、「家賃高騰・物価対策、ファシズムとたたかう」政策をかかげ、64万戸への訪問で有権者と直接対話し、SNSを強化し、短期間で数万人の党員を迎え入れた活動について紹介しました。

 その上で、欧州左翼の活動を見て感じるのは、「資本主義の矛盾がある限り社会進歩の運動は不滅だということです」と強調。「日本共産党は創立から103年になりますが、どんな困難な時期でも社会進歩の法則への確信を失ったことはありません。それを失わない限り未来は必ず開けてきます。欧州の党に負けないよう、参院選勝利に向け頑張りましょう」と呼び掛けました。

 Q&Aで志位氏は、事前に寄せられた7問に加え、会場で寄せられた8問に回答。トランプ政権、「東アジア平和提言」、「共産主義と自由」、大阪万博、ジェンダー平等、競争教育、組織と自由、選挙勝利の秘策など広範なテーマについて熱く答えました。

 最後に志位氏は参加者に向けて、「人間のたたかいこそ社会を変える力であり、歴史をつくる力です。力を合わせ、たたかって世の中を変えていきましょう」というメッセージを送りました。その上で、戦前、戦後の党の指導者だった宮本顕治氏(元党議長)が、戦前の暗黒政治による不当な迫害に対しともにたたかい抜いた小林多喜二の生き方を「もっとも気高い人間性の発揮」と評したことを紹介。「不当なことに対して頭を下げない、真正面からたたかって社会を変えていく―この精神は現代に受け継ぐべきものです。いまは戦前とは違いますが、見過ごしてはならない『あってはならない』は、たくさんあります。日本共産党に入り、仲間と力を合わせ、この現実を変えていきましょう」と熱く呼び掛けると、会場は大きな拍手に包まれました。

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大軍拡を中止し、消費税減税やインボイスを廃止すべきだと訴え。日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞は核兵器廃絶こそが核の脅威から逃れる唯一の道であることを世界に発信したと指摘。

2025-03-09 | しんぶん赤旗を読んでください。

2025年3月9日(日)

2025国際女性デー

平和とジェンダー平等を

世界に連帯 各地で行動

 国際女性デーの8日、戦争する国づくりを止め、命、暮らし、権利を守ろうと「世界の女性と手をつなぎ、平和・ジェンダー平等へ」を合言葉に全国各地で集会やイベントが行われました。

中央大会・銀座パレード

田村委員長メッセージ

写真

(写真)ジェンダー平等の社会実現を求めてパレードする人たち=8日、東京都中央区

 東京都内では2025年国際女性デー中央大会が開かれ、昨年、女性差別撤廃委員会の日本報告審議で、選択的夫婦別姓などの勧告が行われたことを受け、「国連の勧告を生かして―女性の権利を国際基準に」と題して文京学院大学名誉教授の山下泰子さんが講演しました。日本共産党の田村智子委員長がメッセージを寄せ(全文)、女性差別撤廃条約選択議定書の批准を政府に迫ることや選択的夫婦別姓の今国会での実現に向けての決意を述べました。日本共産党の吉良よし子参院議員があいさつしました。

 集会に先立って銀座パレードが行われ、約100人が寒空のもと、「ジェンダー平等社会を実現しよう」「戦争する国絶対反対」「核兵器なくそう」「セクハラ禁止 パワハラ禁止」などとコールをしながらアピールしました。

 大軍拡を中止し、消費税減税やインボイスを廃止すべきだと訴え。日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞は核兵器廃絶こそが核の脅威から逃れる唯一の道であることを世界に発信したと指摘。日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求めようと呼びかけました。

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拘束されたのも、まさにそのような理由が認められたからです。ソウル中央地裁は一体何を根拠に拘束の取り消しという決定を下したのですか」(恩平区住民のシン・ミンソプさん)

2025-03-09 | 韓国戒厳令関係
 

「釈放なんてとんでもない」

韓国市民ら「尹大統領の拘束取り消し」で再び街頭へ

登録:2025-03-08 06:31 修正:2025-03-08 07:34
 
 
尹錫悦大統領の拘束が取り消された7日夜、尹錫悦即時退陣・社会大改革非常行動(非常行動)が開いた「内乱首謀者尹錫悦の釈放決定に対する緊急糾弾大会」に参加した市民たちがスローガンを叫んでいる=パク・コウン記者//ハンギョレ新聞社

 「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はすでに証拠隠滅を何度も試みてきました。拘束されたのも、まさにそのような理由が認められたからです。ソウル中央地裁は一体何を根拠に拘束の取り消しという決定を下したのですか」(恩平区住民のシン・ミンソプさん)

 7日午後7時30分頃、ソウル光化門(クァンファムン)の西十字閣跡地。裁判所が尹大統領の拘束を取り消したというニュースに憤った市民約1万人(主催側推算)が集まった。予期せぬ決定に市民たちは裁判所を糾弾し、検察に即時抗告を求めた。

 尹錫悦即時退陣・社会大改革非常行動(非常行動)は同日、「内乱首謀者尹錫悦の釈放決定に対する緊急糾弾大会」を開き、「裁判所の決定通り尹大統領が釈放されると、証拠隠滅をはじめとして捜査および裁判を歪曲させるための扇動が続く恐れが大きい」とし、「検察は即時抗告すべきだ」と主張した。光化門西十字閣跡約300メートルの歩道を埋め尽くした市民たちは「釈放なんてとんでもない」、「検察は即時抗告せよ」、「尹錫悦釈放決定を糾弾する」などのスローガンを一斉に叫んだ。

 集会に参加した市民たちは口を揃えて裁判所の決定を理解できないと語った。会社員のSさん(27)は、「初めてニュースを聞いた時、実感が湧かなかった」とし、「尹大統領が拘束されてから、一息ついて罷免されることだけを待っていたのに、青天の霹靂だ」と話した。「引きこもり妖精権利運動本部韓国支部」という旗を持ってきた大学生のAさん(26)も「授業後、友人たちと遊びに行くつもりだったが、拘束取り消しのニュースを聞いて、みんな家に帰り旗を持参して再び光化門に集まった」とし、「弾劾認容までは気を緩めず集会に参加する予定」だと語った。

 尹大統領支持者たちの勢いが増すだろうという懸念の声もあがっている。出版業界にいるユン・ヨジュンさん(33)は「仕事帰りに駆けつけたため、体を温めるものを用意できなかった」とし、「尹大統領は拘束されている時も弁護人を通じて扇動するメッセージを発し続けてきた。釈放されたらどれほど支持者を煽るか懸念される。内乱以降、ただでさえ政治的二極化が深刻になっているのに、釈放されれば極右勢力に誤ったメッセージを与えるだろう」と指摘した。就活中のパク・サンミンさん(28)も「尹大統領のこれまでの動きを見る限り、釈放されたらどんな行動を取るか分からない」とし、「極右ユーチューブを通じて直接声を上げるのではないかという懸念もある」と語った。

 主催側は憲法裁判所に尹大統領の罷免も求めた。彼らは「大統領職を維持したまま釈放されると、深刻な捜査の支障と国政混乱をもたらしかねない」とし、「憲法が、法律が、そして社会正義が、私たちの声と同じだと信じている」と述べた。

パク・コウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1185940.html韓国語原文入力:2025-03-07 22:09
訳H.J

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山添拓政策委員長は7日、国会内での会見で、高額療養費制度の負担上限額引き上げの見送りについて「(負担増を)やめてほしいというのが当事者からの強い願いだ。引き続き全面的な撤回を求めたい」とコメント

2025-03-08 | 市民のくらしのなかで

2025年3月8日(土)

高額療養「引き上げ」凍結

全面的な撤回を要求

山添政策委員長コメント

 日本共産党の山添拓政策委員長は7日、国会内での会見で、高額療養費制度の負担上限額引き上げの見送りについて「(負担増を)やめてほしいというのが当事者からの強い願いだ。引き続き全面的な撤回を求めたい」とコメントしました。

 山添氏は、自民、公明、維新の3党合意で医療費4兆円削減が明記され、国民民主党の政策にも同制度見直しが盛り込まれていることを挙げ、「(予算修正の)密室協議で医療費や社会保障の削減路線を歩んでいくことが、いかに国民を置き去りにしたものであるかが明らかだ」と指摘。「一番苦しんでいる人に分断を持ち込むやり方に反対し、社会保障の充実を求めていきたい」と語りました。

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軍と警察など関係当局は誤爆事故現場を統制しながら事故を収拾している。 同日、爆発現場には軍、警察、消防当局の車両が相次いで訪れ、空軍爆発物処理班、警察特攻隊爆発物処理班の車なども現れた。

2025-03-07 | 韓国ハンギョレ新聞
 

韓国戦闘機の誤爆、パイロットの座標入力ミスが原因…

「トラックが地面に突っ込んだ」

登録:2025-03-07 06:40 修正:2025-03-07 07:21
 
300メートル離れた場所の爆発にもかかわらず店の屋根に穴が開いた 
「音が大きすぎて飛行機が墜落したかと思った」 
インタビューに応じていた住民「甥がけがをして病院に…」
 
 
(左)6日、京畿道抱川市二東面盧谷里で、空軍の戦闘機による誤爆で民家から煙が立ち上る様子。(右)戦闘機の誤爆事故現場の様子=読者提供/聯合ニュース、共同取材写真

 「もう少しこっち側に落ちていたら、私たちを襲ったでしょう。怖くて外に出られません」

 京畿道抱川市二東面盧谷里(ポチョンシ・イドンミョン・ノゴンニ)で軍関連用品を販売しているチョ・ソンギュンさん(31)が見せてくれた鋼鉄の破片は冷たく硬かった。破片は同日午前10時5分ごろ、店から約300メートル離れたところから爆発とともに飛んできた。

 鋭い破片はポリ塩化ビニル(PVC)でできた屋根を突き破り、店の床に落ちた。チョさんは店の屋根に開いた穴を指さした。「この屋根も硬い素材なのに、破片の方がさらに硬くて突き抜けてきたようだ」とし、「恐ろしい」と語った。

 店には爆発の跡があちこちに残っていた。ソンギュンさんの父親で、この店の社長でもあるチョ・ジョンフンさん(64)は当時の状況を思い出し、「最初は戦争が起きたと思った」と話した。

 チョさんは「突然『ドーン』という音とともに地震が起きたように建物が揺れ、『バババババッ』という音がした。10秒ほど経ってから、外の様子を見に出てみると、煙が立ち上がり、火薬の匂いがした。煙があがる姿を見ながら部隊の中で何かが爆発したと思ったが、後で飛行機から爆弾が落ちたという話を聞いた」と振り返った。

 チョさんは「想像もできなかったこと」だとし、「兵士たちが乗ったトラックも被害を受けたようだが、大けがをしたのではないか心配だ」と語った。

 
 
京畿道抱川市二東面盧谷里の空軍戦闘機爆弾誤発事故の現場近くにあるチョ・ジョンフンさんの軍関連用品店に飛び込んだ破片=イ・ジュンヒ記者//ハンギョレ新聞社
 
 
6日、京畿道抱川市二東面盧谷里の空軍戦闘機爆弾誤発事故の現場近くにある建物の窓ガラスが割れている/聯合ニュース

 爆発を起こしたのは、訓練中に空軍が誤って落とした爆弾だった。空軍は事故後「6日午前10時4分頃、空軍・陸軍の共同・合同火力実射撃訓練に参加中だった空軍のKF16から、MK82一般爆弾8発が非正常投下され、射撃場外部地域に落弾した」と述べた。この爆弾が抱川市二東面蘆谷里のナンユ大橋付近の路上に落ち、2人が重傷を負うなど15人が負傷した。民家住宅5棟、倉庫1棟、聖堂1棟、ビニールハウス1棟、貨物車両1台なども被害を受けた。誤爆の原因はパイロットの「座標入力ミス」だった。

 当時、爆発現場を見た住民たちの話によると、爆弾が落ちた現場は戦場を彷彿とさせたという。誤発事故地点から約500メートル離れたカーセンターで働くアン・ギョンマンさん(64)は、「爆発が起きた後、行ってみると煙が立ち込めていたが、その間に見える聖堂は扉が壊れるなど被害を受けていたし、民家2棟は完全に屋根がなくなっていて恐ろしかった」とし、「軍部隊の鉄条網は爆発の衝撃のためか穴がぽっかり開いており、ポーター(トラック)1台が完全に地面に突っ込んでいた」と語った。

 被害規模はさらに増える可能性がある。チョさんの店に破片が落ちたように、軍と警察などが事態を収拾中の統制区域外の住宅や店なども、爆発で施設物が破損するなど被害を受けたためだ。実際、近くにあるクリーニング店など民家や店のあちこちに窓やガラスが割れたところがあり、一部の車両も窓が破損するなど爆発当時の跡がそのまま残っていた。

 
 
爆発事故直後、チョ・ソンギュンさんが撮影した写真。爆発現場から煙が上がっている=チョ・ソンギュンさん提供//ハンギョレ新聞社

 軍と警察などが投入されて落ちた爆弾を回収したが、住民たちは依然として恐怖に怯えている。アン・ギョンマンさんは「店の前に車を駐車していたが、『ガシャン』とか『ドーンドーン』という音がしてから大きく揺れた」とし、「あまりに大きな音だったので、飛行機が墜落したのかと思った」と語った。

 この町で生まれ育ったというアンさんは「全く想像もできなかったことが起きたので、町全体が大騒ぎになった」とし、「近くにある家の2階を借りて暮らしているが、爆発の衝撃で家の構造自体が変わったのか、ドアが開かなくてご飯も食べられず、近所の家の窓ガラスも全て割れていた」と話した。

 ここの住民たちと親しい知人や家族たちのショックも大きかった。

 この日、事故現場の前で会った中年女性は「事故の知らせを聞いて心配になり、すぐに駆けつけたが、向こう(統制区域)の家に住む甥がケガをして病院に運ばれたという」とし、「今インタビューに応じるところではない。早く行って甥っ子の顔を見ないと。とても心配だ」と言いながら、急いで現場を離れた。

 爆弾が落ちた当時の状況について話していたチョ・ジョンフンさんの携帯電話には「ケガをしていないか」と心配する知人たちの電話がひっきりなしにかかってきた。

 一方、軍と警察など関係当局は誤爆事故現場を統制しながら事故を収拾している。 同日、爆発現場には軍、警察、消防当局の車両が相次いで訪れ、空軍爆発物処理班、警察特攻隊爆発物処理班の車なども現れた。

 キム・ソンホ国防部長官職務代行とソン・イルジョン国会国防委員長らも訪問し、事故現場を視察した。

イ・ジュンヒ、クォン・ヒョクチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/capital/1185651.html韓国語原文入力:2025-03-06 21:20
訳H.J
 

「ひときわ低空飛行する戦闘機からドーン!…

戦争起きたかと」韓国空軍機誤爆の目撃談

登録:2025-03-07 02:18 修正:2025-03-07 07:29
 
 
3月6日、京畿道抱川市二東面蘆谷里の民家に爆弾が落ちた。村一帯が規制されている=写真共同取材団//ハンギョレ新聞社

 6日午前、京畿道抱川市(ポチョンシ)で民家に爆弾が落ちる事故が発生した。目撃者は「ドーン!という大きな音が聞こえた。黒い煙が上がった」と事故発生時の状況を語った。

 ある目撃者はこの日、YTNとのインタビューで「突然ドーン!と音を立てて真っ黒なものがたくさん立ちのぼった。飛行機が突然落ちたのか、イヌもけたたましくほえて、それでとても驚いた。揺れた」と震える声で語った。そして「(ドーンという音は)ものすごく大きかった。下からとても大きな爆発音がして、窓も割れて破片が落ちる音がした」と話した。この目撃者は、普段から軍の訓練の音は聞こえていたが「こんなことは初めてで、とても驚いた」と付け加えた。

 別の目撃者もYTNに、「飛行機が肉眼で見える高さで3機飛んでいった。数秒後に爆発音が聞こえて、キノコ雲のかたち、あるでしょう、核爆弾が爆発すると。あんな感じだった」と話した。この目撃者は「家が揺れた。戦争が起きたのかと思った。戦闘機がずっと飛び回っていて、いきなり家のそばで爆弾が爆発したりしたから」と語った。

 目撃者のチョン・ヘソンさんはYTNとのインタビューで、「飛行機が通り過ぎる音が、戦闘機の音がたくさん聞こえたと思ったら、ドーン!という音が聞こえた。家が数軒破損して、車もたくさん破損した。教会はほぼ半壊したとみるべきだ」と述べた。チョンさんは「(直接被害を受けた)その住宅以外にも、窓ガラスが衝撃で破損した住宅がたくさんある。教会の中には誰もいなかったそうだ」と話した。チョンさんは、事故現場は「70~80世帯が住む地域だ」と付け加えた。

 別の目撃者は聯合ニューステレビのインタビューで、「先日もジェット機が低空で通り過ぎたので、ちょっと危ないなと思ったんだけど、今日も家の中にいたらジェット機の音がとても大きくて、あ、近くに来るなと思ったら、急にバーン!という音がして家が屋根から揺れて、装飾具がみんな落ちた」と話した。

 この目撃者は「バーン!と音がするので何かが爆発したのかと思って外に出た。外に逃げたら、すぐに爆発して煙が上がった」と話した。この目撃者は、爆弾が落ちた場所から車で1分のところに住んでいるとして、「前は(戦闘機が)正常に高いところを飛んでいた。少し前からは、少し低すぎるなと思ったことが何度かあった」と付け加えた。

 京畿道北部消防災害本部は、6日午前10時5分ごろ、抱川市二東面蘆谷里(イドンミョン・ノゴンニ)のナンユ大橋近くの民家に爆弾が落下し、住宅や教会などに被害が出ているとの通報を受け、現場に出動した。この事故で重傷4人、軽傷3人の、7人の負傷者が出たと消防当局は把握している。消防当局はこの日、軍部隊の訓練中に戦闘機から爆弾が誤って落下し、民家が被害を受けたとみている。

ソン・ギョンファ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1185612.html韓国語原文入力:2025-03-06 14:28
訳D.K
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条約が「核抑止」を否定したことは、世界の世論と運動への大きな励ましです。私たち国会議員が、非締約国に「核抑止」論を乗り越え、条約に参加するよう呼びかけようではありませんか。

2025-03-06 | 核兵器禁止条約は世界の流れ!

2025年3月6日(木)

核禁条約第3回締約国会議

国会議員会議で発言(要旨)

 日本共産党の吉良よし子参院議員と笠井亮前衆院議員が3日に国連本部で開幕した核兵器禁止条約第3回締約国会議関連の国会議員会議で行った発言(要旨)は以下の通りです。

吉良よし子参院議員

 国会議員になってすぐの10年前、核不拡散条約(NPT)再検討会議にあわせたニューヨークでの国際会議で「核兵器全面禁止」を求めるスピーチをしました。2年後に核兵器禁止条約ができ、今日、第3回締約国会議が開催されたことを心から歓迎します。

 日本政府や核保有国が条約に参加しようとしない最大の障壁は「核抑止」論です。しかし、「核抑止」は失敗するかもしれません。条約も、日本の被爆者の訴えをもとに、「核兵器のあらゆる使用がもたらす破滅的な人道的結果を深く憂慮」(前文)してつくられました。「いかなる場合にも核兵器が再び使用されないことを保証する」には核兵器廃絶しかありません。

 条約が「核抑止」を否定したことは、世界の世論と運動への大きな励ましです。私たち国会議員が、非締約国に「核抑止」論を乗り越え、条約に参加するよう呼びかけようではありませんか。

 条約6条、7条にもとづく被爆者、核実験被害者支援と国際協力の具体化を促進するため、各国の国会が力を尽くすことも呼びかけます。ビキニ環礁での水爆実験によって日本の約1千隻のマグロ漁船が被ばくし、その3割は私の出身地・高知県の船でした。広島・長崎で「黒い雨」を浴びた人々、ビキニ被災船員も含め、いまだに何ら救済・補償されないまま日本と世界各地で核被害は続いています。市民社会の参加、非締約国の協力が重要です。

笠井亮前衆院議員

 私はこれまで、国際舞台で何度も被爆者の方々と活動してきました。2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議では、長崎の被爆者・谷口稜曄(すみてる)さんが、原爆で赤く焼けただれた背中の写真を掲げて「私を最後の被爆者に」と訴え、各国代表に感銘を与えました。この会議をきっかけに、核軍縮交渉に「人道的アプローチ」がもたらされ、核兵器禁止条約の成立につながりました。

 核兵器による被害は、広島・長崎への原爆投下の瞬間から80年後の今日まで続いています。私と同じ被爆2世には亡くなったり、奇形児の子どもを失った友人がいます。

 核兵器のいかなる使用も、人道上および安全保障上の壊滅的な結果をもたらします。核兵器の使用を前提とした「核抑止」政策は、全人類の安全を危険にさらすものです。軍拡競争をつくりだし、仮に抑止が破綻した場合、全世界にとって取り返しのつかない大災厄をもたらします。いまこそ「核抑止」論の呪縛を吹き払うため力をつくしましょう。

 日本政府は「核兵器の非人道性」を言いながら条約参加を拒み、米国の「核の傘」に依存し、大軍拡と核抑止力の強化に踏み出しています。それは東アジアの対立と緊張をさらに強め、地域の安全を脅かすものです。東アジアでは、包摂と対話で平和を構築することを提起しています。この地域でも戦争の心配をなくせば、「核抑止」の根拠もなくなります。

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和解は加害者の『お詫び』と被害者の『許し』で置き換えることのできない複雑な問題です。本当に和解できない関係もあり得るし、そういう時は『和解の不可能性』まで考えなければなりません」

2025-03-05 | 3・1独立運動の伝統を受け継いで

尹政権の対日外交の最大の敗着は、

加害者の論理で和解の過程を断ち切ったこと

登録:2025-03-05 06:40 修正:2025-03-05 11:54
 
国際和解学会のソウル大会を準備するナム・ギジョン・ソウル大学教授 
「韓国では『和解』をあまりにも簡単に言う…和解できない関係もある」
 
 
ソウル大学のナム・ギジョン教授が先月28日、ソウル中区のプレスセンターでハンギョレのインタビューに応じている=チョン・ヨンイル先任記者//ハンギョレ新聞社

 「韓国社会は『和解』についてあまりにも簡単に言うのではないかと思います。今回の大会を通じて、この点について真剣に疑問を投げかけてみようと思います。和解は加害者の『お詫び』と被害者の『許し』で置き換えることのできない複雑な問題です。本当に和解できない関係もあり得るし、そういう時は『和解の不可能性』まで考えなければなりません」

 ソウル大学日本研究所のナム・ギジョン所長職務代理は、7月14〜18日にソウル大学で開かれる国際和解学会(IARS)のソウル大会を準備している。韓国ではまだ馴染みのない「和解学」(Reconciliation studies)を研究する国際和解学会は、この問題について長い間取り組んできたドイツのフリードリヒ・シラー大学イェーナと日本の早稲田大学の学者たちが中心となって2020年に作られた。ナム所長は「和解学は対立解消学と記憶学のような平和学の一分野」だとし、「暴力行使などの衝撃によって関係が崩壊した後、これを回復していく過程について研究する学問」だと説明した。ナム所長は先月28日、ソウルプレスセンターで行われたハンギョレのインタビューで、「私たちは、ウクライナやガザなどで暴力が人生を破壊している姿を目撃している。いま停戦が議論されているが、和解の過程について深く考えず(停戦が)行われた場合、暴力の連鎖を防げないだろう」と語った。

 国際和解学会の大会は、学会の発足とともに開かれ始めた。2020年の第1回大会はウクライナの対立をテーマにドイツでオンラインとオフラインの混合方式で開かれ、以後日本(2回)、米国(3回)、ルワンダ(4回)、イタリア(5回)など大陸別に順番に毎年開かれている。ソウル大会は6回目。

 ナム所長は「学会側で今年の大会はアジアで開こうという意見が集まり、韓日関係などいろいろな『和解』問題を抱えている韓国が開催するのが良いという意見が出た」と話した。なかなか決断を下すことができず悩んでいたところ、シアル財団(シアルは種粒、民衆の意)が救いの手を差し伸べてきた。ナム所長は「財団のキム・ウォンホ理事長の勇断で大会事務局運営など財政支援を受けることになり、大会の開催を決断することができた」と語った。その後、昨年秋から事務局や組織委員会、執行委員会などを構成し、ホームページ(www.iars2025seoul.org/)をオープンした。現在は大会にふさわしく和解の韓国的意味について「基調講演」を行う演説者を確定するなど、いくつかの重要な詰めの作業を残している。

 大会期間中は全世界から参加したパネラー30人が和解をテーマに様々な発表を行う。韓国では組織委員会を構成する団体であるシアル財団(朝鮮半島の平和に対する周辺国の立場と国内の対立する視線)、金大中学術院(和解の政治家、金大中)、対話文化アカデミー(日本軍「慰安婦」問題と対話)、アジア平和と歴史研究所(誰が和解を語ることができるのか)、外交広場(転換期における終戦の定義)、平和財団(平和と和解のためのアジアの宗教間対話)などが参加する。日本からは東芝国際交流財団、 渥美国際交流財団などの参加が予定されている。

 「韓国だけを見ても、韓日の和解、南北の和解、済州(チェジュ)4・3事件や5・18光州(クァンジュ)民主化運動などの国家暴力による犠牲など、和解しなければならない問題があまりにも多い。様々な問題で関係が破壊されたら、和解の過程を通じてこれを乗り越え、『原状回復』をしなければなりません。そのような過程で再発防止策が導き出されるべきです。原状回復が不可能な場合は、新しい関係を作らなければならず、時には和解が不可能な場合もあります。和解というのはあまりにも『難しい』過程なのに、韓国ではこの言葉が簡単に使われ、汚染された形で使われる場合もあります」

 和解という言葉が汚染された極端な例が、映画『シークレット・サンシャイン』(イ・チャンドン監督、2007)でみられる加害者が自らを許す状況や、和解のために植民地出身女性の被害者に加害者である日本人男性の論理まで理解することを求める『帝国の慰安婦』(2015)のような試みだ。ナム所長は「和解とは、加害者の責任所在の把握とそれに立脚した処罰の過程を飛び越えるのではなく、そのようなことを含む過程」だとしたうえで、「この過程で映画『シークレット・サンシャイン』のように、被害者が神の力を借りて努力しても和解できない可能性もあることまで考え、議論しなければならない」と語った。そのような意味で、和解学は社会科学と歴史学を越え、必然的に人間の本質について問う神学と倫理学につながる。「映画『シークレット・サンシャイン』の最後の部分で、俳優のソン・ガンホがそうしたように、ただそばにいることが和解の不可能性と可能性を同時に示していると思います。これは加害者と被害者の間の和解ではありませんが、和解に向かうための入口になり得ます。ここまで努力しなければならない理由は、私たちがより良い共同体を目指すべきだからです」

 
 
                      ソウル大学のナム・ギジョン教授=チョン・ヨンイル先任記者//ハンギョレ新聞社

 ナム教授は革新陣営の代表的な日本専門家でもある。彼は和解学の枠組みから見た時、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権がこの2年半にわたり行ってきた「対日外交」の最も大きな敗着は、加害者の論理をそのまま受け入れ「和解の過程を完全に断ち切ったこと」だと語った。「尹政権の対日外交の最大の過ちは、『これ以上謝罪するわけにはいかない』という安倍談話(2015)の論理に立った日本のやり方に、韓国が同意したことです。和解は長期的に未来に開かれていなければならないのに、これを断ち切ってしまったのです」。ナム教授はそのような意味で、尹錫悦政権の対日外交は「朴正煕(パク・チョンヒ)大統領時代に韓日国交正常化で作られた『65年体制』を克服することよりも、韓国の政治と外交にさらに大きな障害として働く可能性がある」と懸念した。

 幸いなことは、尹政権が推進しようとしていた韓日パートナーシップ宣言(金大中-小渕宣言)2.0プロジェクトが12・3内乱事態によって中断された点だ。「尹錫悦政権の2.0宣言は、歴史問題はすべて終わらせ、韓日が無限に積極的な安保協力に進もうというものでした。事実上、準同盟になろうということでした。これは韓国外交の選択肢を非常に狭める結果をもたらしたはずです」。ナム教授は「この計画が中断されたおかげで、韓日が再び(韓国に対する植民地支配の不当性を認めた)菅談話(韓国併合100年談話、2010)から出発できる可能性が開かれた」と語った。

 「韓日関係は対称的かつ水平的な関係に向かっています。韓国は先の植民地支配を『違法』と捉え、日本は菅談話に戻り『韓国人の意思に反して』行われた強制的支配だったと認識するようになれば、両国間の溝ははるかに浅くなります。今後、このような溝を埋めようとする取り組みが必要です」。この至難な過程がナム教授の言う和解であるように聞こえた。

キル・ユンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/1185302.html韓国語原文入力:2025-03-04 21:12
訳H.J
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「未来をつくる若い世代のみなさんへ」の入党の呼びかけは、本日付に全文を掲載しました。「働く仲間のみなさんへ」の入党の呼びかけは、党公式ホームページに掲載しています。

2025-03-04 | 日本共産党へご協力を!

若い世代と働く仲間への

二つの新しい「入党の呼びかけ」ができました

 新しい「入党の呼びかけ」ができました。

 「未来をつくる若い世代のみなさんへ」の入党の呼びかけは、本日付に全文を掲載しました。「働く仲間のみなさんへ」の入党の呼びかけは、党公式ホームページに掲載しています。

 この二つの新しい「入党の呼びかけ」を思い切って活用し、「集い」を軸に、要求対話・要求アンケートなど結びつきを生かし、青年・学生、労働者、真ん中世代への入党の働きかけを広げ、党に迎えていきましょう。

 (参院選勝利・「大運動」成功推進本部)

◆未来をつくる若い世代のみなさんへ――日本共産党への入党を心から呼びかけます

https://www.jcp.or.jp/web_jcp/2025yobikake-y.html

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◆働く仲間のみなさんへ――日本共産党への入党を心からよびかけます

https://www.jcp.or.jp/web_jcp/2025yobikake.html

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