まだ暗い朝 家を出て始発の電車に乗る
驚いたのが座れなかったことで さらにびっくりしたことには 終点で多くの人が走り出して改札に向かったことだ
少なくとも今までの記憶には無かったこと
乗り換えの本数がこの時間はまだまだ少ないから 私とて1本逃せば10分以上は待たねばならなくなる
というわけで私も走ったのではあるが こんなにも朝早くから家を出る人が多いとは
それは品川の駅でも同じで 新幹線入口のシャッターが上がると同時に駆け出す人々
なんともせわしない日本である
無事に新幹線に乗った私は 本日のシミュレーションをする
昨年は荷物をロッカーに入れ忘れたために一日中重い荷物を背負って歩くはめになったことを教訓として 今年はまず駅でのロッカー探しから始める
この日の目玉は 南禅寺そばの蹴上にある琵琶湖疏水関連の見学と 清水さんのそばにある旧松風嘉定邸 そして昨年の豪雨で断念した大山崎山荘美術館を見ること
ルートと時間配分をあれこれ考える
8時過ぎに京都到着
さぁ 旅の始まりだ
友達から何度もバスに乗れと言われたのだが どうも京都のバスに不慣れな私は乗る勇気が無い
勘に頼って適当に乗った挙句 とんでもない場所で降りて慌てて戻るみじめな姿が水晶玉の中に見えるのだ
蹴上(けあげ)には地下鉄で行く
出口で失敗した
ねじりまんぽとインクラインを見るためには 反対側に出なければならなかったのだ
目の前の通りの信号は遥かかなたにあり 速度を上げた車が走る中を縫って渡る勇気は無い(東京では状況に応じて時々信号無視をして渡ることもあるが 良い子は決して真似してはいけない)
仕方ない
再び地下鉄の入り口に戻り 道路の向こう側に出る
私は今回の旅行の計画を立てるまで ねじりまんぽのことも インクラインの存在も知らなかった
「ねじりまんぽ」ってふざけた名前だな なんて最初は思ったのだが 「まんぽ」とは中部・近畿地方で言うトンネルのことであり 文字通りそのトンネルの煉瓦積みがねじれているからそう呼ばれている
何故ねじれているかというと この上にあるインクラインとトンネルが直角ではなく斜めに交差しているためであり そういう斜架拱ではこの工法を取ることで強度が増すということを 実はこの日記を書いている今 初めて知った
まぁ なんとなく感じはわからなくもない
そうは知らない私はそれでもトンネルをくぐった時に なんて面白い積み方をしているんだろう と非常に奇妙に感じたのだが さて 初めに学習ありきか 後から調べてみて納得するかは今後の課題でもある
詳しく知っていたら さぁ これがその「ねじりまんぽ」です!ジャジャ~ン とばかりの写真を撮ってきたのだがと残念ではあるが トンネル右側の入口付近がわかりやすいかと思われる

驚いたのが座れなかったことで さらにびっくりしたことには 終点で多くの人が走り出して改札に向かったことだ
少なくとも今までの記憶には無かったこと
乗り換えの本数がこの時間はまだまだ少ないから 私とて1本逃せば10分以上は待たねばならなくなる
というわけで私も走ったのではあるが こんなにも朝早くから家を出る人が多いとは
それは品川の駅でも同じで 新幹線入口のシャッターが上がると同時に駆け出す人々
なんともせわしない日本である
無事に新幹線に乗った私は 本日のシミュレーションをする
昨年は荷物をロッカーに入れ忘れたために一日中重い荷物を背負って歩くはめになったことを教訓として 今年はまず駅でのロッカー探しから始める
この日の目玉は 南禅寺そばの蹴上にある琵琶湖疏水関連の見学と 清水さんのそばにある旧松風嘉定邸 そして昨年の豪雨で断念した大山崎山荘美術館を見ること
ルートと時間配分をあれこれ考える
8時過ぎに京都到着
さぁ 旅の始まりだ
友達から何度もバスに乗れと言われたのだが どうも京都のバスに不慣れな私は乗る勇気が無い
勘に頼って適当に乗った挙句 とんでもない場所で降りて慌てて戻るみじめな姿が水晶玉の中に見えるのだ
蹴上(けあげ)には地下鉄で行く
出口で失敗した
ねじりまんぽとインクラインを見るためには 反対側に出なければならなかったのだ
目の前の通りの信号は遥かかなたにあり 速度を上げた車が走る中を縫って渡る勇気は無い(東京では状況に応じて時々信号無視をして渡ることもあるが 良い子は決して真似してはいけない)
仕方ない
再び地下鉄の入り口に戻り 道路の向こう側に出る
私は今回の旅行の計画を立てるまで ねじりまんぽのことも インクラインの存在も知らなかった
「ねじりまんぽ」ってふざけた名前だな なんて最初は思ったのだが 「まんぽ」とは中部・近畿地方で言うトンネルのことであり 文字通りそのトンネルの煉瓦積みがねじれているからそう呼ばれている
何故ねじれているかというと この上にあるインクラインとトンネルが直角ではなく斜めに交差しているためであり そういう斜架拱ではこの工法を取ることで強度が増すということを 実はこの日記を書いている今 初めて知った
まぁ なんとなく感じはわからなくもない
そうは知らない私はそれでもトンネルをくぐった時に なんて面白い積み方をしているんだろう と非常に奇妙に感じたのだが さて 初めに学習ありきか 後から調べてみて納得するかは今後の課題でもある
詳しく知っていたら さぁ これがその「ねじりまんぽ」です!ジャジャ~ン とばかりの写真を撮ってきたのだがと残念ではあるが トンネル右側の入口付近がわかりやすいかと思われる
