まくら

夜明けが一番遅い時だというのに　５時過ぎに起床

ラジオを聞いていたら　今日は「まくら（枕）の日」なのだそうだ

な～んでか　な～んでか　それはね・・・（堺すすむの「なんでかフラメンコ」より）


枕は英語で「ピロー」

でもって　１が「ピ」（１をピンということから）　６が「ロー」　なんだそうだ

うっ　く　くるしい～～～

いくらこじつけとは言え　あまりに・・・

でもまあ　とにかく一般財団法人日本記念日協会が認定した　そうな


私は　枕にはまったくうるさくない

枕が変わると眠れないということは　今まで皆無

ビジネスホテルでも　幾つか違う種類を用意しているところもあるけれど　私は何でも大丈夫である

シングルなのに二つ置いてあるところもあり　足の下に置いたり　背中に当てたり　抱き枕にする人もいるのだろうけれど　私は一つで良い

外国のホテルでは　枕は幾つ用意しましょうか　と言われて　そうね　じゃ６個ほど　ということもあるとか

確か　なんとかピロウと言って　クッション的な役目も果たしているらしく　中にはただの部屋のアクセントということもあるらしい

おしゃれではあるけれど　邪魔くさいなあ


枕と聞いて　何故か頭に浮かんだのが「枕詞」

あおによし～　しろたえの～　たらちねの～　などなど　多くの人は幾つかは思いつくだろう

久しぶりに思い出して　実に不思議な言葉だと今更ながらに感じる

後に来る言葉を誰もがこれだ！とわかる仕組みだけれど　なぜにこのような？

たとえば　私なら　「鉄腕」といえば「アトム」だけれど　今の人なら「ダッシュ」かなあ

そういえば　「草枕」も枕詞


面白い「まくら」といえば　落語の「マクラ」

さりげない日常の話でなごませてから　次第に噺の世界へと誘う

時に　本筋よりもこちらの方が面白いと思うこともある

小三治さんの「マクラ」は本にもなっているが　私の大好きな本のひとつ


かの有名な『枕草子』も思いついたのだが　そうえいばあの「枕」とは何かなんて　今まで考えたこともなかった

どうやら色々と説があるらしいとまではわかったが・・・・

私は　手書きの日記を　夜　布団の中で寝ながら書くことが多かったので　それと重ねるとイメージとしてはぴったりではあるのだけれど　まさか彼女がそんなお行儀の悪いことをしていたとも思えないし　しかも筆の時代だしね

粗忽者の私なら　必ずや布団を墨で汚したであろう

枕には　当然　男女の仲を匂わせる言葉もあるけれど　まくら投げ同様　どうやら私には縁がなさそう～＾＾

なんてところで　枕談義はお仕舞


買い出しかたがた家を見に行ったら　樋を取り付けていた

気温は低い日になったが　晴天で風が無いせいか　そう寒さは感じなかった

あと２１夜　雪よ　降るな！