私の日課に床拭きが加わってから2週間ほどになる
一度始めてしまうとやらないでは気持ちが悪くなり 結果今のところ 汗を床に落としながらも毎日やっている
ふと 昔を思い出した
何があったのか5年生の夏休み 縁側を毎日拭くというのが母と私の約束事になった
夏休みが終わってもそれを続けることとなり 結局それは小学校卒業まで続いた
それでお小遣いが増えたのかもしれないし 今となってはそれも定かではないけれど ともかく私は寒い冬の日も続けたのだが 思うに姉にはそういった決められた家の仕事は無かったと思う
なんで私だけがやっていたのだろうか・・・
きょうだいというのはそれぞれが 「ひいきしている」とか「ずるい」とかって 子供の頃はよくそんなこと言っていたものだけれど
母は あの頃の私は本当に良い子だったと
いつからか・・・(いつまでも良い子であり続けるとは限らない)
汗をぽたりとたらしながら一階の床と階段を乾拭きしていると どういうわけだか前の家のことや子供の頃のことを思い出す