体調が悪かった時に 食べられるものを求めて毎日のように買い物に出ていたことは もう何度か書いている
それが習慣になってしまったのか 最近買い物に行く回数が格段に増えた
少しでも歩けば運動にもなるし それはそれで良いのだが 先日 あることに気が付いた
私がスーパーに行くたびによく見かける男性のご老人がいるのだ
ひとりで来ているらしいその人は 腰は曲がり気味で かなり高齢の様子
私は午前中の それも早い時間に行くのだが その人も時間が決まっているのだろう
買う物はそう多くも無く 買い物かごを持っていない時もある
いつも一人なところをみると 一人暮らしなのだろうか
まさか散歩でも無いのだろうが 食欲不振なのか 美味しいものを探しているのか それとも運動のつもりなのか そんなことは大きなお世話だろうけれども 食だけはだれでも省くわけにはいかないから 何となく気になってしまう
私はといえば 今は以前の様に見る物のほとんどが美味しそうに見え カロリーや糖質の数字を見ては頭の中で計算し 溜息ひとつ
それでも あの時のことを思い出しては 今がどれだけ幸せかと思い直している