「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」
3月3日のひな祭りの日に生まれた雛(ひよこ)がわが家にやってきました。
昨年、大学の環境社会学部を卒業して百姓見習いをしていたMくんが
にわとりを飼ってみたいといい、
倉庫のなかに、ひよこの育すう舎をつくりました。
長年、倉庫に眠っていた「バタリー育すう箱」の登場です。
Mくんとともちゃんが中村リンクまでひよこをとりに行き、
わが家に、15年ぶりくらいにひよこがやってきました!
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タマゴから孵化したばかりの初生雛(しょせいひな)。
「ロードアイランドレッド」という卵肉兼用種の赤鳥の原種で、
日本の地鶏の多くは、この雌と掛け合わせて作出されています。
陽なたくさいような、黄身の香りのような
うまれたばかりのなつかしいヒヨコのにおい。
フワフワで、軽くて、ちっちゃくて、かわいーい。
ひよこを育てる床には、新聞紙を敷いて、
タマゴの黄身をまき、餌付けします。
驚かさないようにおなかの下に手を入れて、
そっと育すう箱のなかに移してやります。
お目めもパッチリ、ちゃんと一人で立っていますよ。
生まれたばかりのヒヨコは、おなかの中に黄身のお弁当を持っていて、
72時間は何も食べなくてもだいじょうぶ。
とはいえ、はじめて口から食べるのも卵の黄身。
環境が変わって、さいしょは少しとまどっていましたが、
すぐに黄身をついばみ始めました。
暗くなってから、そっと見にいったら、寝ていました。
ひよこは、ぼた餅のようにべたっとおなかをつけて寝ます。
寒からず暑からず、ちょうどよい具合のようです。
懐中電灯で照らしてと写真を撮ったら、
あっ、起こしてしまいました。
自然卵養鶏では、孵化してから卵を産むまで約半年。
時々、ひよこの育ち具合を報告しますね。
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ぼた餅みたいに~、という表現、かわいいなぁ。
どんなふうに大きくなっていくだんろう。