熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

特許コンサルティング続き

2008-08-15 10:04:07 | Weblog
コンサルティング提携企業から依頼のあった発明提案書3件の最後の1件を作成し、送付しました。

2週間で3件は、かなりキツカッタデスネ。
まあ特許出願の経験がほとんどない企業で、営業技術分野の方が大半なので、発明抽出からしなければいけないので、思ったより時間がかかりました。

私の発明抽出の方法は、日常業務活動の一環として実施しますので、特別な会議ではありません(業務報告・改善会議に参加して発明を抽出していく)。

そのためか、かなり評判がいいです。

今までの発明検討会は、発明者が発明を抽出するように指示を出し、発明抽出が終了したら発明検討会を開くという、特許庁の審査に似たような活動だったそうです。

これでは、開発・営業部門が嫌がるのも無理がありません。
上から目線ですからね。

知財部門も意識改革が必要です。
いわゆる「お客様(発明部門)は神様です」の考え方です。

発明部門の本来業務活動を阻害することなく、特許出願活動を促進するという困難な目標を掲げて頑張るべきだと思います。

知財戦略を策定して、企業のトップを動かし、知財活動を促進するという活動は必要なのですが、知財部門がトップと同じ意識(指示するだけ)ではいけないと思います。

もっと、発明部門サイドに立って、きめ細かな対応が必要だと思います。

困難な目標を掲げて達成していく姿を発明部門に見せることができれば、良い知財活動になると思うのですが。

有言実行(北島選手を見習って)!!




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