熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

これでは信用できない

2018-02-15 21:17:05 | Weblog
神戸製鋼所の製品データ改ざん問題を巡り、日本原子力研究開発機構は十四日、神戸製鋼に委託した、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の地層処分に関連する研究データに不正があったと発表したそうです。

この研究は2012年度~2014年度に旧原子力安全・保安院と原子力規制委員会から委託を受けた機構が、神戸製鋼に再委託し、子会社のコベルコ科研が実施したものです。

神戸製鋼の内部調査で、核燃料の被覆管として使われている合金の腐食に関するデータに、機構に納めた報告書と内部の実験記録が合わないものが複数見つかったということです。

機構は、規制委に報告し、規制委は詳しい調査を指示したとのことです。

規制委によると、データの改ざんなどが確認された場合、委託研究のやり直しを求める可能性もあるということですが、当たり前ですね。

問題は、この研究データの不正の原因は何かです。

おそらく担当者のミスが原因と報告されるのでしょうが、合金の腐食データがあまりにも早く腐食しているので、そのまま発表すると都合が悪いので誰かの支持で改ざんしたのではないでしょうか。

裁量労働制のデータも事実とは異なるデータが国会で報告されていたのですから、話になりませんね。

これでは政府が何を言っても誰も信用しませんね。

森友・加計問題で信用を無くし、さらに裁量労働制のデータ、核のごみ処分データで信用低下を不動のものにしたようです。

安倍政権の説明で用いられるデータは、開山されている可能性が高く、しかも誰も責任を取らないという最悪の政権です。

国民が責任追及をするしかないでしょうね。








ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。


特許・知的財産 ブログランキングへ

 
弁理士 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする