熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

あんぽんたんは辞めろ

2021-08-11 21:26:04 | 政治
新型コロナウイルスの「第5波」で感染者が急増しています。患者を治療してきた「インターパーク倉持呼吸器内科」(宇都宮市)の倉持仁医師は「(菅義偉首相は)至急、おやめになった方がいい」と発言し、反響を呼びました。

倉持医師は、「新型コロナは流行当初は治療法が確立していませんでしたが、現在は、発症の早期からCT検査(X線による画像検査)をして、医師が経過をきちんと見て適切に治療をすれば、ほとんどの人が死なずにすむ病気になってきています。
しかし、あの政府方針が実現して治療が遅れたら、防げたはずの重症化が防げなくなる。本来は死なずにすむ病気でも、政治家が政策を間違えることによって、相当数の人が死ぬ病気へと早変わりをしてしまうのです。」と危機感をあらわにしていました。

「ある患者さんに入院が必要かどうかは、診察した医師にしか分からない。政治が一律に線をひくことはそもそもできません。
官邸主導が強まり、現場のニーズを分かっていない人たちが政策をつくっているのではないでしょうか。現場の話に耳を貸さないし、見てもいない。だから、現実に合わない政策が出てくるのだと感じます。」

本当にその通りだと思います。

あんぽんたんは早急に辞めた方が国民のためだ。



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オードリー・タン

2021-08-11 14:13:52 | 
早川友久さんが書かれた「オードリー・タン 日本人のためのデジタル未来学」を読みました。

この本には、オードリー・タン語録が書かれています。

その中で、印象に残った言葉のいくつかを紹介します。

「デジタルの側が、苦手な人に寄り添うことも重要です。パソコンとキーボードが苦手なら、タブレットとペンを使えばいい。テクノロジーはあくまでも人間の手伝いをしてくれるもの。使う側の人間が事由に選ぶようにすればいいんです。」
デジタルが分かる人だけを相手にするようなプログラムは意味がないですね。

「政府がなにかを決定する前に、その決定を下すまでのプロセスを社会にきちんと提示することです。」
その柱となるのが「説明責任」であり、「政府と社会が一緒になって同じ目標に向かって動くこと」であり、それを実現するのが「お互いの信頼を生み出すデジタルなプラットフォームの構築」ですね。

「アプリやプログラムを開発するプログラマーに欠けた想像力を養うために効果的な方法は、自分の設計したプログラム一番使えないだろうと思われる人達のグループに送りこむことです。そうすれば彼らがなにを使えないのか、なぜ使いにくいのかという感覚をプログラマーは明確に理解できるでしょう」
我が国のデジタル庁に聞かせたい言葉です。

「政治参加を促すには自分の一票が非常に大切なんだという意識を持たせることが大事なんです」
ネット抗議で黒川氏の定年延長を阻止した経験が生きてくるといいですね。

「物事を最終的に判断するのは人間であってAIではない」
過剰にAIを恐れる必要はありません。

「最終的に誰もが受け入れられるような、新しい解決策を創造するのが本当の民主主義の意義」
「新しい解決方法を創造するには、古い考え方に対する批判的思考に、現代社会に生きる私たちの多くが受け入れられる共通の価値観を加えた、未来への自由な思考を行うべきです。これが標準的な答えに囚われない標準的な思考です」

「前例や慣習に囚われ、限られた人たちで進めていたら、デジタル革命は間違いなく不可能でしょう」
デジタル庁は、限られた人たちで不透明なやり方をするんだろうな~。

「社会イノベーションとは、皆なの問題は皆で解決することです」

「自分とは異なるさまざまな考え方をする人の話を絶え間なく聞き続けること」

「弱者にも活躍の場を提供することが政治の仕事」

オードリーが日本に来られないのは、日本政府が中国の批判を気にしていることだそうです。

情けない話ですね。

優秀な人材と意見交換するのに、国境や政府の考え方は関係ありません。



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