熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

生命科学

2021-10-02 19:38:22 | 
石浦章一さんが書かれた「生命科学講義」を読みました。

この本は、副題に「小説みたいに楽しく読める」と書かれているように、基礎知識がない人でも楽しく読めます。

「生命科学のおはなし」「進化のおはなし」「遺伝のおはなし」「DNA鑑定と歴史の謎」
「データを見るときの注意点」「遺伝子組み換えとiPS細胞。ワクチン」「環境と生物、放射
能」「ゲノム編集の最新事情」について分かり易くかかれています。

新型コロナウイルスのパンデミックで分かったことの一つに、科学技術に対する各国の政府の立場がありますね。

アメリカは国難にもかかわらずここ20年科学研究費の増額を続けています。
これがワクチン開発の成功につながり、世界中の多くの人の命を救いました。

それに比べてワクチン開発で後れを取っている日本の貧しい科学の現状は21世紀に入ってからの研究費の持続的削減から来ていることは明らかです。

科学を国策にする以上、科学に理解のある政治家の存在は不可欠です。

岸田さんには、菅首相が任命を拒否してその理由を語らない愚かな判断を覆して、日本学術会
議の任命拒否された6名の委員を任命してほしいですね。

そして研究予算を増額して、大学の研究者が任期付きというような不安定な状態で研究を続けることのないように待遇を改善してほしいですね。

安倍・麻生支配からのだっきゅくを目指して、森友問題、桜を見る会問題、加計問題に大ナタを振るうことができれば見直すのですが。

無理かな~。



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