熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

理の人

2024-03-09 20:50:53 | テレビ番組

NHKEテレで放送していたETV特集 膨張と忘却 ~理の人が見た原子力政策~」を観ました。

「長年、国の原子力政策に関わった研究者・吉岡斉氏が残した数万点の未公開資料「吉岡文書」が見つかりました。

科学技術史が専門の吉岡氏は1990年代から国の審議会の委員などを務めていました。

「熟議」や「利害を超えて議論を尽くすこと」を求め続けた吉岡氏はそこで何を見たのか。

「吉岡文書」に加えて今回独自に入手した内部文書や関係者の証言などをもとに国の政策決定の舞台裏に迫る注目の番組でした。

この番組を見ると、政治家や官僚、企業や大学の関係者で構成する、いわゆる原発村の住人による国民を無視した自分たちの利益獲得に奔走する姿が良くわかりますね。

形骸的な専門家委員会を立ち上げて国民を騙す手口は、原発に限らず多くの事業で見られます。

まあ、簡単に騙される国民もいけないのでしょうが・・・

日本人は騙されやすい国民です。

被統治能力が優れているという皮肉を言われます(管理しやすい国民)。

今、問題になっている自民党の裏金問題も騙されてしまうのか。

有権者を越えるレベルの政治家はいない。

結局、国民のレベルを上げなければ問題は解決しないということです。

 

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